「そのばしのぎ」さんのページ

総レビュー数: 194レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年09月04日

ラストまで読んだけど何のひねりもなかった。
惡の華にも言える事なのだけど、押見修造氏の描く人間の異常性だとか特異性というのが作り物にしか見えない。
極めて正常な感覚の持ち主がファッションで異常ぶってみせてる。
人と違う事やる自分ってちょっとカッコイイ?という雰囲気。
本物の狂気を感じないのね。
レビューでは漂流教室が引き合いに出されているけど、やはり似ても似つかない。楳図かずおの狂気とは格が違いすぎる。

ちなみにドラマは未見です。

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[投稿:2011-07-07 22:44:53] [修正:2011-07-07 22:44:53] [このレビューのURL]

決して悪い作品ではないが、スゴイとまで言えるかどうか疑問。
宝島のムック本のおかげでかなり過大評価されている気がする。

敵として街に襲い掛かる巨人、裸で暴れまわり、街を破壊しては人間を丸かじり、と文化を持たない野獣のように描かれているのですが、なぜだか髪の毛は理容師にカットして貰ったかのように切り揃えられている。

こういった部分に非常に違和感を感じる。ひょっとしたら、普通の人間が巨人化した物という伏線とも考えられるが、立体機動装置といった偏った技術など見ていると、そこまで深く設定を考えているようには思えない。

中・高校生位の子が「ぼくの考えた面白い物語」と描く分にはこれでいいと思うけど、商業作品として語るには薄すぎやしないだろうか。

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[投稿:2011-07-07 22:20:07] [修正:2011-07-07 22:20:07] [このレビューのURL]

前半の鬼相撲あたりまでは普通に漫画として面白かった。
ただ後半が・・・。
世間ではデビルマンの続編的に評価されているけど、つまらないですよね。

スターシステムというよりも、作者本人による二次創作。
つまらない二次創作の同人誌見せられたような残念感が漂う。

永井豪氏、筆が進む時はいくつも名作になるような漫画を残しているけど、
煮詰まるととことん外してしまうのではないだろうか。

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[投稿:2011-01-08 14:27:40] [修正:2011-01-08 14:27:40] [このレビューのURL]

序盤はそこそこ面白くなりそうな雰囲気があったのだが。
思徒の背景と過去、みちるとアカシック・レコードの関係など、
後から次々と話のスケールが飛躍していく。
ここまで風呂敷広げすぎると、話の続きも終わり方も何でもありとしか。

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[投稿:2010-11-14 23:59:18] [修正:2010-11-14 23:59:18] [このレビューのURL]

昔は好きでしたけどね。
今思い起こすと、「元暴走族」と「セックス」がカッコイイと思えた、恥ずかしい中二病全開の漫画だった気がする。

とは言え、独特のタッチと2頭身・8頭身の使い分け、ルビの振り方など当時はかなり斬新だった。

余談だけど、当時は「たがみが雪女を描くと掲載誌が廃刊になる」というジンクスが話題になった。偶然にしてはできすぎなのでつい笑ってしまった。そんな風に掲載誌に恵まれなかった作者だったが軽シンは長く続いたよね。

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[投稿:2010-10-31 05:58:23] [修正:2010-10-31 05:58:23] [このレビューのURL]

4点 B-SHOCK

赤の他人と枷が嵌められるという設定と、
一定距離以上離れると死んでしまう生活を描いたのは面白い。

しかし連載打ち切りだったのだろうか?
教授がなぜB-SHOCKなんて物を作り、何の為に主人公達につけたのか。
何を研究していたのか、なぜ2人をゼミのメンバーとして選んだのか。
全く謎のまま終了している。

ファンタジー路線で始めていれば理由も要らなかっただろうが、
リアル路線で展開するならオチはつけて欲しかった。

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[投稿:2010-10-30 17:14:27] [修正:2010-10-30 17:14:27] [このレビューのURL]

つまらなくはないが、やはり競輪やその他のギャンブルに興味がないと読むのはややつらい。
以前、まとめて借りて読む機会があったのだが、競輪の知識のない自分的にはレース中の駆け引きが重要なのだとわかった程度。
初期は全然絵のタッチが違うが、これはこれで味がある。

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[投稿:2010-10-09 07:09:50] [修正:2010-10-09 07:09:50] [このレビューのURL]

未レビュー

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[投稿:2010-10-03 22:54:13] [修正:2010-10-03 22:54:13] [このレビューのURL]

時間ループネタだが、2巻かけてまでだらだら描く程の内容ではなかった。
登場人物に感情移入できないので関わるエピソードがどうでも良い話としか思えない。
既存の同テーマ作品と違って何か目新しい事はというと、フラクタル図形のミステリサークルの作成時に中心に立ってしまった事が、時間の因果律に作用したという設定くらい。

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[投稿:2010-10-01 01:16:04] [修正:2010-10-01 01:16:04] [このレビューのURL]

アニメでは児童相談所界隈の話が異常なまでに市民運動のプロパガンダと化していて気持ち悪かったが、マンガではその辺が程々に押さえられている。
ただ理解しあおうとする前に、端から相手をスケープゴートとして共通の敵扱いにするのはいかがな物か。
これは団結と言うよりも、2chなどで言う「祭り」に近い状態だと思う。

この一編に限らず、元々のモチーフは津山三十人殺しや八つ墓村であろうが、そういったムラの民俗性、精神病に対する無知、偏った思想、いろいろと原作者の力量不足を感じる。
元々が同人であるから致し方がないのだが、大衆メディアに載せる以上、そこは改善して欲しい。

残酷な表現ばかりが話題になったが、問題はもっと深い部分ではないだろうか。

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[投稿:2010-09-26 00:13:02] [修正:2010-09-26 00:13:02] [このレビューのURL]

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