「そのばしのぎ」さんのページ

総レビュー数: 194レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年09月04日

ASHIMOに代表されるように、日本のロボット技術の高さ、特に2足歩行に関しては異常。
足なんて飾りです。偉い人にはそれがわからんのです。と某アニメの台詞にもあるが、
本来は必要のない機能な筈だが、日本人にとっては夢なんだろうね。
その日本人の技術者達に影響を与えたのがこの鉄腕アトムや鉄人28号、
そしてマジンガーZ以降の巨大ロボットアニメなのではないかと思う。

今の時代に他の漫画と比較してどうこういう漫画ではないが、これだけ日本人に未来の夢を見せ、
科学の発展にも影響を与えた手塚治虫。何故に国民栄誉賞を取れなかったのだろう。
そういった意味を含めてもっと評価されていいのではないかと思う。

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[投稿:2011-01-04 06:41:55] [修正:2011-01-04 06:41:55] [このレビューのURL]

宮沢賢治の童話は目にする機会も多く、誰でもひとつふたつは読んでいるだろうが、自分もさすがに全編読破まではしておらず、読んだのは数編に限られる。
グスコーブドリの伝記もこの漫画で初めて読んだ。
飢饉による貧しい生活と自然に翻弄されながらも生きて立ち直っていく物語。
宮沢賢治とグリムは大人のための童話とよく言われる。結構残酷でもある。
しかしながら他のシリーズ作品と同様に、登場人物を猫に置き換える手法により、人間の泥臭い悲惨さを出さず、透明感のある無国籍な世界となっている。
温故知新とはこういう作品を指すのではないだろうか。

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[投稿:2010-10-15 21:25:49] [修正:2010-10-15 21:30:19] [このレビューのURL]

タイトルは「ピーナッツ」だけど「スヌーピー」と言った方が通りは早い。
キャラクター商品としてはディズニー、サンリオに続く3本柱。ドラえもんやポケモンですら追いつけない。
犬小屋の上でタイプライターで小説を書く意外と知的な奴。
まぁいつもスヌーピーが主人公という訳でもないが。

谷川俊太郎の訳と併記で原文のセリフも載っていたりして、英語の勉強にもなると思ったが、そんな事はなかったぜ。
たかが四コママンガなのに、アメリカの歴史や習慣にまつわる話がネタだったりすると意味がわからなかったりするぜ。
スヌーピーには色々兄弟がいるそうだが、自分が知っているのはスパイクとマーブルスだけだぜ。
枝にマシュマロ刺して焚き火で焙って食べてるシーンを見て、真似してやってみたけどそんなにうまくなかったぜ。

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[投稿:2010-10-03 23:58:33] [修正:2010-10-03 23:58:33] [このレビューのURL]

ドローイングで描かれた一コママンガのペーパーブック四冊を収録した物。
甘ったるいです。一コママンガなのに、下手なラブストーリーよりよっぽど甘ったるいです。昔のフランスのバカップルです。でもとても洒落ている。
ペイネはマンガ家としてより、イラストレーター、画家としての仕事が多いため、ドローイングのみのこの本は中々貴重。谷内六郎、やなせたかし、みつはしちかこ・・・この辺は皆ペイネの影響を受けているが、その源流となっているのがよくわかる。

ただ、ひとつ注文がある。各章の冒頭に詩人串田孫一氏が解説を寄せている。
これが自分の事をつらつら書いていて邪魔すぎる。気持ち悪い。
ハリーポッターシリーズのあとがきでも訳者が自分の成功譚を自慢げに語っていて、何か勘違いしている印象を受けたが、訳者が前面に出てどうする。
まして大半が見るだけで理解できる一コママンガだ。余計な解説なんて蛇足としか言いようがない。

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[投稿:2010-10-03 11:37:42] [修正:2010-10-03 11:46:11] [このレビューのURL]

10点 水晶狩り

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[投稿:2010-10-03 05:32:17] [修正:2010-10-03 05:32:17] [このレビューのURL]

未レビュー

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[投稿:2010-10-03 05:30:54] [修正:2010-10-03 05:30:54] [このレビューのURL]

10点 少女椿

高得点をつけてはいますが、この漫画、常識人の自覚がある人には決して勧められない。
グーグル検索もしない事をお奨めします。
エロ・グロ・畸形・児童虐待、あらゆるタブーが含まれた漫画です。
にも関わらず、耽美派文学作品のような読後感は異常。

ちなみに1992年にはアニメが作成されています。
J・A・シーザーが音楽やってたりします。
当然ながらTV放映などできません。それどころか児童ポルノ、猥褻物関係で上映禁止までくらっています。もったいない話です。

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[投稿:2010-09-20 22:30:43] [修正:2010-09-20 22:30:43] [このレビューのURL]

永島慎二といえば、柔道一直線、漫画家残酷物語、フーテンあたりが有名なのだろうけど、自分はこれ以降の時代の作品を最高に評価したい。
叙情的に見える絵柄にも、とんでもないデッサン力(写実的な描写力という意味ではない)が計り知れる。この辺は油彩タブローや木版画においてもしかり。
決して真似しようと思って描ける線ではない。

そのばしのぎというのは登場人物の名前である。丸井太郎が強盗に入った家には
しのぎが放心状態で寝っ転がっており「自分を殺してくれ」と哀願する。
2人はコンビを組む事になるのだが、最後のオチまで二転、三転としていく生活。

永島慎二の漫画作品はオンラインコミックで特集ページがある位、復刻もされているのだが、残念ながらこの作品に関しては古書でしか手に入らず入手が困難な状態になっている。
時代が変わっても褪せる事のない漫画である事は保証する。

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[投稿:2010-09-19 22:36:19] [修正:2010-09-19 22:36:19] [このレビューのURL]

絵柄的にこの時代が好きかな。
ヨネザアドまで遡るとテンプラもヒゲまで生やしちゃってるし、
この後は慣れで描いたような線になっていってるし。
ファンタジーって今ではロールプレイングゲームの専用用語みたいになっているけど、本来はもっと広義の意味だった。
ますむら氏はそんな中で独自の世界観を作り出した一人だと思う。

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[投稿:2010-09-18 23:52:32] [修正:2010-09-18 23:52:32] [このレビューのURL]

10点 半神

この時代の萩尾望都は「メッシュ」を中心に描いていたが、
自分はむしろこの表題作の「半神」や、短編集「訪問者」に収められている「城」といった短編の完成度の高さが素晴らしいと思う。
いずれも少ないページ数ながら、表現したい事が簡潔に伝わってくる。
話自体もストレートなので誰にでも勧められる逸品ではないだろうか。

今まで特別に萩尾望都が好きだった訳ではないが、いくつかレビューを書いてみるとこの辺の作品は減点のしようがないのが困る。

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[投稿:2010-09-18 08:58:33] [修正:2010-09-18 08:58:33] [このレビューのURL]

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