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祝!連載再開ーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!

うぅ…全く…休載を叩かれて低評価されたりしてきましたが…それも去年まで!もう「休むな」とか「まじめに仕事しろ」とか言われないで!

これもひとえに、FANが根強く待っていたからこそだと思う。
そしてセーラームーンの作者であり妻の武内さんの支えのおかげ。
ハードル上げに上げてしまったキメラアント編だが、冨樫先生のがんばりに期待したい!

本っっっ当に最高の年始めだ!ww


それはさておきレビューっすね。。

内容はハンター試験もキルア家も天空闘技場もほんとにいい!
カストロ対ヒソカは、これから始まる頭脳戦込みバトルの序章、地味だけど好き。
旅団編は本当にすごかった。頭脳戦、占い、バトル、全部好き!
G・I編はちょっと世界観になれるまで時間がかかったかな。世界観の完成度は高いけど、修行メインで失速した感があった。
キメラアント編は、物語の集大成的な位置づけになってきてますね。とりあえず旅団メンバー+カルトの能力がわかっただけでも良かったw

他のレビューワーさんも言ってたけど、冨樫先生はG・I編で終わらせるつもりだったんだと思う。キメラアント編は編集部による引き延ばし、だからボイコット的に休載したんじゃないかな?
バクマンでも抗議の際は作家はボイコットだったし、意外と伏線だったのかもw
幽遊白書のときにも編集部と揉めたらしく、仲が悪いのは確か。
本人の希望する月刊アフタヌーンに移ってくれるといいのに。集英社は一度手に入れた逸材を離さないからなぁ、ほんと。

画については、これから読む人が注意するほど悪くないと思います。
別にFANだから、最近の作画を甘やかしているつもりはありません、ただ作画で作品を評価することは僕自身はしませんし、言うほど酷いものではないかと。(もちろんジャンプでの作画は酷いですがw)

好きすぎて誉めっぱなしですが、一つだけ…
ゴンが…主人公が好きになれないっ。。。
これは今のジャンプ全般に対して感じるのですが、主人公に魅かれない。ルフィも一護もトリコもアゲハも。ナルトなんか特に。
何でだろう…ルックス的な要素もあるんだろうけど。正義漢・熱血漢すぎるのは少年漫画だからしょうがないとして、たぶん毒がなさすぎてギャグも言わないからだろう。まっすぐすぎて人間味に欠けると言うか。
あと脇役・敵役に魅力的なキャラが多いことも、相対的に主人公の魅力を下げているのかも。
でも、最近の蟻編でピトーに対する激情を見て、私怨に駆られて行動するゴンに人間味を覚えた。感情移入もできるようになったし問題解決!髪伸び過ぎでもおkだよ!

結論:最高の漫画だっ!!


(2010年7月更新、【雑誌で読んでても全巻所持】、以下ネタバレ注意)

また休載してしまったわけですが、連載再開時に「今年は休載しないようできる限り頑張ります」って言ってたから、この漫画の魅力を振り返りながら信じて待つことにします。

少年漫画らしく力任せに、そうかと思えば卓越した頭脳戦・心理戦を展開し絶妙な「駆け引き」を堪能させてくれるこの作品。それだけでも心の底からぞくぞくしちゃうのですが、個人的に他の少年漫画と決定的に違うところは、キャラがいつ・どのタイミングで退場するか全くわからないところだと思います。

どんなに魅力的なキャラであろうが、あっさり退場させてしまう潔さ。
パクノダの最期は確か小学生の時でしたが、みんな相当嘆いてました(最近だとピトーか…)。
味方キャラは敵の圧倒的な力の前にあっけなく去り、敵キャラは登場時にはおよそ見当がつかないほど感情移入できるまで魅力的になったタイミングで去る。死に場所として最高のところを与えてくれるわけではなく、むしろ「えっ、こんなところで?」と思ってしまう程で、志半ばであらがえない不条理な力の前に倒れる(作中で心残りなく、安らかな顔して死んでいったキャラっていたかなぁ。ネテロ?)。
パワーインフレは戦闘の単純化を招く要因になりがちですが、この作品では念能力という相性も重要になってくるバトルシステムでそこをカバーしながら、どうあがいても埋められない絶望的な力の差を演出することで現実の「無情さ・不条理」を表す材料として効果的に使われていると思います。
特に蟻編ではそれが顕著。

