「錆びれた製図道具」さんのページ

総レビュー数: 35レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年11月10日


とりあえずかっこよすぎるんです。圧倒的な強さとエネルギー、効果線の多いこと多いこと。これに勝るエネルギッシュさとダークさをうまく織り交ぜたマンガは果たしてあるのか。私はまだみかけません。

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[投稿:2011-05-07 22:46:02] [修正:2011-05-07 22:46:02] [このレビューのURL]

6点 青い春

これは不良や若者の馬鹿さ加減や若気の至り感をおもしろおかしく拡大解釈した短編漫画かと思います。必見は「リボルバー」暇人不良学生三人が卒業までに男をあげようと模索している中、見知らぬ親父から「リボルバー」を一丁渡された。それには人数分の弾が入っている。それを手にした三人はまず高架橋で一発撃ち実弾であることを確認し、二発目はガンマニアのボンボン同級生に一発3万程で撃たせる。そこで三人は弾をたくさん購入してボンボンから金を徴収することを考えた。弾を買いにガンショップへ行ったはよいが不審なあまり通報をうけてしまい逃走する。浜辺にきた三人はながい時間をかけて順番にロシアンルーレットをすることになる。そして三人とも銃は空撃ちで生き延びた。この緊張感や鼓動は計り知れないもので、ビシビシと伝わってくる。感動だといって浜に倒れ込む最後の一人とそれを見守る二人。若者の怠惰的日常からの機転を大きく描いたメッセージであると思います。なにかしらやって刺激を受けて楽しい人生にしようと。それと他に「だみだこりゃ」という作品が好きですが、ジャンキーに因縁ふっかけられた学生が逃げて追われてを繰り返し殺される作品で、これは歯がゆくて歯がゆくてたまらない作品です。

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[投稿:2010-11-11 15:45:09] [修正:2010-11-11 15:45:09] [このレビューのURL]

5点 光る風


差別とか学生紛争やらなんやらで社会性が強いとだけは感じました。
中学生くらいに読んでいたらもっとよかったかもしれません。
ラストの感じはデビルマンの例のシーンと通じるような強烈さがありました。

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[投稿:2011-05-15 02:05:59] [修正:2011-05-15 02:05:59] [このレビューのURL]


ジョージ秋山という漫画家は浮浪雲という人間讃歌大長編を描いてはいますが、このアシュラ等の危険な中編や短篇をこれでもかというくらい70年代に発表している側面も面白いですね。
この作品の存在感や内容はとても凄まじく5点という点数は少し個人的にも酷です。期待していたより劣ってしまったというのでしょうか。サンコミ版全3巻、3巻も必要だったのかと思いました。アシュラの心情としては最初から最後まで揺るぎはあるものの一貫しているという点で納得いかなかったのかもしれません。なにかしらのアプローチを期待していました。

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[投稿:2011-05-07 22:35:30] [修正:2011-05-07 22:35:30] [このレビューのURL]


表紙がかっこよくて買ったはいいものの、自分にはまったく合いませんでした。

後ろのに誰かいるような怖い感覚を具現化して表現したような感じでしたが、それにしては少し弱いような。かすかな空気感で読む、あるいはスカスカ具合を楽しむような読み物として捉えるならばかなり残念でした。

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[投稿:2011-05-07 22:23:24] [修正:2011-05-07 22:23:24] [このレビューのURL]

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