「フィロ」さんのページ

総レビュー数: 34レビュー(全て表示) 最終投稿: 2017年03月23日

東京の地下にはアンダーグラウンドがあり、公司(カンパニー)があって、その公司に連れ去られたお姫様を取り戻すために戦う、能力者系バトル漫画。

学生のときにコツコツ集めて全巻もっていました。主人公が風の能力、相棒の女性が重力の能力、などそれぞれの能力をもった者がいて、それらが地下世界でバトルを繰り広げます。

未知の地下世界というサスペンス要素に最初はドキドキしたのですが、公司がしきっている独裁的な世界なので、そこまで広がりは感じませんでした。
地下世界を舞台にした漫画は珍しいので、そこがユニークでいいと思います。

絵はだんだん綺麗になっていって、中盤くらいが読みやすいです。読んでいた当時はわくわくしました。キャラクターもそれぞれ立っています。
小学・中学生のころに読むととくに楽しんで読めそうな、王道の少年漫画です。

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[投稿:2017-03-25 19:44:26] [修正:2017-03-25 19:44:26] [このレビューのURL]

短編でここまで濃い作品が書けるのは、やはり素晴らしいです。

「瞬撃の虚空」のシュワちゃんのようなアクションやおじいさんの渋さ、「美食王の到着」のアラビアンメルヘンで残酷なお話、筋肉少女帯の機械を元にした感動作「空に羽が…」がとくに好きです。

短い中に、感動と格好よさと、切なさと幻想的さ、すべてが詰まっています。

うしとらやからくりが好きな方以外にも、一度読むと頭に残って離れない短編が読みたい方にオススメです。

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[投稿:2017-03-23 21:51:42] [修正:2017-03-23 21:51:42] [このレビューのURL]

商人がみずからのこぶしを託し、試合で決着をつける習わし、拳願試合。
現代のしがないサラリーマン山下一夫がそれに巻き込まれていくお話です。
いわば少年漫画でいうところの、超王道バトル漫画ですね。ストレートにバトルトーナメントだけを取り出したかんじです。
しかし、試合シーンの絵には迫力があり、「ほんとかそれ」とツッコミたくなるようなバトルの解説、濃いキャラクターが面白いです。
作者の方は格闘マニア(?)らしいので虚実皮膜なワザの数々を楽しめます。シンプルなのに、すごく面白い。アニメ化したらヒットしそうです。

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[投稿:2017-03-23 21:43:54] [修正:2017-03-23 21:43:54] [このレビューのURL]

賭博が年関係なく合法化してる世界で、豪運をもつ主人公の少年ミツルがギャンブルをしていくお話。

なかなかダークで気持ち悪い、悪そのものみたいな敵を負かしていくのでハラハラしては読めますが、いかんせん運だけで勝っているようなところばかりでした。
なのでこれは、その緊張感や雰囲気を味わう漫画なのだと思います。
主人公のライバルの青年がロシアンルーレットをするお話と、そこの種明かしが面白かったです。
続編の麻雀物もチラッと読んだのですが「ギャンブルッ!」のほうが面白そうでした。

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[投稿:2017-03-23 21:28:11] [修正:2017-03-23 21:30:13] [このレビューのURL]

8点 ONE PIECE

海賊物はワンピースとフルアヘッドココが好きです。
ロビンの「生きたい…!!」くらいまで本誌で読んでいました。そこからはとびとびに読んでいます。
序盤の仲間が増えていくあたりのエピソードは、子供心に毎回号泣していました。それぞれに悲しい過去があって、それを乗り越えて仲間になっていく展開は胸に迫るものがありました。
文章にすると説明しづらいのですが、もらい泣きをしてしまうような熱さがありました。
ドクターヒルルクのところなんか、今読み返しても泣くと思います。
長寿漫画の宿命か、空島編以降はすこし惰性に感じてきて、すべて追わなくなってきてしまったのですが、それでも壮大な謎が解ける結末には期待しています。

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[投稿:2017-03-23 21:05:02] [修正:2017-03-23 21:05:02] [このレビューのURL]

