「souldriver」さんのページ
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しばらく漫画から遠ざかってましたが、少し余裕がでてきたので過去のレビューの修正などぼちぼちやってます。
自分のレビューを読み返していて気付いたことが1つ。それは「緊張感」という言葉を多用していること。
僕にとっての漫画の評価基準とはつまり、(ユルい作風でも、ギャグ漫画であっても)「独自の緊張感」を感じられるか否かということろに終始するようです。
7点でオススメ、8点で秀作、9点以上で傑作、10点は特別な点数。点数は気分次第でけっこう変わるので、なるべくレビュー本文をしっかり書くように心がけてます。
○定期的にチェックしてる作品(レビュー変更の可能性あり)
「ヴィンランド・サガ」 「岳」 「銃夢 Last Order」 「CRAYMORE」 「さよなら絶望先生」 「シグルイ」 「SIDOOH 士道」 「ジパング」 「スティール・ボール・ラン」 「Damons」 「賭博堕天録カイジ」 「バガボンド」 「ハチワンダイバー」 「ヒストリエ」 「PEACE MAKER」 「へうげもの」 「BECK」 「HELLSING」 「魔人探偵脳噛ネウロ」 「無限の住人」 「よつばと!」 「ラストイニング」 「リアル」 「WORST」

8点 ストッパー毒島
数多くのパロディーやオマージュが込められており、作者の野球に対する愛がひしひしと感じられるとともに、少しマニアックな内容になってしまっている印象は否めない。
まあマニアックなのはハロルド先生のお家芸なので…。
ストーリー自体はある弱小球団の快(怪)進撃といった単純明快なエンターテイメントで、野球に詳しくなくても十分楽しめる。
スポーツものに伝統的に見られる超常現象じみた展開は極力抑えられており、挫折と苦労と努力の末に主人公たちが成長していく様子には現実感が感じられ、とても親近感が持てた。
躍動感のある絵柄や効果音にもこだわりが感じられ、作者ならではの味がよく出ている。
また見せ場の作り方がとても上手く、苦労してきた選手が開花するような場面は、線の強い絵の迫力も相まって爽快感に溢れている。特に最終日のあの人の活躍は鳥肌もの!
個人的に今までで最高の野球漫画。プロ野球好き、特にパ・リーグ好きなら間違いなく楽しめる。
噂では松坂大輔も愛読してたとか。
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[投稿:2007-06-21 07:41:15] [修正:2007-06-21 07:41:15]