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これは友達の家にあって、他の友人達が話しているのにも関わらず
思春期で一番、夢中で全巻読んだ作品です。とにかく、画風が凄く
個性的で、「DEATH NOTE」や「天上天下」などの絵が綺麗な物
しか受け付けない人はお薦め出来ません。しかし、構成力と演出は
前者よりも圧倒的に面白いです。主人公を襲おうとする化け物が、
段々人間の優しさや勇気、諦めの悪さを見て主人公と一緒に人間に
仇なす妖怪達に立ち向かっていく様がカッコいい。特に最終局面での
ラスボスの意外な弱点や誰もが思う事をさらっと描くなんて藤田先生は
本当に少年漫画を熟知しているなと思いました。さらに、最後は泣けます。
途中でもハラハラしますけど、完結した後でガッカリする事は無かった最高傑作
は「うしおととら」しかありません。哲学や恋愛要素はほぼ無いですが、ともかく
何も考えずに熱くなれよと読者に問い掛ける一品です。読んで損は無いと思います。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-04-05 19:37:04] [修正:2010-04-05 19:39:26] [このレビューのURL]

素晴らしい、実に素晴らしいホラー漫画。
視覚的にも精神的にもグロい。だがそれこそホラー。
一話完結型漫画としては、一つ一つの完成度が今まで見た中で総合的に最も高いといっても過言ではないほど。
だが掲載紙、表紙などでスポットライトが当たりにくい位置にいる漫画。

個人的には(何話目か忘れたが)彼女が蟲になる話が最高のバッドエンドだと思う。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-01-13 11:03:28] [修正:2010-04-04 01:52:10] [このレビューのURL]

「ネムルバカ」に間接的に繋がる作品。
親子の交流話ですが、「それ町」「ネムルバカ」と比べてローテンションな内容で、パッとしませんでした。

「響子と父さん」という題名ですが、この作品は「親子」より「家族」をテーマとしています。
親父と響子の話よりも途中から出てくる家出した妹・春香をめぐる内容の方が本当に描きたい事だったのではないかと。(結婚の話もそうですし)
でも結局妹がどうなったかについては作品内では微妙なオチであやふやになっているのがまた残念。
同時収録されている「ネムルバカ番外編2」に繋がってようやく腑に落ちる感じです。

作者のファンなら・・・程度にお薦めします。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-03-23 00:27:39] [修正:2010-04-03 23:47:26] [このレビューのURL]

釣りが好きでなくても面白いです。良かった頃の昭和の田舎を思わせる風景と、作中ではあまり触れられないが決して恵まれた境遇ではない三平の釣り三昧ライフが、下手な海外旅行やSFよりも異世界観があり、気がつくとときどき読んでいます。前半の日本にいる時期が面白いです。海外に足を運び出す頃から、大仰な「ドラマ」が鼻につく傾向があり、密度が薄くなる傾向があります。
釣り竿もって国会議事堂に向かう最終回は、永遠の夏休みみたいな雰囲気から、突然想定外の方向へ行ってプッツリ終わった感があって、結構衝撃的でした。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-04-03 23:33:36] [修正:2010-04-03 23:33:36] [このレビューのURL]

10点 寄生獣

この作品が評価されている一因は時代だと思います。

この作品が始まったときまだ私は生まれてすらいなかったのですが、
当時は凄い衝撃だったのだろうと容易に想像出来ます。

最終巻のあとがきで作者自身が語っているように、
当時はまだこんなこと(人間こそ悪魔だとか)言う人は世間一般にはあまり居なかったのでは。今ではやたらいますけど。

中には中二臭いなんていうレビューもありましたがこれらの作品の影響を受けた少年漫画なんかが増えたから、そういう印象を持つ人もいるのだと思います。

終わり方は、否定的な意見もあるようですが私は最高だと思いました。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-04-03 13:35:37] [修正:2010-04-03 13:35:37] [このレビューのURL]

素直に楽しく読めるマンガです。

ミステリー+バトルって感じです。
初めの内はなんだかよくわからない展開ですが、謎が解けていくうちにのめり込めます。
絵もきれいで読みやすいです。

今後の展開に期待大です!

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-04-02 14:34:41] [修正:2010-04-02 14:34:41] [このレビューのURL]

7点 DEATH NOTE

L対キラの対決は非常に面白かったです
ニア対キラはグダグダした感じが否めなかったので減点ですが
前半部分と終わり方が秀逸だと思ったので7点
あとキラの時折見せる腹黒い顔がたまらなく好きでした

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-03-28 08:29:04] [修正:2010-04-01 06:44:42] [このレビューのURL]

 人の善悪、愛と狂気を描ききった傑作。
主人公の狂四郎の心の強さに惹かれるし、
弱さに共感する。完全な人間なんていない、
全ての登場人物が持つ心の弱さがこのマンガ
をより深いものにしていると思う。予想が
つかない展開も素晴らしい。おすすめ。

八木編、アルカディア編が個人的に好き。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-03-30 20:26:18] [修正:2010-03-30 20:26:18] [このレビューのURL]

2点 Doubt

きれいな画だし、Sawのノリが好きだからこの雰囲気も好きだったが…正直立ち読みで本当に良かった。買って読んでたら、ものすごく後悔する内容。

雰囲気を楽しんで、ミステリーとしては読まないことをお薦めします。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-01-19 05:21:48] [修正:2010-03-30 14:31:42] [このレビューのURL]

はじめてジョーを読んだのは高校の時。
スポーツ漫画としての描写のリアリティにはツッコミ所は沢山あると思います。
しかし、ジョーを読んでから数年経ちますがこの作品以上に読んでいて熱くなった、熱中できたスポーツ漫画は未だに出会っていません。

この作品の特徴として、作中通して雰囲気が暗く孤独感が漂う点があげられます。
ジョーは身寄りもなく、ボクシング以外にも本当に熱中するモノがない孤独な天才です。
恋愛にもうつつを抜かさないし、ライバルとの友情なんかも芽生えません。(ジョー自身がそういう事に関心がない)
それに加えて有名な力石徹との因縁や、カーロスリベラの変貌など周囲も少なからず不幸である為本当に暗い。
その分ジョーがドヤ街の連中と一緒に一瞬ホセ・メンドーサの事・ボクシングの事を忘れるあのカットなんかは非常に印象的。

その他印象に残る名シーンも多いです。
力石との戦い、紀ちゃんとの間に決定的に壁が出来てしまったあのシーン、カーロスとの熱戦、西のリタイア、チャンピオンホセ・メンドーサとの決戦の直前の白木葉子、そしてホセとの試合を終えた後からラストまでなどなど・・・
もちろんリング上でのジョーの熱い語りの数々も外せません。
感じた事、印象に残った場面などが他のレビュアー方とかぶりまくってしまったのは仕方ない・・・それだけの名作です。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-03-30 00:24:59] [修正:2010-03-30 00:24:59] [このレビューのURL]

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