「そのばしのぎ」さんのページ
- ユーザ情報
- 年生まれ(性別:男性)
- Webサイト
- http://
- アクセス数
- 182723
- 自己紹介
- ネット上には漫画にしろ映画や音楽にしろ、色々な素人レビューが溢れかえってます。 そんな中で読んで面白いなと思っていたのが映画「シベリア超特急」やエド・ウッド作品のレビュー... 続きを表示>>

0点 Doubt
冒頭から誰が犯人か?という煽り文句。
囚人のジレンマにかけた謎解きミステリーか・・・と、思って読んでみたら、ただのオカルト話だった。
1巻から「推理物なら怪しいのはこいつかこいつだなぁ」と思いながら読み進めたが、結局犯人は何のひねりも意外性もなかった。
4巻を読んだ時の脱力感は20世紀少年のカツマタ君に匹敵する。
まぁ、そもそもノックスの十戒破ってるし。
ひぐらしも最初はミステリーとして宣伝しまくっていたらしいから、こんな内容でも大丈夫と思ったのだろうか?
絵や雰囲気は良いので2、3点をつけてよい気もするが、この思い切りのよいザンネンさが半端な点数はつけるなと言ってる気もする。
ここまで肩透かし食らわせてくれると、ネタとしては楽しめるので、是非とも友人・知人に広めてほしい。ただし、時間を返せと怒られる可能性も非常に高いので、シャレが通用する相手に限る。
おそらく原作者でもつかない限り、この作者の漫画を読む事は今後ないと思う。
マンガにゴールデン・ラズベリー賞があるなら是非とも一押ししたい作品。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-09-30 18:46:15] [修正:2011-01-03 09:21:46]