「」さんのページ
10点 火の鳥
「読 ん で お け ! !」
以上
え?短い?
じゃ、もう一言
「ガ キ に 読 ま せ ろ ! !」
強制させずに、さりげなく誘導して読ませるのがミソ(笑)
うまく食いつけば、勉強そっちのけで最後まで読むぞ。
目先の勉強時間は減るけど、
そいつの人生Totalで見れば大きなプラスだ!
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-09-13 22:55:59] [修正:2010-09-13 22:57:07] [このレビューのURL]
9点 苺ましまろ
この漫画で特筆すべき点、それは松岡美羽の存在だと思います。
彼女はいわゆるギャグキャラになるんですけども、
他の漫画のギャグキャラにはない魅力を持っていると思うのです。
それが何かというと、美羽が普通の小学生の女の子だと言う事です。
大抵のギャグキャラというのは現実にはとても存在しえないような異様なキャラクターだったり
なにかしら極端な設定だったりすることが多いと思います。(そこまでギャグ漫画読んでる訳ではないので勘違いかもしれませんが。)
そういったキャラは本人が笑いをとろうとせずとも、自然にとった行動が笑いに繋がったりしますし、現実には不可能な行動(漫画的表現と言えばいいのでしょうか)なんかも出来ます。
しかし美羽はただの小学生。笑いを取ろうとして笑いを取る事しか出来ないのです。
そこで一つハードルが上がるんではないかと思います。
更にこの漫画ではギャグキャラ(ボケキャラ)と言えるのは美羽しかいないので、笑いを作ろうとする時に他のキャラの手を借りるのは中々難しい。
この状況で今のところ6巻、面白い、少なくとも僕は。
美羽はしっかりと「ボケ」続けている。
案外こういうキャラクターはいないのではないでしょうか。
最後に特にこの魅力が発揮されている話があるので紹介しておきます。
それは単行本6巻収録のエピソード54「さよならみっちゃん」で
地獄にいった美羽が……「地獄に行く」というのは完全に漫画的表現でありさっき言った事と矛盾しているが、面白い所はそこではないので許していただきたい。
で、地獄に行った美羽が「物ボケ」をするシーンである。
僕は漫画でここまで純粋に「ボケ」をかますシーンを初めて見たと思う。
ぜひ、1?5巻を読んだうえで読んでいただきたい。
まあギャグ漫画はかなり「相性」というものがあるので、
2巻まで読んで面白くないと感じたら売ってしまったらええと思います。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-09-13 22:07:07] [修正:2010-09-13 22:07:07] [このレビューのURL]
3点 NARUTO-ナルト-
好きになれません。
NARUTOが、と言うよりはこの作者のマンガが。
確かに、この作者はよく勉強していると思うし、
凄い努力をしている人だと思います。
だけどね?、この作品からは
作者の伝えたいものが一切伝わってこないんですよ。
ただ、小手先のテクニックだけで
「こういう話を作れば読者にうけるんでしょ?」
「はい、ここで笑い、はいここでお涙頂戴。」
というふうにマンガを描いてるように思えます。(私だけでしょうか?)
職業漫画家って感じなんですよね。
「描きたいもの、伝えたいものがある」からマンガを描くのではなく、
飯を食うためにマンガを描いてます。
という印象を受けてしまいます。
(もちろん、それが悪いことだとは言いません。私が好きになれない、というだけのことです。)
毎週JUMPを読んでいますが、
「NARUTOを、もう一回読み返したい」と思ったことが、一回もないんですよ。ホントに。
小手先じゃなく、ハートで勝負しろよ!この野郎。
と言いたいです。
もちろん、評価できる点もあります。
絵に関して言えば、
・マンガ絵(デフォルメ絵)がうまい。(自分の絵を模索する姿勢、はスバラシイ)
・構図も凝っている。
・コマ割りも上手。
・書き込み量も多い(昔は…)
と評価に値する点が多いと思います。
しかし、私は好きになれません!
