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5点 貧乏姉妹物語
ほのぼの姉妹の幸せ貧乏物語
タイトルとのギャップのせいか、どうにも違和感を覚える
なんだか薄っぺらい幸せの図を見せられているようでちょっとイタイ。(あと禁断の姉妹愛?も)
結局この2人が求めているのは目先の幸せだけな気がしてちょっと心配だ。
ダメな人間のまま育たないで欲しいとは思ったし、姉妹やその周りの人物もかわいいことは認める。
しっかりとした作品を求める人にはおすすめしないが、姉妹のイチャイチャとほのぼのを淡々と見せられて耐えられる人ならば楽しめるはず。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2007-02-10 21:27:19] [修正:2007-02-10 21:27:19] [このレビューのURL]
10点 CLAYMORE
1,2巻辺りはあまり面白くないがそれ以降はドンドン面白くなっていきます。
表紙の裏には絵が載っているんですがそれがとてもグロくて上手く、何か神秘的なものを感じます。あれも単行本を買う要素の一つになってます。
キャラの書き分けが出来ていなのがとても残念ですが、もうこれは作者の特徴として捉えるべきだと思い、そうそうに諦めました。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2006-11-26 16:07:41] [修正:2007-02-10 17:38:08] [このレビューのURL]
8点 蟲師
蟲(大自然の大いなる意思の象徴?)の影響に喘ぎながらも幸せの為しっかりと立つ人間の姿が書かれた漫画
山の緑を見て心がほっとする。
そこに突然のしかかるような重く深い話が織り交ぜられる。
物語は淡々と進みやや味気ない感じを受けるが、こちらに伝わるものはどれも素晴らしいものだ。
現代人の忘れかけているものをきっと思い出させてくれるだろう。
"自然"と言う言葉に神秘を感じる人は一読の価値あり。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2007-02-08 21:09:07] [修正:2007-02-08 21:09:07] [このレビューのURL]
最初読んだ時はあまりの最終回にめちゃ凹んだ。
読み終わった後しばらく放心状態に陥った。
もう二度と読みたくないとさえ思った。
しかし。何度か読み返すと
巧妙な伏線が全編に張り巡らされており
実によく計算された物語である事に気がついた。
作者の、自分のメッセージを伝えたいという
強い思いが伝わってくる終盤といい
客観的に見れば作品自体は実に完成されているので
名作と呼べる。ただし、お薦めはしない。
はっきり言ってこの漫画に0点をつける人がいても
全く驚かない。そういう漫画だから。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2007-02-08 18:13:54] [修正:2007-02-08 18:13:54] [このレビューのURL]
9点 僕の小規模な失敗
人間の弱い部分を絶妙に描き表した漫画。
男だろうと女だろうと主人公を自分に投影させて読んでしまう人、多いと思います。
全体的に暗いのですがどこか明るいというか、なんか後味全然暗くないんですよね。
読んだ後少し『頑張ろう』と思える作品です。
いろんな意味で面白い漫画です。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2007-02-08 00:56:48] [修正:2007-02-08 00:57:44] [このレビューのURL]
7点 ROOKIES
この作品には一気に読んで気がついたら朝だった!
という貴重な体験をさせてもらった。
野球よりもその外側で起きている話のほうが面白かったけど、あんな熱い教師が本当にいたらどうなんだろうか?
感動出来るのか、出来ないのか。体験してみたい!
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2007-02-06 17:06:30] [修正:2007-02-06 17:06:30] [このレビューのURL]
以前、ゆうき先生は横山光輝先生の作品を「頭の良い漫画」、「大人の人が描いた漫画」と評していましたが、自分がこの作品に感じた印象がまさにそれ。
ぶっ飛んだ設定やキャラクターなどは一切無く、ただたんたんと牧場での生活・競馬にかかわる雑多事を描く。
その中で、キャラクターの頭の中から生まれる次の行動がつねに常識の範囲内なので展開にも納得できる。
急転直下で驚きの連続といったものは無いけれど、キャラクターたちをここまで身近に感じることができる作品は稀少。
ゆうき先生自身が永きに渡って競馬を追い続けている「競馬ファン」なのでディティールまでリアリティが行き届いているし、一般的に難解とされる馬の作画もそこはかとなく上手い。
漫画内の空気が心地良くいつまでも作品に浸っていたい、そんな気分にさせてくれる良作。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2007-02-04 09:03:55] [修正:2007-02-04 09:03:55] [このレビューのURL]
8点 鉄腕ガール
戦後の日本を舞台に闘う女性を描いた傑作。
もうまず昭和の時代の空気が見事に表現されてるのに驚いた。
別に行ったことないからわかんないけど、これは間違いなく戦後だなって思ったからOK。
普通なら世界観にキャラクターが負けてしまいそうだけど、この主人公はむしろ圧倒してる。
加納トメの言動ひとつひとつが太陽のような説得力。
だから外国人の大男との試合で、普通ならありえない展開にも説得力があり、納得できる。
肉体的なハンデを安易に超えさせない作者はナイス。逆にカッコイイ。
後半につれて爽快なシーンが減らされ、人生の決断を迫るシリアスな展開に。しかしここで読むのを止めてはいけない。
そこは本作が「野球漫画」から「ヒューマンドラマ」に深化する大事なところだからだ。
ここを蔑ろにしてしまっては最終回のすがすがしさが台無しになってしまう。
もしカッコイイ漫画を探しているなら、わたしはこれを薦めます。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2007-02-02 04:23:16] [修正:2007-02-02 04:23:16] [このレビューのURL]