「」さんのページ
10点 あひるの空
一番好きな作品のうちのひとつ。
試合だけじゃなく、日常生活の描写を多く描いているのが他のバスケ作品と違って良いところ。
自分が体験したことだったり自分が高校時代に言われてたらな・・・と思うセリフがいくつも出てくる。
出てくるキャラが多すぎるとか他校のちょいキャラの過去まで掘り下げる必要ないとか言う人がいるが、そこがこの作品の魅力だと思う。
各高それぞれにストーリーがあって、総体への思いがある。それを過去編だったり試合での描写で描いてくれる。
努力、積み上げの大切さってのを教えてくれる作品だと思います。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2011-08-07 02:50:52] [修正:2011-08-07 02:50:52] [このレビューのURL]
3点 ONE PIECE
いや 最初のころの仲間集めるところは本当よかったよ だけど今は長期連載のご他聞にもれず完全になーなーになってるよね 背景煩雑 文字テンコ盛り ほんと読みにくい 漫画ってもっとスピーディかつシンプルに読めるものじゃないの?小説じゃないんだから あとルフィの成長まったくないよね 何も考えてないじゃないの 主人公なのに。。。。 はあーもう63巻になるのね こんな巻数増やしていってどうするんだよ 長ければいいってもんじゃない 新規に入ってこれんだろもう だが次回作には期待してる 何十年後になるかわからんがw
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2011-08-05 16:35:03] [修正:2011-08-05 16:35:03] [このレビューのURL]
6点 うさぎドロップ
ほのぼのしながら楽しく読めました。宇仁田先生の優しい絵とほんわかした温かい物語(途中までは)がとてもマッチしていて良かったですね。
1部は育児もの。育児ものにはパパトールドミーや赤僕など名作も多いものの、うさぎドロップ独特の切り口も多くておもしろかった。りんは可愛かったし、ダイキチはかっこよかった。
2部になってかなり色が変わったのには戸惑った人も多いはず。りんの思春期特有の面倒くさい人間関係やぐだぐだな恋愛についての悩みを描こうとしているのかな?、でも迷走してるよなーと思っていたら最終巻を読んでなるほどだったでござる。
評価は分かれるであろう最終巻。倒錯的な恋愛自体は現実的にも少なくないし私も嫌いではないから置いといても、その過程の説得力が足りなさすぎた。これでは結局ダイキチが光源氏になっちゃっただけな気がする。
2部をまるまる使ってりんの気持ちはしっかり描写されていたのでどうしてそうなったかというのは十分理解できた。問題はダイキチの方だよね。どう考えても娘としか思っていなかったようなのに時間がいきなり飛んで受け入れて終了ってのはないよ。もしこの普通ならありえないであろう気持ちの変化の過程が説得力を持って描けてたら、私の中でうさぎドロップは名作(怪作か?)になっていたかもしれないと思うとかなり残念。
個人的には2部が惜しいなと思うものの最終巻が気に入れば楽しめるでしょう。1部は誰が読んでもOKです。
宇仁田先生他の作品に普通のホームドラマを描いた作品もあるようなのでそっちも読んでみようかな。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2011-07-30 15:07:06] [修正:2011-07-30 15:22:41] [このレビューのURL]
7点 栞と紙魚子の生首事件
「栞と紙魚子」シリーズとしてレビュー。
諸星氏初の少女漫画作品。 であるものの、全くそんな感じがしないです。 いつも通り。
作者もあとがきで「少女雑誌なので、一応少女を主人公にしただけ」みたいなこと書いてますし。
ジャンルはシュールホラーコメディーと表現するしかない独特の世界観。
町の大通りから一本外れた小道がどこにつながっているのか。
町外れの屋敷の庭の片隅で何が行われているのか。
路地裏の怪しい店でどんなものが売られているのか。
そういう日常のすぐ隣にある怪奇が描かれていて、日常と非日常との溶け込み具合が秀逸、というか奇々怪々。
舞台を例えて言うと「うる星やつら」の友引町といった感じでしょうか。 作風は全く違いますが。
どこか人を喰った絵柄、テンポ、内容。
恐怖というよりは、不条理と猟奇とユーモアに溢れた世界。
作中の言葉を借りれば、「細かいことは考えちゃダメ」な、「ネジが一本どころか二、三本外れた」感じ。
換言すると、そんな滅茶苦茶な内容を諸星氏のセンスで上手くまとめて楽しませてくれる作品。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2011-07-26 01:33:35] [修正:2011-07-26 01:33:35] [このレビューのURL]
