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大学受験中に、勉強を時間を削って読破。

ハッピーエンドで終わってくれて、本当に良かったです。
3年に1回は読みたい作品。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-08-24 12:06:06] [修正:2010-08-24 12:06:06] [このレビューのURL]

4点 螺旋島

離島+パニック+サスペンス+ホラー。 もはや目新しい設定ではなくなってしまった感のある世界観。
確かに彼岸島ですね。あるいはEX少年漂流。
ただし主人公の強さが半端じゃないです。講談社の兄弟誌である週刊少年マガジンで例えるならば、
鬼塚英吉の体力に、ファルコンの頭脳と判断力を合わせたような高校生。 そりゃ最強です。

主人公の判断力や洞察力が際立っているような描かれ方をしていますが、そうは読めなかったですね。
論理的思考でリスクを極力排除していくような描写はなく、むしろ多数の可能性の中から
1つの可能性だけを決め付け、思い込みで行動しているようにしか見えないです。
結果的に主人公の取った行動はすべて正しいことになっていますが、どうにも説得力に欠けます。
その度ごとに周りの登場人物に「まぁ何てすごい判断力なの!?」なんてフォローさせてますが、
そんなこと言われても、ふーんって感じで全然ピンときません。

そういう感じで構成力にはかなり疑問符が付きますが、ストーリーの大筋には興味をそそられます。
まだ新人作家とのことなので、もっと見せ方が上手くなれば、面白くなってくるんじゃないかなー。
……と思ったら連載終了しちゃいましたね。
もうちょっと深みのある設定とか、裏をかかれるような伏線とか、そういうのを期待していたのですが、
ひねりのないままに終わってしまいました。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-08-24 10:09:27] [修正:2010-08-24 10:11:10] [このレビューのURL]

ファンタジー漫画                                                            絵はあまり特徴がないがストーリーが面白い                                                有名ゲームのパロディやエロ描写も楽しめる                                                今後もこの「危険な」描写を貫いていってほしい          

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-08-23 14:18:22] [修正:2010-08-23 14:18:22] [このレビューのURL]

あだち作品は、読み終わるたびに「誰もが通り過ぎる、あの頃」を思い出させてくれる。
そして、とても清々しい気持ちにさせてくれる。

漫画としての完成度等で勝負しているのではなく、読み終えた後の爽快感、甘酸っぱさ、そして忘れていたあの頃を思い出させてくれる力はどの漫画家よりも優れている。

脇役がどうのとか、野球の流れがどうのとか、あだち作品の良さはそういう所ではなく、自分の忘れかけていた素直な感情に、真正面からぶつかってくるところが、とても良いのだ。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-08-23 13:43:46] [修正:2010-08-23 13:43:46] [このレビューのURL]

滅多に表紙買いをしないんですが、この漫画は本屋で見た瞬間に「買いたい」と思いました。
まず森薫の画風・作風に似ています。森先生のアシスタントでもしていたのでしょうか。エマをはじめシャーリーや乙嫁語りはとても好きな漫画であり、それを彷彿とする表紙だったというのが1つ。
そして黒髪パッツンショートカット(それに貧乳!)のジゼル・アランにやられました。「こんな可愛い子が出てる漫画を買わなければ絶対後悔する」と正に衝動買いでした。

内容の方は1話完結のショートストーリーで話が進んでいきます。おてんばなお嬢様のジゼルがなんでも屋になっていろいろなことを経験するというのが本筋です。内容は申し分なく、個人的にとても引き込まれるものがあります。
画力の方も向上の余地はありますが表情の作り方がうまく、なんの問題もないと思います。
表紙や背表紙のデザインも好きです。

僕の中でかなりヒット、いやホームランをかっ飛ばした作品です。
森先生が好きな方、そうでない方も是非読んでもらいたいオススメの一品です。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-08-23 08:05:53] [修正:2010-08-23 08:05:53] [このレビューのURL]

これマンガ?って感じなんですが。。。
巻頭巻末の解説で予習復習しないとさっぱり???
時代も舞台も話があっちこっちに飛びまくり。
挙句に最新刊がなかなか出ない。いつまで休載が続くんだろ?
みなさんおっしゃる通り、普通に考えれば不親切極まりないでしょう
でも、なんだか何度も読み返してしまう。知的好奇心が刺激されるんでしょうか?

話は、異世界の人間(?)とモーターヘッド(平たくいえばロボット、ちょっと自我アリ?)の制御のために生み出されたファティマ(人造人間?)の人間模様???と、国家間の争いにモーターヘッドが入り乱れて歴史絵巻が繰り広げられる感じでしょうか。
個人的にはコーラスとハグーダの話と、その後のカイエンの話が好きです。基本的にロボット好きなので、モーターヘッドのドンチャカも好きですが。
ロボ好きな方、予習復習が苦にならない方、なかなか出ない最新刊を楽しみに待てる忍耐力のある方、まぁ読んでみてください。

エルガイムが好きだったので自然に入り込めましたが、つき合いだしたときが中学生、気がつけば40前、、、
気が早い話ですが、生きてる間に終わりはくるのかなぁ???

