「コステロガーデン」さんのページ

総レビュー数: 225レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年06月12日

才能最盛期の作品群!

鳥山明の作品が好きな人は読んで間違いはないです。
「ドラゴンボール」後の枯渇した才能しか見た事がない人は、
ひとつひとつの作品のレベルに驚くかもしれません。
特に「Dr.スランプ」連載時から「ドラゴンボール」?連載中期の頃までに描かれた作品は、
天才と謳われたその才能が、存分に盛り込まれていて楽しめるものが多いです。
後半になるに従い、だんだんその才能も衰えはじめ、
今現在のレベルに落ち着いてしまいます。
個人的には1巻が一番好きです。

◇この作品の個人的価値=3巻までで 700円也

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-08-22 23:34:11] [修正:2005-08-30 21:43:00] [このレビューのURL]

コロコロコミックテイスト溢れる商業用漫画。

連載当初は「ジョジョ」の影響が大きかった感じの作品でした。
いろいろなゲームで勝負するはずが、その後カードバトルのみになっているのは
実際にカードも売られるようになったあらましから、
作者とコナミの思惑通りといったところではないでしょうか?
しかし、いろいろなゲームで、遊戯の別の人格が罰を下し、
脇役キャラ連中を倒していた頃の方が断然面白く、
カードバトルになってからは、頭脳戦がどこかにいってしまい、
出したモン勝ちの都合のいいカードばかりでストーリー展開していくことが多くなりました。
それでもペガサス編までは許せましたが、
それ以降はマンネリと御都合の雨あられ状態で、
作者の意向とは別の何かが働いているようにも思えました。
そう、ジャンプお得意のあれです。きっと。

◇この作品の個人的価値=全38巻で 2500円也

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-08-22 23:16:55] [修正:2005-08-22 23:16:55] [このレビューのURL]

通称「エンボク」、狂気と欲望のしっぺ返し。

エンコーが巷を騒がせていた頃の10代の乱れた性事情と狂気を、
現実としてあり得そうと納得してしまうストーリーと、
ねじまがった切り口で、強烈なインパクトを放った問題作。
エンコーで被害にあった者と、その加害者、
残忍で欲望むき出しの男と、こしば流の色欲娘、
狩る者、狩られる者、その復讐に駆られる者、
行き着く先は惨劇のみの展開に、思わず固唾を飲むばかり。
そして、あまりにも呆気なく訪れたラストには、
悪戯がすぎたと納得いくも、正直、度胆ぬかされました。

◇この作品の個人的価値=全1巻で 300円也

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-08-22 23:09:54] [修正:2005-08-22 23:09:54] [このレビューのURL]

少女漫画にしてこの破壊的な世界はすごい。

メチャクチャなストーリーと変てこキャラクター、
お父さんの異常なまでの心配性から起きる行動など、
病的なまでの展開に妙に笑いが込上げてきます。
話のノリも早いので、グダグダした感じを受けず、
ずっと笑いっぱなしでいられるのには、作者のパワーを感じます。
この作者、漫画家を辞めてしまったそうで残念です。

◇この作品の個人的価値=全6巻で 800円也

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-08-07 22:09:43] [修正:2005-08-07 22:09:43] [このレビューのURL]

昼間はカウンセラー、その実体は必殺仕事人!!

真っ白な背景の多いこの作者の画風は、
こういった暗い雰囲気の作品が合うのかもしれません。
主人公の精神と記憶を破壊する能力で、
心の傷を癒したり、逆に廃人にしたりなどしてたのが、
最後の方はジャンプ漫画の悪癖で、
触れた部分を壊死させることができる能力者との
バトルマンガになってました。
それでも、この作者のデビュー作にして、
一番高く評価できる作品です。

◇この作品の個人的価値=全5巻で 600也

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-08-07 21:55:53] [修正:2005-08-07 21:55:53] [このレビューのURL]

アメコミ調なキャッツアイ。

この作品は、
読み切り、Vジャンプ、Wジャンプと
似たようなシチュエーションの中、
それぞれ異なった物語を展開していますが、
このWジャンプのものが一番バカっぽくてよかったです。
のびのびとした雰囲気がありました。
童話、おとぎ話に出てくるような独特の町並、
夜にその町並を見下ろし、高い屋根から屋根へ飛びまわる姿は、
まさにバットマンやスポーンを連想させます。
(どちらかというと同作者のZETMANの方がアメコミ色が強いのですが)
壱にヒーロー、弐に女の子が好きな作者としては、
ほとんど自分の趣味の世界だったと思います。
終わり方が結構好きです。

◇この作品の個人的価値=全3巻で 300円也

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-08-02 21:08:10] [修正:2005-08-02 21:08:10] [このレビューのURL]

6点 頭文字D

スピード感の表現力は極上。

旧式のハチロクをテクニックでカバーし、
速い車をチギるバトルには、熱中させられます。
しかし、連載が長過ぎるのと、1巻まるまる使っても
バトルが終わらないほどの展開の遅さに熱もさめ、
ネタ切れの為かマンネリ化したバトルにも
のめり込むことがなくなりました。
読むなら第1部だけにした方が良いかもしれません。
個人的には「バリバリ伝説」の方が好きでした。

◇この作品の個人的価値=31巻までで 3100円也

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-07-31 22:40:10] [修正:2005-07-31 22:40:10] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

作者完全燃焼!おかげでその後の作品低劣ばかり。。。

無駄なサービスカットはさておき、
絵画や人体模型、二宮金次郎像が動いたりするのは、
小学生の頃に誰もが思い描く恐怖の象徴だったりするので、
幼い頃の恐怖心がよみがえり、面白かったです。
しかし、絶鬼やヤマタノオロチが出てきた後半部分は、
ジャンプ特有のバトルマンガに成り下がってしまい、
初期の恐怖を題材にしていた頃と路線が違ってしまいました。
それでも、
敵である玉藻の成長や、鬼を封じていた美奈子先生の成仏、
そしてゆきめと結ばれて、
やり残したことがないくらい
キレイに終わることができたと思います。

◇この作品の個人的価値=全31巻で 2000円也

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-07-31 17:19:54] [修正:2005-07-31 17:24:42] [このレビューのURL]

6点 幕張

ガモウひろしが主人公?

この作品が、この作者の一番の傑作でしょう。
パロディーネタが好きでした。
ゴリ子もよかったです。

◇この作品の個人的価値=全9巻で 500円也

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-07-29 23:18:50] [修正:2005-07-29 23:18:50] [このレビューのURL]

破滅的な詩。蝉の一生。ガラスの心。暗闇の未来。もがけ。もがけ。もがけ!

評価が難しい作品集。
イメージ的には一行目な感じ。
松本ワールド全開なシュールレアリスム。

◇この作品の個人的価値=全1巻で 600円也

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-07-23 12:57:52] [修正:2005-07-23 12:57:52] [このレビューのURL]