キャラに対する愛情が強すぎてストーリーにも影響を与えてしまう作品、キャラの人気に応じて話を作ったり媚びたりする作品が蔓延してきた今の少年漫画界では間違いなく異質の作品。
これが大人でも楽しめる要因の一つだと思います。

ナイスレビュー: 6

[投稿:2010-01-05 01:34:09] [修正:2010-07-22 06:07:13] [このレビューのURL]

8点 レベルE

非常に面白い。
「想像の斜め上を行く」

ただ、盛り上がってさぁ、どうする?ってなってから予想外な方向にいくので人によっては「肩透かし」に感じるかもしれません。

やっぱり作者は天才ですね。

ナイスレビュー: 6

[投稿:2010-04-03 13:41:41] [修正:2010-04-03 13:41:41] [このレビューのURL]

10点 ONE PIECE

この作品に出会ったのは「幽遊白書」が終わって、もうジャンプを読まなくなった頃に
当時付き合っていた女性に薦められ、単行本1巻から7巻イッキに読んだ時に、衝撃が
走った。なんだこの作品は。ハッキリ言って絵は下手で、扉絵や背景を描くのが下手である
事を隠す為にワザとキャラクターを大きく描いて誤摩化したり、ドラゴンボールの影響か
戦闘シーンにはそれらしい技を叫んで、過程を飛ばして敵を吹っ飛ばした描写で無理矢理
終わらせる力技を見せつけるなど読んでいて「ご都合」に特化した作品だと最初は思った。
が、何度も読み返している度にこの尾田栄一郎は「伏線」や「台詞」にセンスが光る有望な
新人漫画家と確信した。ヒロインが突然裏切ったり、また海賊が嫌いな癖に主人公へ近づく
など人間不信に陥る様な描写だったのだが、後に悲しい過去と肩の入れ墨が重要な伏線だと
分かると、読者としてはヒロインに対する目線が変わり、感情移入して自然に泣いてしまう。
知らず知らずにONE PIECEの世界に引き込まれてしまうのだ。さらに「謎」とも言える海の
神秘や、未だ全貌が分からない王下七武海と世界政府のやり取り、海賊王は何故自分の財宝を
他の海賊達に明かして、探させようとしたのかというミステリー要素もあり、最新刊の57巻で
「勝者こそが正義」という、ある種の真理を読者に伝えた時に、この作者の底知れぬ想いが
伝わってきた。ただ単純に子供向けのファンタジー漫画なら現実世界の暗部、つまり超大国が
どうして戦争をしてまで他国の問題に首を突っ込んで、「大義名分」を強要するのかなどとは
情報としてはいらない筈だ。台詞の節々に感じる「正義感やヒーロー像」が今まで一番強くて
優しい奴が「正義」だったのに、傲慢で自分のエゴの為に「正義」を振りかざす巨悪と戦う
のが「自由」を掲げる海賊、ONE PIECEの主人公であるルフィに凄く魅力を感じてしまう。
この作品が一番伝えたいのは、「成功」や「正義」ではなくて「仲間や家族を守ろうとする
意思」だと思う。世の中では人間なんて、ちっぽけな存在かも知れないけど、この作品は
真っ向から「自分の信念」を守る大切さを、若い世代に教えることに誇りを持っている。

ナイスレビュー: 6

[投稿:2010-03-23 12:34:50] [修正:2010-03-23 12:40:19] [このレビューのURL]

主人公勢のほとんどが中身の無いイケメンDQNかビッチ。
ボウズの人は良いキャラしてましたけどね。

つーか主人公がビッチって救いようなさすぎです。
学校やバイト先で仲良い女の子がこんなんだったら凹むわ。

あと、他人のレビューにあまりケチはつけたくないけど、とあるの人のレビューもこのサイトの存在意義を否定する酷い内容なので追記。

男が読んでも面白くないから読まんでいいっていう考えは短絡的思考過ぎ。ただの言い訳。
主人公の言動やら倫理観やらといった酷さを示唆する能力に男も女も関係ありません。
ジャンル関係無しに男も女も引き込む怪物の様な作品は漫画に限らず多々あるはずです。

ちなみに世間の多くの人がどうたらこうたらってのは典型的な情弱さんの考えですね。ブームなんてのは発信側が捏造するものですから。
ブームから数年過ぎた現在、NANAの話題がメディアで全然出ないのがいい証拠。