6点 さよならもいわずに
同じ屋根の下にいても、お互い別の事をしたり、
話しかけないってことは当たり前にある。
それなのに、ほんの2,3時間見なかっただけの間に、
パートナーが亡くなってしまうなんて・・・やりきれない。
日常の中で、その人「だけ」がいない。
その違和感。
きっと、ずっと、慣れないだろう。
この物語は、まだ彼女が風景に溶け込んでいってしまう前の、
失った悲しみにもがく、作者の姿。
がむしゃらに仕事をしたり、普通に歩いたりしている時に
フラッシュバックのように襲ってくる、得も言われぬ感情。
闇に飲まれてしまいそうなコマ。
哀しいというよりも、何でいないのか感情がついていけなくて
気持ち悪くなりそうな思いが伝わってくる。
どうしてここまで、こんな苦しい時期に描かなければ
いけなかったのか。
自分の人生を切り売りするとか、商売上手とか、
言われることもあるだろうが、本人もこの状況下でも
「おいしいネタ」と自覚しながら書いたほどの確信犯。
他の作品を読んだことがないが、根が漫画家なんですね。
やっぱり表現者、そして、全てを細部に渡って記録する
ことによって、自分の記憶にとどめ、彼女を遺したんですね。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2011-06-27 22:31:47] [修正:2011-07-25 22:53:22] [このレビューのURL]
漫画家は医者を創った。医者は漫画家を救った。
“漫画の神様”と呼ばれ、今もなお新たな読者を獲得し続けている巨匠・手塚治虫だが、70年代初頭の手塚はよく知られているように公私共にどん底に喘いでいた。
劇画やスポ根漫画のブームに乗ることができずヒットも途絶え、もうひとつの夢であったアニメスタジオ経営も頓挫、このまま過去の人として忘れられかねなかった手塚が再浮上するきっかけとなった作品が、73年に週刊少年チャンピオン誌上で連載が始まった『ブラック・ジャック』(以下BJと略称)なのであった。
現在でではBJは『鉄腕アトム』や『火の鳥』と並ぶ手塚治虫の代表作の地位を確立しており、おそらく我々リアルタイムの手塚治虫をあまり知らない比較的若いファン層には最も多く読まれている作品だろう。この作品のヒットを受けて復活を遂げた手塚治虫は死の寸前まで旺盛な創作活動を続けることになる。まさに医者は漫画家を見事に救ったのだ。
今回紹介する『ブラック・ジャック創作秘話』は、BJ連載当時の手塚治虫の仕事ぶりやその周辺模様を関係者のインタビューなどを踏まえて描いたドキュメント漫画である。2009年の週刊少年チャンピオン創刊40周年記念企画の一環として読み切りとして掲載されたが、その後好評を博したのか翌年、翌々年と不定期に続編が掲載され、このたび単行本としてまとまって刊行されることとなった。
手塚治虫は“漫画の神様”、“現代漫画文法の確立者”、“ヒューマニスト”として死後もむやみに神格化され続けてきたが、近年の漫画研究では次第にその神話も解体されつつある模様である。本作がチャンピオンに掲載された時も、最初は「ああ、またいつもの手塚先生万歳漫画が始まったのか」くらいの気持ちで読み始めた。
ところが。何か明らかに従来の手塚ドキュメンタリーとは違う異様な雰囲気、情念が本作にはみなぎっていた。
作画を担当した吉本浩二の絵柄は青木雄二の流れをくむ非常に泥臭さが強調されたもので、「なんでまたこんな古臭い絵を…」と最初は思ったが1話を読み終えた頃にはそんなことはどうでも良くなった。むしろ飾り立てられた手塚神話を解体し、そこから更に新たな手塚治虫伝説を立ち上げるにはこの絵しかなかったのである。
ここで描かれた手塚治虫は全知全能の天におわす現代漫画の創造神ではない。
とても「神様」なんていうキレイで差し障りのない言葉では形容しきれない手塚治虫の怪物的な描写の連続。
・締め切り過ぎても出来栄えに納得できなければ全く新しい話に書き直す手塚治虫。
・原稿の督促に対して「マネージャーに言ってください…」とのらりくらりな手塚治虫(でも最終的には描く)。
・目覚まし時計のスヌーズ機能の「スヌーズ」の意味についてアシスタントににじり寄る手塚治虫。
・「世界初」という言葉や流行りものにやたら弱く、またしてもアニメ制作に乗り出す手塚治虫。
・そしていざアニメ制作を始めたたら納期採算度外視でリテイクを連発する手塚治虫…。
・どん底時代、経営上のトラブルを巡り関係者に苦しい言い訳をする手塚治虫(貧乏神が!)。
・自分の名刺の裏に書いた言付けだけで予約もない飛行機にアシスタントを乗せることに成功する手塚治虫(まさに神通力)。
・原稿を放置してアメリカに出掛け、電話越しに背景処理についてスタッフに指示を飛ばす手塚治虫(自分の過去の原稿や参考資料を丸暗記していた)!
