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9点 蟲師
生と死、倫理観などに対するメッセージもないわけではないんですが
それよりも
蟲に関わる人間の人生、日本の原風景、未知なる物への畏敬の念
こうしたテーマが情景的に描き出されていることが本作の魅力です
抽象的な感想になってしまいますが
雰囲気漫画という批評は的を得ていると思いますね
決して、悪い意味ではなく
心を洗うような漫画だと思っていただければいいかと
頭で考えるのではなく、心で感じるマンガ
こういう口上が嫌いな方も多いでしょうが
騙されたと思って読んでみることをお勧めします
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2009-01-29 21:06:00] [修正:2009-01-29 21:06:00] [このレビューのURL]
6点 NARUTO-ナルト-
中忍試験までは文句なしに面白いですね
ファンタジーな忍者漫画ですが、初期のころは設定もキャラクターも
よく練りこまれていて
能力バトル漫画の弱点であるインフレを逆手にとり上手く利用しています
第二部以降は
物語の主題が明確に示された分、展開の遅さが気になるようになってきます
ナルトとサスケの対比だけにスポットを当てれば、ずっと読みやすくなると思うのですが
話があちこち脱線することが多く、いまいちのめりこめません
まぁ人気漫画の宿命ですね
今現在の展開は物語の主題であるナルトとサスケの対比は
ほぼ、お互いを宿命というか背景が描ききられたところだと思います
ここからどう決着をつけるのか注視していきたいですね
サスケが兄の凶行の理由を知る場面があるのですが
その巻だけ単行本が分厚く、非常に読み応えがあったので
最近のナルト株上昇中です
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2009-01-29 04:53:29] [修正:2009-01-29 04:53:29] [このレビューのURL]
4点 銀魂
初期の頃は、独特のセリフ回だけでも笑わせられるパワーと
共感できるエピソードが多く、結構楽しめましたが
いかんせん飽きます
長編のバトル展開もつまらないことこの上ないです
つまるところ、説教臭さが抜けないのです
最初は良くても、お説教は長ければ長いほど、イライラしてきます
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2009-01-27 23:47:42] [修正:2009-01-28 23:05:38] [このレビューのURL]
8点 銭ゲバ
近年、小林多喜二著の「蟹工船」がなにかと話題を集めている
この作品は別の切り口から、資本主義という価値観の持つ側面に
鋭くメスを入れた快作である
連載は1970年開始
私が生まれるはるか以前だ
必ずしも現代に通じるとは言い難いが、当時の世相を映す
公害問題や、学生運動などの背景の中に
資本主義の価値観を突き詰めた人間の孤独が、狂おしいほど鮮明に描き出される
う〜んなんか小難しいレビューになってしまうなぁ
とにかく読め!!
ハンマーで頭をかち割られたような衝撃に襲われる
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2009-01-26 03:19:01] [修正:2009-01-26 03:19:20] [このレビューのURL]
6点 課長 島耕作
島耕作を読んだことがない人間に言うと必ず驚かれるのですが
基本的にはだらしない下半身をもつ中年オヤジが
幸運にも出世の階段を上がっていくお話です
課長編が他の編と比べて評価が高い理由が
主人公が失敗することもあるからです
そこにリアリティが生れ、島耕作の人間的成長が観察可能となります
少なくともこの頃の島耕作には共感できたし、かっこよかった
大会社の権力闘争や、企業戦略も
どちらに転ぶか分からない、ハラハラドキドキ感
課長編にはありますね
不思議と緊迫感を持って読むことができました
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2009-01-26 00:10:18] [修正:2009-01-26 00:18:16] [このレビューのURL]
9点 寄生獣
これに0点つけている人はちゃんと読んだのか問いたい。
残念なことに自分の一押し作品の順位を上げるために0点をつけている輩が多いみたい。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2009-01-21 14:31:20] [修正:2009-01-21 14:31:20] [このレビューのURL]
10点 レベルE
レビューサイトを見て、今日全巻いっきにかいました…、最高に面白かったです。
いちいち楽しい。見ながら微笑んでしまう。
約1300円でこの面白さ…、買って良かった。
画力も高いし、キャラクターに個性がある。
斜め上を行く漫画。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2009-01-18 21:39:32] [修正:2009-01-18 21:39:32] [このレビューのURL]
7点 蟲師
普通、「この漫画は、こうこう、こういう漫画で、こういう長所があり、こういう短所があります。」みたいな事をその作品が持つ「実体」として捉え、レビューを書いていくんですが、この作品はどうにもその「実体」がありません。まるで、縄で水を捕らえようとしているかのような不思議な感覚です。
その原因としてはおそらくこの作品全体が明確な主張を行なう事をせず、ただ淡々と話そのものを伝えるだけという役割に徹しているためではないかと考えています。
淡白でありながら、しかし静かに読んだ人々の記憶に入り込んでくる。まるで民話か昔話のような作品です。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2009-01-15 20:28:04] [修正:2009-01-15 20:28:04] [このレビューのURL]
最初から絵が綺麗でカラーページもあるからボリューム感がある
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2009-01-09 21:40:04] [修正:2009-01-09 21:40:04] [このレビューのURL]