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10点 斉木楠雄のψ難
これは、とても面白いギャグ漫画です。
目立ちたくないのだが、成り行きで仕方なく超能力を使ってしまう
超能力者・斉木楠雄。
そんな彼は、自分は特別な人間であるから、普通の人間と仲良くする
なんて不可能だ、という考えを持った少し冷たい感じの主人公なのですが、
それでも困った人がいたり、悪人がいたりしたら超能力で助ける、
という意外と正義感や慈愛というものも持っている所に好感が持てます。
他のキャラも、バカの燃堂、中二病の海藤、熱血漢の灰呂、完璧美少女の
照橋さんといった感じに、個性派揃いで面白いです。
ギャグ漫画にしては、下ネタや不快な表現が少ないのが、個人的には良いです。
悪人が出てきても大抵、斉木による制裁があるので、読み味も良いです。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2013-09-22 17:25:25] [修正:2013-09-23 18:33:05] [このレビューのURL]
10点 潔く柔く
いくえみ先生が大好きで、初の大長編!それはもうたっぷり10点つけます。
かの人あたりから匂わせていた群像劇を、ここでカタチに!
物語の中心人物を2大柱に掲げ、一方は未来へと進む話、もう一方は過去に遡って行く話と面白い構図になっています。主人公たちやその周りの人達の過去から今、大人になるまでをまるごと絵がいて様ざまな人間関係から主人公たちが、繋がっていく。
とにかく登場人物が多いので一気読みをススメます、オムニバス形式のような感じですが、ちゃんと話が繋がっているので名前と顔を覚えるのがちょっと大変
いくえみメンズはみんなかっこよく、誰かしら感情移入できる人がいるはずです
一人の死によっていろんな距離でその人と関わった人達が出てきますので
嫌でも最後のほうは人が死ぬって何だろう。って考えることになります。
いくえみ先生大好きなので文句の付け所もないし、むしろ
13巻も続く話を描いてくれて感謝すら感じます。
是非また長めの作品書いて欲しいです。漫画家生活長いのに
未だに高校生をテーマに描けて、絵も古くならずに描けるのは凄いです
華麗なコマ割にリアルなセリフ、絶妙な間の取り方。かっこいいです!
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2013-09-23 17:56:35] [修正:2013-09-23 17:56:35] [このレビューのURL]
10点 ワールドトリガー
まだ始まったばかりということもあって、謎だらけな作品です。
別世界から来た侵略者「近界民」(ネイバー)と戦う防衛機関
「ボーダー」。「ボーダー」は「トリガー」という武器を駆使して
「近界民」と戦っていく、というのが大まかな設定です。
謎が少しずつ解明されていくスタイルが個人的にはツボです。
「トリガー」を使ったバトルも見応えがあります。
キャラクターも魅力的です。メガネのオサム、「近界民」のユーマ
といった主人公達に続き、実力派エリートの迅など。
木虎やチカといった女キャラも、可愛く描けていて良いです。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2013-09-22 21:24:04] [修正:2013-09-22 21:24:04] [このレビューのURL]
10点 SLAM DUNK
全巻既読です
バスケを知らない人でも惹きつけられる魅力のある漫画です
実際自分がそうでした
始まりから終わりまで疾走感が止まりません
特に最後の試合描写が素晴らしいです
他の人に自信を持っておすすめできる漫画です
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2013-09-22 03:46:00] [修正:2013-09-22 03:46:00] [このレビューのURL]
10点 嘘喰い
今までかなり多くの漫画を読んできましたが(新旧・少年・少女問わず500タイトル以上)嘘喰いこそが最高の漫画だと断言できます!!