1?4部まで読みましたので、4部までの点です。
読んだのがかなり昔なので記憶になってしまって申し訳ないのですが、一番シンプルで読みやすいのは1部、主人公が面白いのが2部、冒険王道物!なのは3部といったかんじでした。
個人的には街を舞台にした4部が一番好きでした。
吉良のキャラクターもあいまって、バトル物なのにサスペンスドラマのようなじわじわとした面白さがありました。

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[投稿:2017-03-23 20:56:03] [修正:2017-03-23 20:56:03] [このレビューのURL]

果てしない世界観の広がりや、ハンターという職業の魅力やドライさがいいですね。

この漫画のすごいところは、敵キャラが本当に怖いところだと思います。単純じゃなくて、どんな思考をしているのか読みとりにくいミステリアスさを登場人物から感じますね。幽白もそうなんですが、この独特のミステリアスな雰囲気はあまり他の漫画には見られないような気がします。

また、主人公以外の第三勢力同士で戦うというワクワクする展開も随所にあります。主人公最強とならずに、むしろめちゃくちゃ強い人物がわんさか出てくるところが、ハンターという世界に奥行きを与えてて面白いです。

そういう、豊富でミステリアスなキャラや、主要人物と思われたキャラが容赦なく撤退していく展開が、混沌とした世界観にリアリティをもたせていて、緊張感を失わずに読むことができます。

本気の画力がとても高いのに、ラフのまま連載されていて読みづらかった記憶があります。(単行本ではなおってるのかな…?)

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[投稿:2017-03-23 20:48:04] [修正:2017-03-23 20:48:04] [このレビューのURL]

7点 RAVE

[ネタバレあり]

王道ファンタジーですね。小学生のとき流行ってまして、教室の後ろで今週のRAVEについて複数人で話してました。

壁に挟まる太陽みたいなナカジマとか、映画とってるバカップルの敵とか、プリン軍団とかケツぷり団とか、小学生にとったらもう腹かかえるほどツボでした。

また、テン・コマンドメンツとかエーテリオンとかオラシオンセイスとか、中ニ心をくすぐられるようなセンスもたまりませんでした。素直に、次はどんなことが起こるだろう、どんな敵が出てくるだろう、とライブ感にワクワクしていました。

冒険したくなるような街の描写や、ハルの優しくて涙もろい性格が好きでした。
個人的にはゲイルの最期、シュダの再登場、ムジカとレイナの絆の銀、ジークの最期が熱かったです。最後が駆け足なのが勿体なかった。
大人になった今読み返したら、小学生のときほど夢中になれるのか、気になるような、こわいような。

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[投稿:2017-03-23 20:30:54] [修正:2017-03-23 20:30:54] [このレビューのURL]

中学生のとき、夢中で読んでいました。
主人公の葉のゆるさが、連載当時新しい主人公像に感じました。
ジャンプらしいバトル物の少年漫画ですが、濃いキャラクターや独特の雰囲気、ノリを楽しむのが正しい読み方かな、と思います。

雰囲気というか空気感が独特で、恐山ルヴォワール編をはじめとして、古い日本の情緒みたいなものが絵のタッチや背景から匂ってくるのでそこがすごいなと。
世界各地の民俗的な何か、にも惹かれるものがあります。タイトルでもある「シャーマン」的な要素の魅力が節々にあります。
生と死のあわいのような、普通の少年漫画にはないテイストが、とても味わいがありました。
そこがこの漫画のいいところですね。

バトル物や濃いキャラクターが好きな人にはオススメ。

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[投稿:2017-03-23 20:09:52] [修正:2017-03-23 20:09:52] [このレビューのURL]

6点 LIAR GAME

オリジナリティのあるゲームがたくさん出てきますし、よく練ってあるなと感じます。
ですので、ゲームそのものを自分も推理しながら(解きながら)読んでいきたいタイプの読者には向いてると思います。ゲーム面では面白いですが、ストーリー的な盛り上がりには欠けるかな。

主人公のナオは純粋すぎて、秋山は賢すぎるような、そんなコンビなので、あまり誰にも共感しながら読み進めることができず、端から見守りながら読んでいくかんじでしょうか。自分のことしか考えてないドライな敵が多いなかで、純粋さを保ったまま人をみることを知ったナオは、成長できましたね。

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[投稿:2017-03-23 19:58:39] [修正:2017-03-23 19:58:39] [このレビューのURL]