「そのばしのぎ」さんのページ
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ネット上には漫画にしろ映画や音楽にしろ、色々な素人レビューが溢れかえってます。
そんな中で読んで面白いなと思っていたのが映画「シベリア超特急」やエド・ウッド作品のレビュー。
Z級とも言われるこれらの映画。映画の内容は本当にお粗末なのですが、書かれたレビューを読んでいると、レビュアーも監督も観客も本当に映画が好きなんだなという気持ちが伝わってくる。映画に対する愛があります。
作品の好き嫌いだけ書くのであればチラシの裏でいい。
どこの誰かもわからない他人の好みに興味は持てません。
評論家気取りで上から目線というのも、勘違いしているようで非常に恥ずかしい。
物を語るのに無知を披露するのもおかしな話。
常日頃、反省はしているのですが、気が向いた時に勢いに任せて書いてたりします。
点数は適当につけています。点数評価は不要な気もします。

この人の絵のタッチは流行り廃りに無縁な分、古い作品などを今読んでも全く古臭い印象は受けない。
それでいながら、作品によって見せる顔が異なる。
この辺りの作品を読んでいると、なんとなくフランスの挿絵画家グランビルなどにも似たシュールな趣がある。
この擬人化されたソーセージや鼠など、栞と紙魚子のシリーズとはまた違って非常に味わいがあります。
あくまでも「グリムのような物語」であってグリム原作ではない。タイトルなどから元の作品を想像して読みはじめながらも、いつの間にか諸星流の迷宮世界に迷い込んでしまいます。
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[投稿:2010-11-14 23:28:34] [修正:2010-11-14 23:28:34]