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9点 ARIA

疲れているときなどに読むと、非常に癒される感じがします。
何気ない日常に当たり前のようにあるものを、素敵に感じさせてくれる作品で、読み終わった後には心の中に温かい何かが残る作品でした。
また、世界観が素晴らしく絵も丁寧なので、風景がとても綺麗です。

息もつかせぬ面白さのあるバトル漫画とは違い、『ARIA』には息をゆっくりとつかせてくれる面白さがあるので、バトル漫画が好きで癒し系漫画は合わないと思う方も、気に入る気に入らないは関係なく、1度は読んでみる価値があると思います。

一気に全巻を読破してしまうのではなく少しずつ読み進めていくのが、自分としてはおすすめです。なので、一気買いはしないほうがいいと思います。

後半になってくると、若干退屈だと思う人もいるかもしれませんが、最終巻を読み終わったあとには、本を一回閉じて「ふぅ。」と色々な気持ちがつまった素敵なタメ息が出るでしょう。
ぜひ、この読後の感覚を味わってください。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2009-06-26 13:08:42] [修正:2009-06-26 13:22:52] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

奇面組はすごい。
零さんが交通事故にあって唯ちゃんが父親と医者の会話を聞いたり零さんの遺書を見つけたりして勘違いして零さんが脳腫瘍で死ぬとおもう。
で、みんなにいって大笑いされる。
結局間違いに気づくけどみんなに笑われて昨日寝ている零さんにキスしたこと思い出してはずかしがって怒って出て行く。
病室では零さんが唯ちゃんをどうおもっとるかって話になって好きだってなって、そのとき病室の外では唯ちゃんが零さんが脳腫瘍じゃないとわかって「よかった」とつぶやく。
その後みんな実家ついだのが分かるようになっとって零さんが偶然通りかかって自転車に乗っていくか聞く。
そして零さんの自転車にのっとるときに3年奇面組みの第一話の光景にもどる。
そこには中学生の唯ちゃんのなかに確かに最終回での唯ちゃんがいた。
というのが大体の奇面組のラストです。
何がすごかったかと言うたらやっぱり偶然通りかかった零さんが唯ちゃんの座るように座布団をもっとったことやろう。
ふきだしにいれずに作者もそのことに触れる。
零さんが偶然と言ったことは照れ隠しだということを誰もに気づかせる。
なんだかんだで変らないみんなとであった後にそのままの流れではじめて、唯ちゃんに分かる形で零さんの気持ちを表す。
そして中学生の唯ちゃんは奇面組のいない世界で千絵と最初の話と同じ会話をする。
その唯ちゃんに寂しさはない。寂しさを持つのは読者だ。
その寂しさは座布団を用意した零さんから来る。
奇面組の最終回はすごい。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2008-04-04 19:17:08] [修正:2009-06-20 02:07:36] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

これは強烈だった

主人公春花に対する凄惨なイジメの果ての、春花の精神崩壊、復讐

「復讐は何も生まない」等と眠たいことを言って
敵に止めを刺さない安穏な作品が溢れ返る中、
この復讐劇は不謹慎ながら最高に気持ちが良かった

しかしながら、最後はやはりだれも救われない、悲しい話だった

やはり復讐は何も生まないのか

復讐をせずに恨みを抱えたまま苦しんで生きるより
復讐を果たし恨みを晴らして苦しんで生きる方が
幾分魂が救われるような気が、僕はする



ナイスレビュー: 2

[投稿:2009-06-17 21:29:35] [修正:2009-06-17 21:29:35] [このレビューのURL]

少女マンガで主人公がSEXするのってどうも好かん
10年前くらいはそんなのありえなかったとおもう。
性に不真面目な人間は何に対しても不真面目なんじゃないかなって思っちゃうね

ナイスレビュー: 2

[投稿:2009-06-15 22:57:51] [修正:2009-06-15 22:57:51] [このレビューのURL]

漫画において、私が1番に考えてる重要な要素は、読みやすさです。

デスノのように、台詞がダラダラあるような漫画は、例え面白かろうと、どんなにヒットしようと駄作です。

ページを文章がおおい尽くすのなら、いっそ小説にしたら?と思ってしまいます。

その点、アライブは大変読みやすいです。サクサクと頭に入っていきます。
これがいかに優れているか、、。普通の人にはわからないでしょう。

ストーリーも読めるレベルで、絵も見れるレベル。ここまでならいくらでも漫画はあります。

アライブは「バキ」のような大ゴマを使わないにも関わらず、あっという間に読めてしまう。なのに、中身はぎっしり。

これは原作者と作者との二人にそれを意識しようという気持ちがあるからに他ならない。つまりは読者側にたって描かれているという事。

だからこの作品は私にとって9点の価値があるのです。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2009-06-13 18:25:37] [修正:2009-06-13 18:25:37] [このレビューのURL]

10点 寄生獣

[ネタバレあり]

読んでみるとあっという間に引き込まれ、一気に読破してしまった作品。

最後の最後に寄生生物ではなく、人間をもってきたところがまた深いなと。

生態系、環境など人間への警鐘としての意味も感じる。
うまくまとまってる作品。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2009-06-05 21:33:13] [修正:2009-06-05 21:34:25] [このレビューのURL]

編集部の言いなり漫画。

自身の誇りも尊厳も無く、ただ周りの人間に媚び諂い続けているだけの漫画。

その姿は正に道化師(ピエロ)。そう、道化師と呼ぶに相応しい、実に哀れな姿です。

「黙って俺達の言う通りにしていればいい。」

どこからか、そんな恐ろしい声が聞こえてきそうな、週刊少年ジャンプの暗部を実に如実に表した作品です。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2009-05-23 20:16:19] [修正:2009-05-23 20:16:19] [このレビューのURL]

個性的な女子高生たちと教員の生活を描いた四コマ漫画。
こういった学園などの日常を描いた漫画の元祖のような作品かもしれません。
1巻の最初の方は登場人物も少なくオマケ四コマ漫画といった雰囲気ですが、
徐々に登場人物が増えてくるとにぎやかで楽しくなってきます。
夏休みやプールや試験や文化祭などのさまざまな出来事にあたふたしたりはしゃいだりする人物たちを見ていると
「もっとこの世界に浸っていたい」とかそんな気分になります。
最終話を見終えると心にぽっかり穴が開いたような、取り残されてしまったような、そんな気分になります。
それくらい魅力的な漫画です。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2009-04-26 11:07:49] [修正:2009-05-22 17:38:28] [このレビューのURL]

8点 寄生獣

10巻分でテーマを描ききり、しっかりとした展開と結論をだしていることに驚いた。

何よりミギーがかわいいですね笑。最初は気持ち悪かったのになぁ。不思議です。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2009-05-19 05:42:35] [修正:2009-05-19 05:42:35] [このレビューのURL]

寡作で知られるあの鶴田謙二が単行本を出したというだけでも一つの事件だが
それを抜きに評価しても本作は面白い。

繊細な絵柄が醸し出す雰囲気とどこか郷愁を感じさせるストーリーが見事にマッチした傑作。鶴田の描くSFはやはり良い。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2009-05-10 20:38:13] [修正:2009-05-10 20:38:13] [このレビューのURL]

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