「健太(99)」さんのページ

総レビュー数: 66レビュー(全て表示) 最終投稿: 2006年06月09日

面白さとか好きさ以上にこのマンガが全盛期の時に中高生だった人がうらやましい

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[投稿:2011-10-04 22:42:16] [修正:2011-10-04 22:42:16] [このレビューのURL]

ハッキリした違いというのを説明することは出来ないけど、面白い漫画には良作で面白い漫画  力作で面白い漫画 良作で力作な漫画
というのがあるような気がする。それぞれ、それを突き詰めたものが名作、大作、傑作でそこまでなればそれぞれに優劣というのはなくなてっくる。

ただホームセンターTENKOのように良作で力作というのが結局物足りなさが2つになって一番始末に悪い。猫ーミックー、F.C.ジンガという超名作、Mr.釣りどれんという傑作を作り出し、売れ方以上に”ファン”の多い鬼才とだ勝之の十分面白いけど、平凡な作品。でもやっぱりファンにはグッと来るんです。初めてとだ勝之を読む人は是非猫ーミックーやF.C.ジンガをおすすめします。

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[投稿:2010-11-24 03:17:53] [修正:2010-11-24 03:17:53] [このレビューのURL]

マンガが急速で連続的な変化を遂げた1990年代以降のマンガ、とりわけ吉田聡以降のマンガとそれ以前のマンガの違いの一つに伏目があると思う。

今では伏目は悲しみや苦しみという感情を表すに留まっている伏目は、それ以前のマンガではか弱さやけなげさという人物の性質を現すものとして描かれてきた。
試合のないときのあしたのジョーなどを思いうけべれば分かりやすいと思う。


見方としては、マンガの人の性質を現す表現が増えたことで相対的に伏目を性質を現す頻度が下がったというのも一つの解として正しいと思う。実際に初期の吉田聡の作品の一つであるスローニンではおでんやのばーちゃんは奥にただ立っているという描写が何度もされていた。現在ではけなげさを表す表現としてはこちらが主流になりつつある。

また社会が変化していき、それにあわせてマンガも変化したという見方もできるかもしれない。昨今の萌え系のコメディや、エロ系コメディなどの求められる風潮はけなげさの奥にある強さのほうに目が行っているからだろう。

赤色エレジーは本当に絵が上手いだけの古いマンガになりつつある。もちろんそれは実際今は古いマンガな訳だから当然だけれど、自分自身も含めて今のマンガを知る読者にはなじみにくくなりつつある。

ただここでだから昔は良かった、昔は悪かったという話をするのはあまりにもかっこ悪すぎるから避けるにしても赤色エレジーの伏目がちなヒロインのあまりの巧さを見たときだけは当事を知る人をうらやましく思う。

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[投稿:2010-11-04 00:19:17] [修正:2010-11-04 00:19:17] [このレビューのURL]

このマンガは綱渡りのマンガです。ある種のベタなギャグとしてオーバーな反応や、勘違いやこじつけによって話の進むマンガですが、伊達グルーヴは他人に対するもので、デトロイト・メタル・シティは主人公に対するものという違いはありますが、同系統のマンガと見ることが出来ると思います。
一方は2巻で終わり、一方は映画化までする大ヒット。
その差がどこに出来るかといえば、綱渡りをするかしないかです。何が綱渡りかといえばその特徴を目立たせるように作っているか作っていないかということです。特徴が分かるということは、マンガをちゃんと読まなくてもそれまでに持っている知識や経験だけでも欠点は見つけやすい。
ただ実際は綱渡りをした風を装っているからこその欠点であって、実際に綱渡りをしているこのマンガはとても面白いです。

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[投稿:2009-09-10 15:35:52] [修正:2009-09-10 15:35:52] [このレビューのURL]

