「カメオ」さんのページ

総レビュー数: 50レビュー(全て表示) 最終投稿: 2006年04月24日

戦災復興、黒魔術的な技術革新、超能力、騎士、バーサーカー

この漫画を形作るピースをいくつか挙げてみる。
絵柄にあまり重厚感がないこともあり、一見すると薄っぺらいファンタジーのように見えてしまう。

が、読んでみると分かる。
前述のテーマを読者に多少強引ではあるが心地よく飲み込ませる、
非常に『説得力』のある漫画であるということが。
すこしでも踏み外せば茶番になってしまうところを”間違える”ことなく、
丁寧に、丁寧に描いているからだ。

戦災復興という、根幹となっているテーマに対して全く手を抜かないことが、
この漫画をブレない強い漫画にした。

似たような表現でしつこいかもしれないが
パッと見以上に「本当に、本当に、よくやっている漫画」なのだ。


ぜひ読んでほしい唯一無二の作品の一つである。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2015-11-01 12:49:11] [修正:2015-11-01 12:49:11] [このレビューのURL]

登場人物の全員が敗者で、全員が罪人である。
そしてこれは主人公ジョニィ・ジョースターがその全ての敗北と全ての罪を
「おっかぶって」
もういちど立ち上がる、ただそれだけの物語。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-08-13 13:30:37] [修正:2011-08-13 13:30:37] [このレビューのURL]

テンポ悪っ!!

それでも楽しめてしまうのは藤田先生の力量というか黄金パターンのおかげです。

いや、しかしこれテンポ悪いです。
数話完結方式をとるにしても、何か一貫した物というか次につながる伏線みたいなものがそろそろ欲しい。
ちょっと風呂敷広げなさすぎな気がします。
まぁ、まだまだ序盤といえば序盤なんだけど今までの藤田漫画の「序盤」に比べたらかなり見劣りするかなぁ・・・。


追記 2009 12・1
藤田さんの漫画はほんっと尻上がりだよなw

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-02-07 10:18:11] [修正:2009-12-01 20:17:07] [このレビューのURL]

エグい、グロい、無残、気持ち悪い、酷い…その他もろもろの雑音を取り払ったら、そこにはもう
  「美しい」
の言葉しか残らなかった。
この漫画は血みどろ人間賛歌だ。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2007-02-12 19:37:24] [修正:2007-02-12 19:37:24] [このレビューのURL]

もう二度と読みたくないけど。

僕に与えたダメージは大きい。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-12-02 02:16:33] [修正:2006-12-02 02:16:33] [このレビューのURL]

7点 BE FREE!

そうか!これが江川達也の本領か!!

デビュー作だけに最近の江川作品と比べるとやる気とエネルギーが桁違いです。
キャラの絵は成長過程ですが、構図や、メカなどの巧さと細かさには正直驚きました。(これを江川本人とアシの二人で週刊連載してたってのはなかなか凄い)
前半?中盤までは熱いエロバカ漫画としては十分におもしろいと思います。
ただ終盤はバカさ加減にターボがかかってやってることが意味が分かりませんが、迫力だけは持続するので手を抜いていないことは確か。
馬鹿馬鹿しいけど終わってしまうと寂しいです。
とにかく江川達也の本気(多分)が読みたければ「BE FREE!」をどうぞ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-06-06 19:50:30] [修正:2006-06-06 19:50:30] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

最初のほうの「オタクのオタクによるオタクと一般人のための漫画」みたいな感じがとても好きで夢中になって読んでいた。
しかしこのノリも中盤あたりの[荻上登場→恋愛モノに方向転換]によって崩れてしまった感があり、良い意味でのオタク風刺漫画という見方は出来なくなったが、この木尾士目という人はもともと恋愛モノ(しかも超自意識恋愛漫画)を書く人なので方向転換後も十分に楽しむことができた。
終わり方に関しては、ちょっと物足りない感じもするが、ラスト2話で1つの最終回と考えると巧い終わらせ方だと思う。
色々ほめたりしたけど、ただ1つ言いたい。大野と荻上が後々うざい。でもこういうキャラの性格の変化もリアルなのかも


・・・でも終わると淋しい。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-05-29 02:12:10] [修正:2006-05-29 02:12:10] [このレビューのURL]

このマンガを読み終えると自分もマンガの登場人物のように救われた気分になります。
何となくでも自分の生き方について考えたくなるマンガです。

表紙がプラスチックっぽいやつで豪華な気がしたので家に置いときたいなと思って買ったんですけどね(豪華さに見合った内容ですが)。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-05-03 00:15:00] [修正:2006-05-03 00:15:00] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

ページをめくるたびに漫画から強烈な「気迫」と「熱」を発する漫画家の真実?を描いた傑作。
この漫画を読み終わると「行き場のないやる気」というモノが残ります。
この漫画のテンションに全身全霊を乗っけることが出来れば最高に面白いと感じれると思います(島本和彦の漫画の読み方は全部このやり方だけど)。
島本名言集としても最高。
「時間が人を左右するのではない!人が時間を左右するのだ!!」
衝撃の連続です(笑

熱血マンガ十訓を壁にはってマンガを描いてる漫画家もいるらしいです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-05-03 00:04:52] [修正:2006-05-03 00:04:52] [このレビューのURL]

この漫画はartです。全てが。
とにかくその不思議な美しさ、カッコよさに圧倒されました。
まぁそんなことより
「何でこの漫画がボンボンなんだァァァ!?」
いや、しかし小学生雑誌だからこそ子供の感性に多大な衝撃(影響?)をあたえるのかな。
あとこの漫画、途中で絵上手くなりすぎです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-04-25 21:16:31] [修正:2006-04-25 21:16:31] [このレビューのURL]