あと自分の様に、その場の空気や人間関係を悪くしたくないから、この漫画面白いねって合わせとく人間も多々いることをお忘れ無く。

ナイスレビュー: 6

[投稿:2010-03-01 01:26:08] [修正:2010-03-01 01:27:31] [このレビューのURL]

※2009/12/27 得点修正(6→7) 加筆有り

この漫画、作品単体で見た場合はそこまでムチャクチャ面白いというわけではない。本作もあずまんが以降の流れを引き継いだほのぼの系萌えショートギャグであり、まぁ似たような作品は大小さまざまに存在するはずだ。
ストーリーも極めて単純なもので、海を汚す人類にイカって地上を征服すべく上陸してきた海の使者「イカ娘」(イカの擬人化とアイデアはなかなか斬新だった)が、逆に浜茶屋一家にとっつかまってコキ使われるというもので、地上の常識に疎いイカ娘の見せる天然ボケっぷりを愛でて萌えて楽しむ内容である。ギャグの基本が非常識から来る天然ボケである以上あまり腹を抱えて大笑いするような性質のものでもないし、そう過剰なお色気サービスシーンなんかも無い。近頃話題になったので興味本位で買ってみたところ、「そこまで面白くなかったな」という感想をもった人も少なくなかったかもしれない。

しかし、このような事を書いておいてアレだが、筆者のように本作が連載されている週刊少年チャンピオンを毎週購入している人間からすると、本作は大変に愛着の湧く貴重な存在なのだ。週刊少年チャンピオンはジャンプなどの主要少年向け4誌の中では最も異端じみた”濃さ”を誇る雑誌である。掲載作品を見てもメインが「バキ」に「浦安鉄筋家族」、最近人気の「ギャンブルフィッシュ」、変態的萌え漫画の「みつどもえ」、そのほかヤンキー漫画に変態漫画…と、息つく暇も無い特濃っぷり。そんなギラギラまぶしい真夏の浜辺のようなチャンピオン誌上においては、本作のようなほのぼのとした笑いとそこはかとない萌えを供してくれる作品の存在は、ひと時の涼味を供する浜茶屋のような安心感と得がたさがあるのだ。もともとは短期連載の予定で始まった本作もそういう地味な人気と読者の潜在的欲求に応える形で気がつけば一年を越える人気作品となったのもうなづける話だ。

また、イカ娘の非常識っぷりは純粋な子供の知的好奇心・直観力に通じる所があり、時々ギャグに天然ボケを超えた意外な味わいがでている所も無視できない。例えば夏祭りの金魚すくいを見て
「つまりいたいけな小魚の命をもてあそんで楽しむわけでゲソね」
なんて痛いところを突いてきたり、自身のあんまりな扱いに抗議して浜茶屋言一家に
「私に人権は無いのでゲソか!」
と怒ったりするのも良かった。あるわけないだろ。だってイカだし…。
一番傑作だったのが「学校」という場所に興味を持ったイカ娘が浜茶屋の次女の通う高校に侵入した時の話で、その設備の巨大さ、収容人数の大きさに驚愕したイカ娘が、学校を何らかの軍事施設と誤解し、理科室を人体実験室、コンピューター室をハッキングルーム、大講堂を作戦指令所なんかに勘違いしていくものだった。これ、作者が意識してかせずしてかは知らないけど、近代社会における「学校制度」と「国民皆兵制度」の成り立ちについて考えるとイカ娘のボケっぷりも当たらずとも遠からずな感じがしてくるのである。
そして、イカ娘のメンタリティが天然ボケでドジだが意地っ張りで寂しがりやな子供的なものに設定されている為、物語の経過を通じて多くの人々にかわいがられたり弄ばれたりこき使われたりして成長していく姿も活写されており、その辺のドラマは今後も発展の余地があるだろう。

作者は以前チャンピオンを支えるベテランの米原秀行から投稿作品を酷評されたりもしたらしいが、安定感のある作画と合わせてドラマ面の描写力も相応の成長を遂げつつあり、これからもチャンピオンを下支えしてくれる存在として今後に期待しようじゃなイカ。

※イカ加筆

作者は見事に期待に応えてくれた。キャラの増加、イカ娘の行動半径の拡大、これら全てが作品のおもしろさを底上げする方向に作用しており、もはやチャンピオン誌上における箸休め以上の存在価値を獲得しつつある。
今後にますます期待をしようじゃなイカ。