菌が見える沢木の大学生活の漫画です。 話が全体的にコメディ風で読みやすくて面白いです。 そしてそれだけではない漫画です。 
レビューというより好きな場面なんですが
第1巻の5話が好きです。美里と川浜という二人の先輩に出会いその二人が自分の不思議な力を試したりしなかったことで沢木はうれしい気持ちになる菌に対しても穏やかな気持ちになっている。そして「久々にこいつらと遊ぶか・・・・」といいパンに色の違う菌で絵を描こうとし菌をあつめる。その時それまで酔って寝ていた先輩の一人美里が目を覚ます。そしてその一瞬だけ沢木と同じように菌が見える。 この場面がすごくいいです。 ただ右肩下がりに面白くなくなってきています。

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[投稿:2006-10-15 15:27:21] [修正:2008-12-01 16:27:08] [このレビューのURL]

6点 火の鳥

[ネタバレあり]

火の鳥は本当におもしろいのか?
少なくとも安定して全部がおもしろいということは無いように思う。
数々の妥協点の上に成り立った漫画といえる。
ナメクジの世界が出来るまでの地球の再生、コスモゾーンとして火の鳥と一つになる。妥協に妥協を重ねて進む物語だ。
そして個人的にはいちばんすきな、乱世編は火の鳥として書く理由は全くない。
我王が演じた天狗はただの天狗にすべきだった。乱世編での我王の登場は鳳凰編までも貶める結果になった。
復活編 鳳凰編 異形編 太陽編 まとめとなるもう1編以外は蛇足だ。
でもこんだけわるいとこがあっても6点以下をつけることが出来ません

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[投稿:2008-07-18 00:24:48] [修正:2008-07-18 00:24:48] [このレビューのURL]

自分の正直な気持ちを書くとDr.スランプのほうがいい漫画といわれているのは分かるけど、好きなのはドラゴンボールだということです。
そういう人も割りといるのではないかと思います。


それは多分小学生の時テレビでずっと見ていたというのがすごい影響している。
ナメック星、超サイヤ人、瞬間移動、人造人間、吸収、再生、精神と時の部屋、それらが出るたびに学校では大騒ぎだった。
みんなが自分たちの思い描く最強を話し合った。
当時小学生はコミックは買わないというのが基本だったので、ドラゴンボールを読むためだけに散髪に行きたがったのを今でも覚えている。

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[投稿:2006-06-17 16:30:39] [修正:2006-06-17 16:30:39] [このレビューのURL]

6点 タッチ

[ネタバレあり]

この漫画のいいとこはなんといっても冗談の通じるところだと思う。
南ちゃんが明るく美人で優しくてしっかり者というだけだったら
この漫画は全然つまらなくなっていただろうし。
達也が弟思いだが怠け者というだけだったら和也の死のショックは半分も伝わらなかったとだろう。



この漫画で一番好きな部分は甲子園出場を決めた時病室にいる監督にボールを渡すところです。
最後には全員が悪人じゃなくなる。すっきりした漫画です。

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[投稿:2006-06-17 16:14:08] [修正:2006-06-17 16:14:08] [このレビューのURL]

前半は戦いの連続だった割にはわりとすんなりよめた。
そして魔界編がいい、それまでは戦いを面白くしようとしてだんだん無理が出始めていたが、魔界に行ったころからストーリー自体を楽しめるようになった。
魔界に行くことで妖怪になりかけていた幽助が人間に戻った。
その意味でも魔界編はとても重要な意味を持ったと思う。

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[投稿:2006-06-16 01:00:55] [修正:2006-06-16 01:00:55] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

第一話がすごい好きです。
30億で買いましょうに衝撃を受けた。
主人公の藤田は芸術を冒涜する政治家につみわらを売ろうとし、そいつに売らせる位ならと絵を傷つけようとする美術館の学芸員を銃で撃つ。一応偽者の銃だったが悪人っぷりを見せ付ける。
しかしその政治家に50億円でうった絵は偽者で、本物は芸術に対して興味もない老人に5万円で売る。
そんな感じの話が続く。
1巻がとても面白かったです。
長く続きすぎたために一話一話の印象が薄くなってしまったことが残念です。

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[投稿:2006-06-15 18:55:17] [修正:2006-06-15 18:55:17] [このレビューのURL]