「そのばしのぎ」さんのページ
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ネット上には漫画にしろ映画や音楽にしろ、色々な素人レビューが溢れかえってます。
そんな中で読んで面白いなと思っていたのが映画「シベリア超特急」やエド・ウッド作品のレビュー。
Z級とも言われるこれらの映画。映画の内容は本当にお粗末なのですが、書かれたレビューを読んでいると、レビュアーも監督も観客も本当に映画が好きなんだなという気持ちが伝わってくる。映画に対する愛があります。
作品の好き嫌いだけ書くのであればチラシの裏でいい。
どこの誰かもわからない他人の好みに興味は持てません。
評論家気取りで上から目線というのも、勘違いしているようで非常に恥ずかしい。
物を語るのに無知を披露するのもおかしな話。
常日頃、反省はしているのですが、気が向いた時に勢いに任せて書いてたりします。
点数は適当につけています。点数評価は不要な気もします。

2点 モテキ
モテ期、草食系という言葉が出てくるが、漫画のテーマからは、ずれている気がする。
主人公のコンプレックス克服という観点から読むには、あまりにもその原因など土台が希薄。
ハーレム物の漫画は多いけど、シチュエーションは同じでありながら何かが違う。
男性心理が表現できる女性作家がそれほど希少とも思えないので、「女性作家の描いた男性視点」というレッテル貼りはしたくない。描けないのか、女性読者を対象にしたため、描く気がなかったのだろう。
女性誌向けの内容をイブニングで連載したから異色さが際立ったと思える。
読者層の性別分布には興味がある所。
個人的な感想だが、主人公は異性の知人とセックスする事しか考えていないし、行動原理もなくただ周りに流されるだけ。惚れる理由を要約すると「つき合えそうだから」ぐらいに見える。
何より登場する女性に何ら魅力を感じない。人生で重要視される願望は人それぞれだが、この漫画には恋愛こそ人生という人しか出てこない。彼女どころか友人としても欲しくない。
そういった意味では、ぶっとんだ人ではあるが仕事に人生かけてきた漫画家の先生に一番リアリティを感じた。
共感できないというより、行動や思考パターンが相容れないのでイライラして読むのが辛い。一巻でこれはキツいと思ったが、レビューのために読んでみたが最後まで同じ調子だった。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2010-10-16 16:31:18] [修正:2010-11-04 20:58:42]