神は神でも時に疫病神、ある時は貧乏神だった手塚治虫のケッタイな一面が青木雄二の門下生の手で描かれていくのである。だが、それらに増して何より凄まじかったのは、
・8時間で原稿を一から仕上げると宣言し、空調の止まった蒸し暑い部屋に篭もり、トレードマークであるベレー帽も眼鏡も外し鉢巻を締め、全身汗だくになり貧乏ゆすりを繰り返しながら目で喰らうように原稿を仕上げる手塚治虫。
そこには、漫画の鬼神としての手塚治虫の姿が強烈に刻みつけられていた。
本作は手塚治虫の畏るべき一面・笑える一面を色々と伝えてくれるが、手塚に劣らぬ重きをもって描かれるもう一人の主人公が存在する。当時のチャンピオンの編集長である壁村耐三だ。
藤子不二雄の『まんが道』などにも登場する名物編集だった壁村はBJの連載に大きく関わり70年代のチャンピオン黄金期を築いた人物として漫画ファンの間では知られているが、本作を読むと彼もまた手塚治虫に勝るとも劣らぬ怪物だった事がわかる。まるでヤクザのような風貌、人気漫画家でも甘やかすこと無く原稿のためなら手段を選ばない恐るべき執念。間違っても一緒に働きたくはないがこういう豪傑がいたからこそ手塚治虫も復活することができたのである。
締切を過ぎてでもギリギリまで作品のクオリティを上げようとする漫画家。漫画家の尻を叩きながらもどうにか原稿を回収し、読者に届ける役目を担う編集。漫画への思いを同じくしながらも方法論と立場の違いは越えがたい両者を結びつけるほぼ唯一の絆としての原稿。
最近は漫画家と編集部をめぐるあつれきの話をあちこちで聞くことが多いので、だからこそ漫画家と編集部が共に妥協することなくそれぞれの道を全うする姿には感動を覚える。既に手塚治虫と同じく壁村編集長もこの世にはいないが、一度現世に復活させて『ブラック・ジャックによろしく』の作者と死闘を演じる姿を見てみたいww
『ブラック・ジャック創作秘話』を銘打ちながらBJそのものに関する話題が少なかったり、最終話がほとんど永井豪物語と化していたりと構成上の気になる点もあるけれどエピソードはどれも非常に興味深く、手塚ファンのみならず表現を志す人間であれば読んでおいて損はないと思う。ありきたりな手塚神話は解体されようとも伝説は死なず。手塚治虫はやはりどこまでも唯一無二の手塚治虫なのだ。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2011-07-24 13:56:33] [修正:2011-07-24 14:02:36] [このレビューのURL]
6点 BLACK LAGOON
ハードボイルドなのか、これは。暴力表現、マフィアとの抗争などどこぞの映画のような展開だが、なんだか読んでいて恥ずかしいぞ、誰に説教してんだこの漫画。
話しの内容もいまいちつかめなかった。誰なんだよあいつ!っていのが急にでてきて困る。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2011-07-23 22:53:25] [修正:2011-07-23 22:53:25] [このレビューのURL]
4点 とある科学の超電磁砲
この手のオタが好きそうな設定丸出しで固められるとさすがに食傷ぎみ。
内容より設定が先行する部類は読んでいて耐えられない。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2011-07-23 22:23:57] [修正:2011-07-23 22:23:57] [このレビューのURL]
8点 マテリアル・パズル
魔力を分解し再構築することで様々なものに変換するマテリアルパズルという魔法がこの漫画での戦闘手段になる。要は能力漫画だけど、このパズルという設定をわりかし上手く使っている。
シリアスな戦闘シーンの中にこれでもか、とギャグを入れてくるのがこの漫画の特徴。元々ギャグ漫画家なのでかなりおもしろいが、TPOを無視して挟んでくるので苛々する人もいるだろう。ここは人を選ぶ。
基本的には世界滅亡の際に主人公3人に起こった謎を解いていく物語に能力バトルやギャグ、ミカドの成長を絡めた少年漫画。
無駄なストーリーがなく、伏線の張り方、回収の仕方が上手。このストーリー展開は構成力に長けているからこそだろう。
ハンターハンターの影響も感じるが、この作者には本格的な頭脳戦を書ける才能はないようで惜しい。キャラの強さも相性次第で勝敗が読みにくいので戦闘はおもしろいのは確か。しかしどうしても故意にずらした感が出てて、そういう所でもやはり戦闘ではなくて物語を楽しめる人向けと言える。
絵は致命的に下手なのだが、そこで敬遠するのはもったいない作品。漫画書くのはうまい作者だと思うので。
現在0章としての位置づけのゼロクロイツが連載中。しかしやっぱり本編が早く読みたいな。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2007-10-06 20:31:25] [修正:2011-07-23 19:48:37] [このレビューのURL]
5点 NANA−ナナ−
うはーつまんねっ
マジかよイマドキgirlはこんなんにキャピキャピ一喜一憂しちゃってるんすか
幸せな脳みそにリッパーサイクロトロンかましたいわ
15回転ってとこか?w
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2011-07-22 20:02:53] [修正:2011-07-23 17:36:57] [このレビューのURL]