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[ネタバレあり]

<1巻のみの評価>

若き日のラオウが拳王として覇業を目指す物語。

試しに1巻を買ってみたけど、最大の地雷はやはり絵柄。いくらなんでも原作の絵柄と違いすぎる。原哲夫氏のハードなタッチから一転、この白黒を強調したポップなデザイン風のタッチは、およそ世紀末には似合わないw。

ストーリー自体はラオウが拳王になる過程を描いていて、黒王との出会いや、聖帝サウザーとの戦いなど、原作では触れられなかったエピソードは興味深いところだが、やはりあの絵柄がどうしてもダメ。

また、劇場版『真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章』のオリジナルキャラクターが、「あの」ラオウとタメ口をきいているのにも大きな違和感がある。キャラデザ的にも魅力に欠ける。

「北斗の拳」ファンで、この絵柄にまったく違和感を感じない人にならお奨め出来るかも知れないが、個人的にはちょっと無理。

結果、1巻で挫折。

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[投稿:2008-02-17 19:30:08] [修正:2008-02-17 19:30:08]