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-08-21 09:41:06] [修正:2010-08-21 09:41:06] [このレビューのURL]

凄い。

物語は全てラストのために描かれるのだが、その過程も丁寧で面白く仕上げられている。
そして迎える激動のラスト…

似たラストの作品を挙げるなら、古くは「ナウシカ」や「地球へ…」など。
最近のSFやセカイ系にも似たようなものが挙げられる(というか最近のものはこれらの影響を受けているので当然っすよね)。
なので作品の古さを特別視しないならば、単に「SFらしいラスト」で括られてしまうかも。だが、この作品の凄さはそこ(だけ)じゃない。
神のデザイン、表現の素晴らしさ・美しさ、敵味方問わず魅力的なキャラの数々…それらも備品にすぎない。

この作品の凄さ、それは物語を通して導き出されたその「結論」
‐神は「必要とされない」存在になったこと‐

宗教や信仰をテーマに入れながら、結果的に神は必要ないと結論付けてしまった!神殺しの作品はあれど、神を捨てる作品はそうそうないだろう。
ましてこれほどのクオリティと説得力をもってそれを描いた作品はこれ以外ない!まさに、今となっては宗教への関心薄く、特定の宗派に属さない人の多い日本だからこそ許された結論だ(欧米やイスラム圏じゃ…)。

救いは人それぞれ異なり、それは時に善であり、時に悪である。永遠の平穏が約束された理想郷では決して癒せぬ傷もある。
善だけが、悪だけが人の姿なのではない。人間とは「進化する反調和」だ!

こうした結論がかなりの説得力をもって描かれていることが凄い。
善なる透祜と殺戮に快楽を感じてきた夭祜が一つになるシーン
平和を尊ぶ亞神の味方をしてきた鷹野が、平和の楽園を築いた亞神の天音を斬り消すシーン
決して剣を取らなかった青比古が、一狼太を殺すことで救うシーン
敵も味方も誰も彼もが血にまみれ辿りついた結論。

凄い。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-08-11 00:03:55] [修正:2010-08-18 15:26:35] [このレビューのURL]

巻を重ねる毎に面白くなる親バカ漫画

過保護ならぬ過「かわいい子には旅をさせよ」
究極のツンツン親父がスパルタ的にダメダメイジイジな主人公の息子の成長を見守るというのが本筋。ストーリー自体はサバ読みまくりのトップアイドルな父親の芸能活動を中心に、そのせいで苦労の耐えない息子が行動を起こしたり事件に巻き込まれたり。
1巻に1つか2つのエピソードを収録していて、そんなストーリーを追うだけでも十分楽しめる。結構過激なエピソードも多いが、締め方は「ちょっと良い話」

とにかく主人公がウジウジでEVAのシンジを彷彿とさせられ、序盤はイラつくかも。でもタイトル通りだんだんアクティブに、自身をもって行動するようになっていくので見守ってやりましょう。特に4巻は良かったです。

恋愛も、主人公と女優としてパッとしないアイドル・泉志穂のすれ違う両想い、しっかり向き合った後も芸能界特有の嫉妬や女の怖さなど受難多い展開と鉄板。

線の細い、一見味気ない画だが、内容はしっかり楽しませてくれる漫画です。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-08-18 15:23:12] [修正:2010-08-18 15:23:12] [このレビューのURL]

アニメに超ハマって、読んでみました!!

あたしは、ギャグが大好きなんですが、
荒川はすごくおもしろいです!!
読み進めていくごとに、
おもしろい!!ってなります。
キャラも全員が目立っていて、心温まります。
最後のカラー漫画は、個人的に要らないんですけど、
まぁ、それも含めて笑えます。
というより、心温まります。

ギャグ漫画が好きなら、
絶対読んだ方がいいと思いますよ!!

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-07-10 21:23:38] [修正:2010-08-17 14:45:05] [このレビューのURL]

9点 寄生獣

散々語られてきた作品に新たなレビューもなんのなので、
オッサンの感傷文を一筆お目汚しに。

この作品との出会いは単行本の5巻が発売になった15年ほど前。
当時住んでいた東京は千歳船橋駅近くの書店に平積みされていて、
今思えばそれほど強烈な表紙でもないのに、
魅入られるように手に取りそのままハマってしまった。

少年ジャンプではスラムダンクが佳境に入った頃、
ネットもない時代で漫画の評判は口コミが頼りだったが、
新刊が発売になると大学のゼミの長机に
専門書と共に違和感なく複数置かれていた光景を覚えている。
あっという間に浸透してカルトな人気になっていった。
バブルがはじけ、阪神の震災、オウム関連の事件が起き
転げ落ちるように暗くなっていく世相に
ほの暗い作風が合っていたのかもしれない。

その後も事あるごとに読み返してきたが、いまだに色あせない。
私なんかに言われるまでもなく、語りづかれる名作になるだろう。
満点にしなかった(気持ち的には9.5点をつけたかった)のは、
作者の現行作品「ヒストリエ」に期待しているため。
大作になるのが必至のテーマなので、早く進んでくれることを切に願ってます。
「アッララララ−−−−−−−−−イ!!」(違っ)

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-08-17 11:23:40] [修正:2010-08-17 11:23:40] [このレビューのURL]

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