と言っても、私の好みがギャンブル系や小難しい系に偏っているのも事実ですが…(カイジ、LIAR GAME、デスノートなども大好きです)
嘘喰いの良い所はまず、キャラが立っているところです!主人公はもちろん、敵キャラ、立会人などそれぞれの個性が非常に強烈です。この辺がLIAR GAMEとは一線を画す部分だと私は思います。
2つ目はストーリー性です。現在30巻まで発売されていますが、一応ここで一区切りという形になっています
。嘘喰いのストーリーは非常に複雑です。作中のセリフの「‥‥。」や目線の方向など、数え切れないほどの行動が伏線として張り巡らされています。ですが嘘喰いの凄いところは全ての伏線を回収しきる所です。(鋼の錬金術師並み)主人公の計略が思い通りに進行していく爽快感は病みつきになります。複雑な話についていけない人が多いというのが非常に残念です。(そういう人に限って「最初は面白かった」といいますね。)
3つ目は暴力を軸に世界が回るというリアリティです。嘘喰いの世界では、弱者は賭けの場に立つことすら叶いません。例えば帝愛に噛み付いて兵藤とEカード勝負をしたカイジは、嘘喰いの世界であれば組織の力によってこの世から消されます。この現実味のある設定が嘘喰いをより面白い作品にしたと思います。
このレビューをみて興味を持った方は是非嘘喰いを手にとってください!!まあ一定のアンチが存在するのも確かなので、あなたが必ずハマるとは限りませんが…
ナイスレビュー: 3 票
[投稿:2013-09-16 01:07:12] [修正:2013-09-16 01:08:36] [このレビューのURL]
10点 野望の王国
とにかくどこを切ってもイカレた(褒め言葉)展開だらけの漢劇画といっていいでしょう。冒頭からして東大で勉強した結論がこの世は荒野だ!!ですからね、ぶっ飛んでると言っていいでしょう。
その後のストーリーもどこもぶっ飛んでいて、自宅にタンクローリーが突っ込んでくるのは当たり前、ヤクザの内紛で軍隊を雇って街の各支部を爆撃するなんてのもあります。とにかく暴力、暴力、暴力!!の漫画です、暴力を取ったら白紙になるレベルのw(褒め言葉)
敵役の柿崎の極悪非道な鬼畜っぷりは清々しいレベルですし、しつこさも物凄いです。また本来は味方のはずの兄と主人公がお互い裏を読み合う謀略展開も素晴らしいです、
最終盤の天星編がボスとしてのカリスマ不足もあって蛇足気味ですが、それを差し引いても凄い作品です、面白いというよりは凄い、が一番ピッタリ来る評価です。
これも野望は男の体と魂をも焼き尽くすせいです、しょうがないですね!!
というわけで10点です。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2013-09-15 12:00:37] [修正:2013-09-15 12:00:37] [このレビューのURL]
10点 THE レイプマン
まさかのレイプ魔が主人公という、今となっては絶対にありえない作品ですw
何が凄いって、色んな問題をレイプ1つで解決し、しかも大体が丸く収まる(話によってはレイプされた女性が喜んでハッピーエンド)という、女性が見たら卒倒するようなストーリーなところですね、連載当時も女性団体などから抗議があったとかなかったとか。
何よりどこを切ってもレイプと濡れ場しか無いのに、成年コミックならいざしらず、一般コミックとして発行されていたというのも凄まじく、正に時代を感じさせるものとなっています。
漫画としての純粋な評価ははっきりいって測定不能ですが、こんな突き抜けた設定&内容の本を一般書籍として発行した勇気と、中学・高校時代色々とお世話になったという思い出点で10点つけちゃいますw
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2013-09-15 08:45:45] [修正:2013-09-15 08:45:45] [このレビューのURL]
10点 ゴルゴ13
自分の中で一番好きな作品を一つ挙げろ、と言われたらさんざん迷うでしょうがこれになります。
この漫画に触れたのは小学生当時でしたが、さすがにこの頃は話が難しく濡れ場シーン目当てで飛ばし読みレベルでした。
ですが中学、高校、そして大人となりある程度の理解力がついてくるに従ってゴルゴの強さと魅力、そして何よりストーリーの面白さに引きこまれていきました。
秀逸なのはゴルゴは主役であって主役ではなく、そのゴルゴを使うことになる依頼者側が主役なんですよね、なのでどの作品にも依頼者側の正義、そして狙われる側の正義というのが俯瞰的に楽しめるので飽きがこないのが素晴らしいです。
そして時事ネタを扱うため、冷戦の真っ只中でソ連とアメリカがスパイ合戦にしのぎを削ったり、ナチスの残党がブラジルに拠点を築いていた、といった懐かしいものや、
今となっては他人事にはできなくなった原発事故、冷戦終結後の民族主義の台頭、近年では国家的盗聴組織やロボット兵士といった、
生々しい時事が作品に散りばめられているため、いつ読み返してもその当時の背景を想像できるのもいいですね、
作品はあくまでフィクションですが、書かれている時事ネタは中々深い物が多く、いつも考えさせられます。
自分の中ではモノの考えのみならず、間違いなく人生に影響したといえる正に傑作です。
劇画なので合わない人はいるでしょうが、食わず嫌いで終わらせるには惜しい作品です、一度は読んでみて!と自信を持ってオススメしたい作品です。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2013-09-15 07:54:08] [修正:2013-09-15 07:54:08] [このレビューのURL]