「そのばしのぎ」さんのページ
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ネット上には漫画にしろ映画や音楽にしろ、色々な素人レビューが溢れかえってます。
そんな中で読んで面白いなと思っていたのが映画「シベリア超特急」やエド・ウッド作品のレビュー。
Z級とも言われるこれらの映画。映画の内容は本当にお粗末なのですが、書かれたレビューを読んでいると、レビュアーも監督も観客も本当に映画が好きなんだなという気持ちが伝わってくる。映画に対する愛があります。
作品の好き嫌いだけ書くのであればチラシの裏でいい。
どこの誰かもわからない他人の好みに興味は持てません。
評論家気取りで上から目線というのも、勘違いしているようで非常に恥ずかしい。
物を語るのに無知を披露するのもおかしな話。
常日頃、反省はしているのですが、気が向いた時に勢いに任せて書いてたりします。
点数は適当につけています。点数評価は不要な気もします。
5点 王様ゲーム
ケータイ小説の漫画化。小説版も出版されているが、アマゾンレビューなどを見てみると映画デビルマンにも匹敵する酷評の山。
しかしながら漫画版は現在2巻までですが、そういった原作の評価に反して結構面白い。
元のケータイ小説というメディア特性からくる部分もあるが、状況の描写不足など、原作の欠点を漫画という表現がうまくカバーしていると思う。
ただし、結末が気になり原作のネタバレを検索してみたら、「あ?ぁ、これやっちゃったんだ」。
推理物に見せかけて、オチが超能力・心霊現象・未知のウィルスといったどうしようもないパターン。
この漫画は最初からホラーと銘打ってるし、ミステリだなんてどこにも書いてないのだけど、現実的なトリックでオチがつけれそうな分、真面目に考えてしまう。
クラスメイト全員が理不尽な王様ゲームに巻き込まれてしまうという発想は面白いのだけどねぇ。
オチまで読めばあと2、3点は評価を落とす事になりそう。
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[投稿:2011-04-15 01:27:46] [修正:2011-04-15 01:27:46]