「そのばしのぎ」さんのページ
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ネット上には漫画にしろ映画や音楽にしろ、色々な素人レビューが溢れかえってます。
そんな中で読んで面白いなと思っていたのが映画「シベリア超特急」やエド・ウッド作品のレビュー。
Z級とも言われるこれらの映画。映画の内容は本当にお粗末なのですが、書かれたレビューを読んでいると、レビュアーも監督も観客も本当に映画が好きなんだなという気持ちが伝わってくる。映画に対する愛があります。
作品の好き嫌いだけ書くのであればチラシの裏でいい。
どこの誰かもわからない他人の好みに興味は持てません。
評論家気取りで上から目線というのも、勘違いしているようで非常に恥ずかしい。
物を語るのに無知を披露するのもおかしな話。
常日頃、反省はしているのですが、気が向いた時に勢いに任せて書いてたりします。
点数は適当につけています。点数評価は不要な気もします。

10点 はみだしっ子
家出少年ばかり4人、社会の枠組から外れて生きていくというのは、どこか映画「小さな恋のメロディ」のラストシーンでトロッコに乗っての逃避行に似てる。子供の頃はその先に希望しか見えてないが、年を食うと生活だとか現実しか見えてこなくなる。
実際には4人はグレアムの叔父から援助を受けているのだけど、そういった意味で始めはファンタジー色が濃い。
そしていろんな人と関わり合い、トラブルによってバラバラになったりもしたけど、最終的には養子という居場所を見つけ、また裁判という物を通じて社会と交わっていく事になる。
それだけで充分名作足りえたのだけど、若干一名雪山を引き摺ってそれをよしとしない者がいたためとんでもない問題作になってしまった。
ここまでできる漫画家はもう出ないだろうな。
漫画の本は殆ど捨てていますが、三原順に関しては捨てる気にならないですね。
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[投稿:2010-09-05 12:54:38] [修正:2010-09-05 12:54:38]