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7.06点(レビュー数:43人)

作者岩明均

巻数4巻 (完結)

連載誌ビッグコミックスピリッツ:1997年~ / 小学館

更新時刻 2012-08-21 12:48:33

あらすじ 南丸洋二は念じるだけで紙に小さな穴を空けられる特殊な能力を持っていた。
ある日頭が半分えぐり取られるという殺人事件が発生。
洋二は死体を見て自分と同じ能力者の存在を知るのであった・・・

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七夕の国のレビュー

点数別:
31件~ 35件を表示/全43 件

7点 背番号18さん

ストーリーとかキャラクターとかを見るんじゃなくて
もっとシンプルに作者の七夕に対する論文と思って見てほしい。
あぁそういう考え方もできるんだ!て世の中の見方が変わります。
宇宙人とか未知のものに対する姿勢が変わる、ロマンのあるマンガ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-11-08 15:10:22] [修正:2007-11-08 15:10:22] [このレビューのURL]

6点 souldriverさん

確かに構成や仕掛けは良いし、うまくまとまってる。
が、それ以上に心の琴線に触れる何かがなかった。その原因はキャラクターの地味さ、話のスケールと比較して異質すぎるキーファクターや社会描写の粗さといった違和感にあると思う。

かなりインパクトのある時代背景や面白い設定を用意しておきながら、主人公をはじめとして人物から全体的に小物感が漂っており、なんだか割に合わないこじんまりした展開に終始してしまったというのが素直な印象。
また物語中盤であれだけの大事件が起きてるのに社会の反応が鈍すぎるのがどうも納得できない。あそこまで話を広げたのならきちんとその風呂敷をたたむべきだった。

もっと思い切った展開や魅力的な登場人物があれば化けた作品だった。もう一歩。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-07-07 01:08:24] [修正:2007-07-07 01:08:24] [このレビューのURL]

9点 佐々木裕健さん

『寄生獣』との比較して評価の低い意見が目立つが、決してそんなことは無い。

『寄生獣』も含めた岩木作品の特徴は、型にはまらないが計算されつくした丁寧なストーリー展開にあるわけであり、そういう意味ではこの作品も、他の作品に全く劣ることの無い、名作と言える。

『寄生獣』はそもそも100万部単位でヒットしたこと自体がイレギュラーなのである。少なくとも作者本人は、『風子〜』の時と同じように、自分のペースで書きたい物語を書いただけであり、こんなに大ヒットするなんて本人にとっても意外だったことであろう。
たまたま一般受けする要素(感動とか泣きとか息詰まるバトルとか)がちりばめられていたために、あのようなビッグタイトルになったわけであり、本来ならば「知る人ぞ知る、個性的な名作」だったのである。

『七夕の国』は『寄生獣』と似たテーマを扱っておきながら、メジャーになる路線からずれたストーリー展開をしており、そういうのを期待していた読者にとっては肩透かしを喰らったかもしれない。しかし、それをもって評価を下げるのは、実は筋違いなのである。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2007-06-13 06:05:45] [修正:2007-06-13 06:05:45] [このレビューのURL]

6点 rongaiさん

長期連載だったら、もっと練ったことができてもっと面白くなったと思う。
4巻で終わってしまったことで、
全部が尻すぼみに終わり、勿体ねーのって感じ。

それと寄生獣のあとだから
期待が大きすぎたんだろうな。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-06-11 14:39:30] [修正:2007-06-11 14:39:30] [このレビューのURL]

6点 カルマさん

奇妙さは相変わらず。
主人公のキャラが少し弱い気もするけど、ストーリーがしっかりしてるので十分面白い。
でも巻数が少ないから少し物足りなさはあるかなぁ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-11-12 19:55:15] [修正:2006-11-12 19:55:15] [このレビューのURL]

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