ナイスレビュー: 6

[投稿:2008-08-14 17:23:43] [修正:2009-12-27 16:44:53] [このレビューのURL]

う〜ん、長くなりそうです。でも始めます。

このタイプの漫画は絵が全く興味がわかない漫画でして興味がないから買わない、買ってない漫画はレビューしない方針なのでそこで終わりとなる訳・・・が家にガッツリあります。

妻が大好きで買ってあり家でよく「新刊〜新刊まだ〜」とうなっています。(何かよく休載するらしい)

妻が先日このサイトでナナのレビューを見てその厳しさにブチ切れていたので、よしナナの応援レビューを書こうと思い立ちました。
妻の意見を主軸にレビューしてみたいと思います。(なんじゃ、それ)

コレこのサイトで時々見かける逆転現象漫画ですね。(世間一般では人気なのにこのレビューサイトの中だけ何かボロカスに言われてる感じの事)
妻いわく「男は読まなくていいんじゃい、こりゃ女の漫画じゃい!」だそうです。

この漫画のポイントはハチの行動が理解できてハチに感情移入できるかどうかだそうで、男にはまず無理だそうです。
(私も途中で挫折しました)

確かに感情移入できない人がストーリーだけ追っていけば不道徳なだけの漫画に映るのかもしれません。

まぁ強引に結論に持っていくとしたら、
「みんながマズイマズイって言ってんならそりゃ料理の味に問題があるだろうけど、世間の多くの人はおいしいって言ってんだからそれをマズイって言うのはあなたの味覚の問題か単に好き嫌いの問題でしょーっ」って事みたいな気がします。

料理も本格的な料理だけでなく女性向け料理やお子様ランチもあります。
「女、子供の料理」と鼻で笑うのか、女性や子供の側に立って作られた考え抜かれた料理と解釈するのか・・・その違いかもしれませんね。

本当に漫画って男女で好き嫌いが分かれる事多いです。
なにしろ私の妻はあの名作ジョジョを「ゴゴゴの漫画」と評し一刀両断した人ですから・・・

昔知り合いが「男からみると少女漫画はほぼ恋愛だけのマンガで女からみると少年漫画はほぼバトルだけのマンガ」と言っていましたが案外核心を突いているような・・・

所持巻数  21巻(私は全巻は読めていません・・・)



















ナイスレビュー: 6

[投稿:2009-07-22 21:39:38] [修正:2009-07-22 21:39:38] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

細々とした設定の矛盾や強さのインフレによるインパクトの失速、後半のドラゴンボールの存在意義を考えると、減点方式で8点ぐらいが妥当かな…と思ったんですが、この漫画の場合キャラクターの魅力が少年漫画では満点以上のものがあると感じられるので、結局10点に戻しました。

漫画としては決して完璧な出来とは言えませんが、「週刊少年漫画」として少年相手に最大限の面白さを与えたという意味では非常に完成度の高い漫画だと思います。その面白さの1つにあるのは、まずはなんと言ってもキャラの魅力。悟空、クリリン、ピッコロ、ベジータ、悟飯、トランクス、ヤムチャ、天津飯に餃子。桃白白、ピラフといった小悪党、フリーザや人造人間、セル、ブウといった強敵もまた劣らず魅力的。さらには非戦闘要員のブルマやウーロン、ブルマの両親やカリン様、神龍らもそれぞれに生き生きとしていて、悟空の居る世界そのものを魅力的なものに映してくれます。

初期の冒険メインの話も私は好きですが、強さを追い求める悟空の性質に焦点を当てて戦いにシフトしていったことで、強さそのものに憧れる少年たちにとって「悟空」というキャラクターは憧れの対象となりえたように思います。

また一見設定等にルーズに見える作者ですが、キャラクターの性質的な設定にはこだわりがあるらしく、ブルマと悟空をくっつけるようにという編集の注文に反対したこともあったようです。結果的に悟空はチチと、ブルマはベジータと…行き当たりばったりながらもきちんと相性の良いキャラ同士を合わせているあたりにプロとしてのセンスを感じます。

キャラの魅力以外にも、飽きさせない展開・わかりやすくかつ迫力が伝わる戦闘描写・かめはめ波や魔貫光殺砲などの真似やすく覚えやすい技・スカウターやホイポイカプセル、仙豆などのアイテム・宇宙やあの世も巻き込む壮大さ・・・。こういった点が、少年漫画として非常にハイレベルな作品であると感じさせてくれます。

