「Leon」さんのページ

総レビュー数: 4535レビュー(全て表示) 最終投稿: 2015年09月19日

台湾のよろず屋を舞台にした人間ドラマ。
台湾の食文化や独特な習慣などの台湾の「空気」が
誌面を通してこちらに伝わってくる。
人とのつながりや相手のことをよく考えることといった
普遍性のあるテーマを登場人物の心理描写を
通して描きあげられているのが見事だ。

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[投稿:2023-08-16 09:27:39] [修正:2024-05-31 09:28:59] [このレビューのURL]

9点 カデギ

韓国の物流業界を描いた作品。
仕事のキツさやドライバーの厳しい環境といった、
物流関係のシビアなところが克明に描かれている。
そこから見られる人間関係もなかなか楽しめた。
キムチの汁が漏れた話など韓国ならではの
エピソードを描かれているのも味わい深い。
グラフィックノベルにありがちな読みづらさが
ないのもとても良い。

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[投稿:2024-01-10 20:23:59] [修正:2024-05-31 09:28:55] [このレビューのURL]

作者がワイン醸造家と共にお互いの生業について学びあう様を
描いたドキュメンタリーBD。醸造家のブドウの作り方や有機農法に
対する強いこだわりと印刷所でのやりとりや他のBD作家との
交流で見られる作者の姿勢は、これぞプロだなと思わされた。
フランスのBDの編集会議やアングレームのフェスの様子も
日本と違っていて興味深い。

作画のほうもモノクロにも関わらず、表情豊かでまるで
カラーが付いたみたいに美しかった。

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[投稿:2024-02-03 22:38:35] [修正:2024-05-31 09:28:51] [このレビューのURL]

登場人物の可愛さと作品の空気に惹かれました。
主人公が初めて魚を釣った時の喜びや和気藹々とした
ていぼう部の面々を見てると凄く羨ましく感じる。
釣りだけでなく、潮干狩りや釣りのマナーとやり方、
アルバイトの描写も描かれていて楽しく知識を学べるのも良い。
五島編は徹底した取材が伺えて臨場感が物凄かった。

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[投稿:2020-05-08 09:45:35] [修正:2024-05-31 09:28:46] [このレビューのURL]

最初はクサさが鼻についたけど、主人公サイドが
非常に魅力的で「この人について行きたい」と
何度も思わされた。甘ちゃんだったが、仲間の
献身と強い気迫で徐々に成長していく初代タケルに
普通に感情移入できました。引き延ばしだと言われがちな
第2部も武頼が物足りないながらも敵役の掘り下げなど、
見どころが多く個人的には失速したとは思わなかった。

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[投稿:2021-10-12 21:41:19] [修正:2024-05-31 09:27:32] [このレビューのURL]

カンニングを題材にしたのが斬新でシュール。
どうやってカンニングするか、それをバレないようにするかが
とても可笑しくて笑える。キャラもカンニンググッズも
面白くて味わい深い。松本大洋先生のアシをやっていたのか、
コマ割りや演出も上手い。まさにコロコロの埋蔵金だ。

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[投稿:2016-01-31 15:14:37] [修正:2024-05-31 09:27:27] [このレビューのURL]

敵役が英世の邪魔をするも世間や上の人に認められるのがワンパターンな
きらいがあるが、それでも英世のひたむきさに心が動かされる。
主人公だけでなく脇役も良く作られていて、彼らが織りなすドラマは
極上と言ってもいい出来。11巻のブランコ乗りからピエロに転向した
男の話は最高だった。アレだけなら10点でも足りないくらい。

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[投稿:2021-09-24 18:53:19] [修正:2024-05-31 09:27:22] [このレビューのURL]

熱さと笑いがこれでもかと詰まった少年漫画のお手本のような傑作。
ラグビー編はまだこなれていない印象だったが、柔道編からは
加速度的に面白くなっていった。プロレス編は三四郎の集大成って
感じで三四郎をはじめとするプロレスラーはどれも魅力的で
引き込まれていった。絵柄も親しみやすくコマ割りも時に大胆で
画的にも読みごたえは十分だった。

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[投稿:2021-07-15 20:54:06] [修正:2024-05-31 09:26:50] [このレビューのURL]

友人との交流と死別、漫画家という仕事の壮絶さと喜びが
ひしひしと伝わってくる。それを笑いというスパイスをかけて
明るく切なく仕上げる手腕は見事。自分はこれが初めての
小林まこと作品だが、三四郎や柔道部物語等他作品を
読んでからだとより感動できると思う。

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[投稿:2015-11-02 23:26:47] [修正:2024-05-31 09:26:35] [このレビューのURL]

シリアスとギャグの使い分けが絶妙で最後まで飽きが来ない。
登場人物は皆個性的で主人公の成長も説得力があって面白い。
後の「ビバ!柔道愚連隊」辺りもこの作品の影響を受けただろう。
11巻しかないのが少し惜しいか。

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[投稿:2015-10-24 23:04:45] [修正:2024-05-31 09:26:23] [このレビューのURL]

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