「Suzz」さんのページ

総レビュー数: 112レビュー(全て表示) 最終投稿: 2008年02月05日

あれは開始2p目のことだった。
作詞コンクール用の詩を友達に見せているシーン・・・

友人B「さっすが 国 語 だ け が と り え の愛音!!」

作詞と国語がどう繋がってくるのか、全く意味が分からなかった。
本当に分からなかった。今でも分からない。
上記は一番早かっただけで、???となる部分が、大から小まで、
ピンからキリまで、それはもう山のように出てくる。
そんな所が僕の心を捉えて離さない。

何よりの魅力は決め台詞。
歯が浮くどころか歯が飛びそうになる。
そんな所が僕の心を捉えて離さない。

そして、狙って描いてるというより、多分作者は素なんだろうなと思う。
素人の妄想漫画でもここまで酷くはない。多分。
そんな所が僕の心を捉えて離さない。

僕の心を捉えて離さない、という点においては5億点位はあげたい。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-02-07 06:49:07] [修正:2008-02-07 06:49:07] [このレビューのURL]

よく出来たストーリーやよく出来たトリックもある反面、
あまりにも不出来なご都合主義も多数混在しているため、
主人公が計算高いのか計算高くないのかブレてしまっている。
依頼者がハメられる話では、その過程が割りとよくできている傾向があるだけに、
解決でご都合主義を出されるとものすごく微妙な気持ちになる。

基本的に正義という言葉を否定する主人公なのに、勧善懲悪にしかなっていないのも個人的にはマイナスポイント。
何がしたいのかさっぱり分からない。ブレ過ぎである。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-02-07 03:28:10] [修正:2008-02-07 03:28:10] [このレビューのURL]

7点 餓狼伝

板垣節全開のリアル系格闘漫画。
いつも思うことだが、この作者のページの使い方の贅沢さは半端無い。
新人でやったらまず確実に切られるようなことでも平気でやってくる。
正直盲目の表現とバックドロップ(正確にはジャーマンスープレックス)の表現には震えた。
それだけにページ数の割には進行は遅いが、その分迫力も凄い。
ちなみに僕がこの漫画(外伝含めて23冊)を読み終わるまでにかかった時間は3時間であった。

原作モノであるがために(とはいっても原作に忠実という訳でもないらしいが)
話の展開がトンデモ方向に飛んでいくこともなく、安心して読める作品である。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-02-07 03:04:31] [修正:2008-02-07 03:04:31] [このレビューのURL]

形容する言葉があるとすれば「B級アクション超大作」といった所。
特筆すべき部分は、SFとオカルトが絶妙に融合した世界観と圧倒的にカッコいい戦闘シーンだろう。
非常に映画的な、表情変化で読ませる構図も巧。(表情変化は手塚的と言った方がいいのだろうか)
頭を空っぽにして純粋に楽しむ分には抜群の作品ではある。

ただ、途中で挿入される膨大な量の背景説明で若干テンポが崩れ、純粋に楽しむのを邪魔しがちでもある。
まぁその部分は、なんだか分からんけど凄いモノ、って事だけ分かってればいい部分だったりもする。
無いと説得力が無くなり、あるとテンポが悪くなるという困ったものだが、その分減点で7点。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-02-06 00:02:40] [修正:2008-02-06 00:02:40] [このレビューのURL]

0点 RAVE

とにもかくにもオリジナリティが全く無い。
何処かで見た様な展開、何処かで見たようなアイデア。
それでも作者独自の雰囲気で読ませられるものであれば救いがあった・・・が。
鳥山・田中のリスペクトし過ぎでそれすらも無い。
この作品で得られるのは、鳥山+田中=決めゴマが尾田。
その一つだけ。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-02-05 03:51:14] [修正:2008-02-05 03:51:14] [このレビューのURL]

なんとなく頭で一回映像作ってから漫画に直してるのかなー、この漫画・・・と思う。本当になんとなく。

シュール系若手のコント見せられているような気分になる。
それだけに感性の合う人が読めばそれなりに面白いんだろうが、僕には合わない。

ギャグマンガの中でもかなり人を選ぶ部類。多分。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-02-05 03:38:00] [修正:2008-02-05 03:38:00] [このレビューのURL]

見せ方と間の取り方は上手いものの、何も起こらない。
日常の風景を描きたかったというのもあるのでしょうが、それにしても何も起こらない。
何も起こらないのを逆手に取った、無言でいられる仲間のエピソードくらいかなぁ、心に残りそうなの。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-03-21 02:42:24] [修正:2010-03-21 02:42:24] [このレビューのURL]

5点 大奥

設定の妙と、辻褄合わせが上手いので妙な説得力はあるものの、コマ割りの平凡さや、書き分けの温さも目に付く。
話自体は整合性の高いものではあるものの、話自体に抑揚がなく、大きな感動もない。
ただ淡々と進む感じが強すぎて、一般的な歴史モノの枠から飛び出してない印象。
三国志のような話が好きな人、もしくは江戸時代にもっと詳しい人が読めば楽しめるのかも?

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-03-21 02:34:19] [修正:2010-03-21 02:34:19] [このレビューのURL]

一応ギャグ漫画?なんだと思うし、実際マンガ喫茶で余裕で吹いたのですが、それよりも何よりも発想の斬新さに驚かされる。
技術とかコマ割りとかは二の次。十分上手いですけども。

個人的にタイムスリップって手法は古今東西を問わずよく使われる手法だと認識しているのですが、このマンガの中での用いられ方は最終的には現代に何気なく存在するものが「何故良いか」「いいものはいいんだ」という現代を賛美する方向に進められる点が非常に興味深い。

そしてなんでだろうね、温泉に行きたくなるんです、これが。
こんなライトな読み口の漫画なのに、人に影響を及ぼす。そんなパワーが魅力。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-03-17 01:38:51] [修正:2010-03-17 01:38:51] [このレビューのURL]

主人公(とその一家)を文字通りのマスコットキャラとして描き、現実感から切り離した上で、ドがつくほどの現実を見せ付ける手法が斬新。
文字をビジュアルとして見せたりと、一風変わった事を数多く取り入れているので普通のマンガという固定観念持ってると痛い目にあうかも。

「プンプンかわいい☆」だとか「プンプンかわいそう★」とかそんな感想が狙いなのではなく、あんな非現実的に見える物体に現実を突きつけて、ただ現実を受け入れるのか、ただ奇麗事・固定観念に走るのか、それとも別の結論を見出すのか。
読者がそこに現実にある存在としてイメージしていくのが狙いだと感じる。

そして、僕はその結論が気になってやまない。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-03-17 01:25:56] [修正:2010-03-17 01:25:56] [このレビューのURL]