ナイスレビュー: 6

[投稿:2009-04-28 04:40:16] [修正:2009-04-28 04:40:16] [このレビューのURL]

4点 ONE PIECE

[ネタバレあり]

前半の前半…たぶんアラバスタに着く前ぐらいまで楽しく読んでました

個人的に最初のほうからギャグがすべりぎみな感はありました。
が、何より各キャラクターの過去編、そしてそれぞれの旅立ちに涙腺やられっぱなしでした。あとシンプルな描写、はっきりとした太い描線にも好感をもってました。

ただアラバスタ編以降少年漫画にありがちというか、キャラの増えすぎのせいかやたら話が長くなり、正直だれてきていたように思います。別に全部のキャラにそれぞれ敵をあてがって戦わせる必要ないと思うんですけどねぇ…

あと過去編でばっかばか人殺すくせに、現在編(?)では不自然すぎるほど登場人物が死なないが気に入らないです。
同じ爆発でもヒルルクが死んでペルが死なないなんてほんと意味不明…

他にも悪魔の実のネタ切れ感、出ては消える新設定、無駄に増えてきた伏線とその無理やりな答え、パワーインフレになかなか死なない敵…。特にクロコダイル戦、エネル戦以後の戦いにあれほど時間をかけるのが理解しかねます…

CP9の途中で読むのを止め、最近また時々目を通してるんですけど、正直なんで周りがあんなに熱狂するのかマジで意味がわかりません。不満はまだまだあるけど、とにかくこの漫画が漫画史におけるドラゴンボールの地位に並ぶことはまずありえないでしょう。

最近の話だけなら評価は限りなく低いんですが、クリーク編最後のサンジの台詞、あとチョッパー編に免じてこの評価で。
前半の前半、なかなか熱いです。

ナイスレビュー: 6

[投稿:2009-01-21 18:06:56] [修正:2009-01-21 18:06:56] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

まずはじめに個人的な見解として、

あひるの空という漫画は、

スラムダンクに対するアンチテーゼなんだと思う。

作者はスラムダンクをかなり好きなんだと思う。

作中に単行本が出るシーンもある程だ。

しかし、この漫画のくどいとさえ感じられる敗戦の連続や、

個々の挫折の多さ、加えて丁寧な人物背景の掘り下げ

はスラムダンクにはないものである。

また主人公である空が体格に恵まれないながら幼い頃から

バスケットをやっているのに対し、桜木花道は体格に恵まれた

素人である。

また個人的なこの漫画の好きな点として、

登場人物の部活意外での行動ややり取りが実際の高校生らしいと

いう点がある。スラムダンクではここがあまりないため

登場人物に感情移入できなかった。

自分があひるの空がスラムダンクへのアンチテーゼである

と感じるのは以上のような理由からである。

バスケ漫画でこれをやるにはかなりの勇気が必要だと思う

ナイスレビュー: 6

[投稿:2008-09-27 00:42:58] [修正:2008-11-10 10:05:20] [このレビューのURL]

3点 ONE PIECE

中学生の頃、ジャンプで第一話を読んで感動した想い出があります。

大学に入り、コミックスを30巻ぐらいまで集めた時、ふと気がつきました。

今まで色んな闘いがあったが、一人も死んでないじゃないかと。

原爆クラスの爆弾が目の前で爆発
→無傷
もの凄い電撃に撃たれる
→ちょっとコゲただけ

…?

こんな戦闘に緊張感も糞もないです。

あと、ゾロです。

訓練と称し、何トンもの重りを着けた棒を振っていましたが…

無理でしょう。どう考えても。
リアリティが無いにも程がある。
これがドラゴンボールなら分かるのですが、この作品では

物凄く強い普通の人

として描かれているので非常に不快です。

また、内容にしても、
新しい島にいく→悪人が牛耳っている→悪人は許せない→勇気と気合いと根性で倒す(誰も死なずに)
の繰り返し、要はワンパターン。

このままの展開速度で伏線を回収しつつ話が進んでいけば、完結する頃にはコミックスは100巻を超え、僕は40歳を超えるでしょう。

…と、今や僕の中では完全に駄作と成り下がっていますが、最初の頃は面白かったので3点にします。

ナイスレビュー: 6

[投稿:2008-07-28 14:36:25] [修正:2008-07-28 14:36:25] [このレビューのURL]

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