「そのばしのぎ」さんのページ

アメコミの2大出版社と言えば、バットマン、スーパーマンなどのDCコミック社と、もうひとつがこのスパイダーマンを生み出したマーベル社。
昔、マーベル社のアメコミが光文社からマーベル・コミックスとして8巻の翻訳本が出ておりました。
その時のラインナップはスパイダーマン、ファンタスティック・フォー、ハルク、キャプテン・アメリカ、ミズ・マーベル、マイティ・ソー、シルバー・サーファー。
その後も何度か翻訳本が出ているようですが、そちらは未見。
現在DCコミックスの方は翻訳本が出ているみたいですが、マーベルはないのかな。

基本的に能天気なアメコミヒーローの中でコミックスのスパイダーマンはやたらと悩んでいるシーンが多い、一風変わったヒーローでした。
その能力も取り合えず腕から派手な光線を放つ他のアメコミヒーローと異なり、クモの糸を出してピストルを取り上げたり、敵を縛ったりと非常に地味。
その辺が逆に等身大のヒーローとして異彩を放っていた気がする。
石ノ森章太郎の描くヒーローに近く、日本人にも馴染みやすいキャラクターだったのかもしれない。

もっとも鳥山明のドラゴンボール以降は日本のヒーロー物もアメコミっぽくなってる気もしますが。
途中から作画がジョン・ロミータに代わりますが、ロミータの画は頬などに無駄に影などの描線が多くあまり好きではなかった。

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[投稿:2011-01-08 03:52:01] [修正:2011-01-08 03:52:01]