「souldriver」さんのページ

「銃夢」や「灰者」と同じ作者による作品とは思えないほど明るい雰囲気に驚き。「世界名作劇場」のような作風と言えば分かってもらえるだろうか(特に「七つの海のティコ」っぽい。知ってる人いるかな?)。

地球がテーブル状で世界の果てに巨大な滝つぼがあったり、どう見ても潜水服な鎧をまとって戦う騎士がいたり、魔法の灯台の光を狙う異邦人と戦ったり、死神が出てきて魔の剣をもらったり…とにかく冒険心をかき立てられる絶妙な世界観にツボを刺激されっぱなし。
正義の味方は正義の味方として、悪役は悪役としてサラッと描かれているので、気軽に読めて読後感も良い。
クライマックスの展開次第でかなりの良作になることが期待できる。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-08-17 00:11:21] [修正:2007-08-17 00:11:21]