ましろのおとのレビュー
5点 朔太さん
三味線というマニアックな芸能の世界なので、興味をもてるか
どうかで面白さが相当変わるものと思われます。
私は、芸の深さに共感できなかったので、評価は低くなりました。
7巻あたりまでの三味線甲子園は、バトルの様相になり、
少年誌らしさを出そうとしたのでしょうが、それほど効果は
なかったように思います。
というのも、音が伝わらない読者に共感を得るのは無理でしょう。
8巻以降の修行編は、言葉で説明される感性が理解できない
面はあるものの、単純に天才が弾いているから素晴らしいで
済ませてきた7巻以前とは違う複雑さがやや面白さを増しました。
連載は長く続いていますから、概ね読者には好評なのでしょう。
私は9巻までとします。
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[投稿:2017-05-04 17:28:43] [修正:2017-05-04 17:28:43] [このレビューのURL]
6点 勾玉さん
序盤の展開が少女漫画すぎて、これは微妙かな‥と不安になったのですが
主人公が東京の高校へ編入した後は、愛好会のメンバーや大会の実力者など、
脇を固めるキャラクターが魅力的なこともあって、尻上がりに面白くなっていきます。
調べたら最初の話(take0)は元々読み切り掲載の話だったみたいですね、
キャバ嬢視点で話が進行していくので、全体を通して見てもこの話だけちょっと浮いてます。
高校編入後は上述の通り面白くなっていくのですが、
主人公自体は脇役に引っ張られているという感じで
今のところ熱意や情熱をこのキャラクターからあまり感じ無いのが難点。
何しろ、高校への編入も、クラブ活動も、大会の発足と参加も
全て周りがお膳立てしてくれた結果ですからね、
この先の話では主人公が率先して皆を引っ張っていくような展開を期待したいです。
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[投稿:2012-11-14 17:51:36] [修正:2012-11-17 19:29:09] [このレビューのURL]
7点 07yamutyaさん
三味線漫画
少女漫画みたいな絵のタッチだがしっかり少年漫画
音の表現がおもしろい
笑いなど雰囲気がとても良い
ライバルたちとの関係が熱い
これからも楽しみです
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[投稿:2012-09-03 00:08:41] [修正:2012-09-03 00:08:41] [このレビューのURL]
6点 columbo87さん
天才主人公系ではあるのだが、精神的に不安定つーのがちと食傷ぎみか。
ヒモやってる時の雰囲気はなんだが週マガ的だったけど高校行ってからは月マガって感じでいいね。
主人公が活躍するまでの溜めが長すぎてテンポ悪いがおおむね良し。
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[投稿:2012-06-17 14:40:29] [修正:2012-07-31 12:04:10] [このレビューのURL]
6点 臼井健士さん
「赤ちゃんと僕」「しゃにむにGO」で知られる羅川真里茂先生の新作。
題材は「津軽三味線」で、それを初の少年誌連載でやろうというのだから、意欲的半分、挑戦的半分というところか。
津軽三味線の名人であるところの祖父を失い、自分を見失っていた高校生の雪(セツ)。
故郷の青森を飛び出して当て所もなく東京へ。知り合ったグラビアで活躍している女性の自宅に転がり込んだ。
女性も少年も自分の進む道が分らず、霧の中を彷徨っていた。
だが、ライブでの雪の演奏は会場を興奮のるつぼに巻き込んでいく。
雪の新生活は東京の高校へと舞台を移す。三味線同好会を発足させて新たな船出をきる。
果たしていかなる航海となるのであろうか・・・・・・?
「音楽」をテーマとした作品はそれなりにあれど、津軽三味線は今までにないテーマ。
羅川先生の絵は元々が「少女漫画」っポクないので少年誌での連載でも全く問題がない。
但し、音楽漫画は「音が実際には出ない」という問題をいかに紙面上に表現するかが重要。
津軽三味線を実際に聞いたこともない人が読者に多いと思われる中で、それほど共感を呼べるのかは未知数だ。
今後に期待したいところではあるが・・・大会出場等でやはり「少年誌的バトル展開」が予感される。
アニメ化は・・・・・ヒットしたらアリ?
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[投稿:2012-02-13 00:59:47] [修正:2012-02-13 00:59:47] [このレビューのURL]
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