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-09-13 20:30:48] [修正:2010-09-13 20:31:44] [このレビューのURL]
10点 めぞん一刻
娘が高橋留美子さんの新作漫画を読んでいたのをきっかけに、久しぶりにめぞんを読んでみましたが、時間を忘れて読破してしまいました。
やはりラブコメ漫画の最高傑作の一つですね。若い頃、こんな管理人さんが居る下宿屋に住めたらいいなと淡い期待を抱いていました。笑
こんな20年以上前から活躍されている作家さんがいまだに現役で活躍されているとは驚きです。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-09-12 23:19:15] [修正:2010-09-12 23:19:15] [このレビューのURL]
9点 こいつら100%伝説
パワーとムチャクチャさにおいては前作「お父さんは心配性」を超えたあーみん三部作の第2弾。
変態忍者3人組(←と、書いたけどホントの意味での危険人物は「極丸」のみ。極丸と比較すれば「危脳丸」はまだ可愛いもんだ。満丸は無害。)にいつも手を焼かされる師匠が憐れでならない。面白いんだけどね。
特に面白かった回は・・・・
一.1巻。夏休みの計画表を作るも極丸はお姫様と結婚する予定を立てていて、それを阻止しようとする師匠と他の2人は極丸の挑発に乗って「予定通りに行動しながら、極丸を追いかける事に」。三味線を奏でながらの追撃(笑)とか、座禅を組みながらの疾走とか、有り得ない・・・(笑)。最後はキリシタンの神父を助けての大団円(笑)・・・・・って、どうやったら「そういうオチ」に結び付くんだ(笑)、という疑問はどうぞ実際に見れば全て分かります(笑)。
二.1巻。危脳丸が「奇病・さしすせ疽」に冒される話。「さしすせ疽」を顔にして身体測定のピンチを乗り切ろうとする展開に爆笑しました。
三.1巻。白鳥城のお殿様の誕生会で唐突に登場してテーマソングを歌う作者「あ?みん」。「原稿料あげろ -っ」「しめきり延ばせーっ」「毎年友だちがお盆の時にしめきりなんてあんまりだーイェーイ」(笑)と か自らの窮地をネタにしてしまう自虐的な作りに感動。
四.2巻。突然登場して準レギュラー化した「元・ニセ歯医者改めニセ商売人」の出てくる回はどれも最高で した。ターミネーターが危脳丸よりも偉くなった途端、先輩風を吹かせて危脳丸イビリを始める・・とかも、掌の返し具合がたまりません。
3巻はややパワーダウンか。最終回の前の話で「ターミネーター」が死ぬなんてシリアス展開になったのに・・・師匠とお姫様は全然、悲しんだ描写が無いまま放置された(笑)。最後の最後で「実は生きてた・・」って前回の感動(?)が台無し(笑)。しかも最終ページは「3人組」として紹介されてターミネーターはやっぱり無視(笑)。
作者は「変態漫画家」扱いにイヤ気が差して、筆を折ってしまわれたそうですね・・・。少女誌でこんな「破壊的なギャグ漫画」を描いていた方は・・・・記憶に無いです。後に続く方もいないでしょう。そこに「岡田氏の非凡さ」を見たいのだが・・・。全3巻は短いですが、これは間違いなく「買い」です。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-09-12 20:33:09] [修正:2010-09-12 20:33:09] [このレビューのURL]
5点 ONE PIECE
今更ながらだが、「ワンピ」の評価を。
現在のジャンプの看板作品。確かに絵も上手いほうだと思うのだけれど、最近は初期と比して「描きこみ過ぎ」で返って見辛くなっているような印象も受けます。
それと、長い。
伏線を山ほど張っているのは判るのですが、それが一体いつ解決するのか?
ホントに全ての伏線を回収し切れるのか?そして、完結まであと何巻費やすのか?
・・・等、疑問が次々と上がってくる。下手したら80巻くらいはいくんじゃないのか?
で、現在の長期連載が最初から作者の予定の範疇だったのか、それともジャンプお得意の編集部の都合による「引き延ばし」によるものなのか?で、評価は変わってくると思う。
仮に前者なら完結に向けてまだ何とかやっていけそうだが、後者だとしたら破綻は時間の問題だろう。
ジャンプは、鳥山先生の才能を食い潰した轍をまた踏もうとしているのかと思うと、全く懲りない体質に嫌気が差してくる。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-09-12 20:11:20] [修正:2010-09-12 20:11:20] [このレビューのURL]
6点 アリオン
ほぼ30年前の作品だが古さは感じない。
安彦良和にとって初の本格的な漫画作品なのにおそろしく完成されている。
中学生の頃に読んで、舞台設定の下敷きになっているギリシア神話の世界にに興味を持った。
(実際はそれほど神話には忠実ではないが。)
周知のことだが、この作者はガンダム関連以外にも数多くの歴史物を書いている。
中でも「王道の狗」「虹色のトロツキー」などの近代ものの評判が良いのだが、
個人的には、「ナムジ」「神武」などの『神話以上歴史未満』の題材を扱った作品でこそ、
真骨頂を発揮し生き生きと描いていると思う。その原形となっているのがこの「アリオン」。
そういった意味でも読む価値有りです。
ただし、エンディングの安易さだけはいただけない…。
とにもかくにも、現在も中公文庫からコミック版が発売されていますので、
お一つどうぞ!
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-09-12 18:18:00] [修正:2010-09-12 18:24:09] [このレビューのURL]
3点 20世紀少年
初読の時はその展開にぐいぐいと引き付けられる。
でもあの結末に一度辿りついてしまうと、読み直す気は全くおきない。
気分的には読まなかった事になってしまっている。
「誰が犯人か」という話で引っ張られていただけで、登場人物の人間関係、
行動や心理描写などに魅力を一切感じなかったかもしれない。
ミステリ漫画ではないとするなら、逆に大失敗ではないだろうか。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-09-12 14:42:54] [修正:2010-09-12 14:42:54] [このレビューのURL]
9点 寄生獣
高得点の作品でしたので、読んでみたところ非常におもしろかったです。
”そりゃ人間がそれだけヒマな動物だからさ、だがな、それこそが
人間の取り柄なんだ。心に余裕がある生物、なんとすばらしい!!”
このミギーの言葉にはとても考えさせられました。
このように心の中にスッと入るような言葉のピースがこの漫画の中には
いくつもあります。
このような深い内容を形にして世に出せる作者は自分のどれだけ上
をいっているのか想像もできないです。
この漫画を読むことはできて非常によかったです。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-09-12 01:55:26] [修正:2010-09-12 01:55:26] [このレビューのURL]
矢沢あいの漫画って登場人物のつらい気持ちとかがダイレクトに伝わってくる気がする。感情移入しちゃうというか。もちろん漫画なのでこんなのありえねーだろって展開もあるけど、いいことばっかじゃないっていうのがすごく現実的に描いてあると思う。喜んだりつらかったりっていうのが絵を通して伝わってくるから感情移入してしまうのかも。そこらへんの描写がうまいと思う。
この漫画にでてくる人物も風変わりな格好をしてたりするけど、悩んでたりすることは案外普通というか誰でも考えたことがある悩みだったりする。
登場人物がわりと身近にいそうな気さえしてくる。zipperに掲載されていた漫画なので服飾関係の人向けに描いた漫画かもしれないけどおもしろかった。
ラストはけっこう驚いたけどあのままの二人がくっついたら、紫はジョージに依存したまんまで本当の意味で自立した女性にはなれなかったんじゃないと思うと、ああいうラストでよかったのかな?
なんか映画化するみたいだけど、紫役は背の高い人にやってもらいたかった・・・
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-09-11 22:26:42] [修正:2010-09-11 22:26:42] [このレビューのURL]