「Suzz」さんのページ

総レビュー数: 112レビュー(全て表示) 最終投稿: 2008年02月05日

10点 ONE PIECE

あくまで冒険漫画として見ればその出来の良さは疑う余地も無い。

確かに多少作者の美学が鼻につく事もある。
冒険する島の背景描写に2巻分くらい使っちゃって話が盛り上がりづらい部分もある。
なんか新技披露会みたいになっちゃってる戦闘もある。
パワーインフレも留まることを知らない。
正直マイナスポイントを挙げればきりが無い。

だが、それを補って余りある魅力がこの漫画にはある。
とんでもなく熱い台詞回し。
無計画なようであくまで計画的なシナリオ構成。
下手をすれば主役すら喰いかねないほどの魅力的なサブキャラ達。
そして何より。
全てを支える圧倒的なまでの構図、コマ割りの上手さ、その地力。
2〜3巻に1回は必ず訪れる全てが噛み合った瞬間の爆発力は言葉では到底言い表せないだろう。

ここからは割とどうでもいいが、キャラクターデザインのセンスも凄いとは思う。
あんなにあからさまにカッコ悪いパーツが1つ以上入ったキャラ達が
カッコよく見える、カッコよく見せる漫画は他に無い。

ナイスレビュー: 3

[投稿:2008-02-22 04:10:49] [修正:2008-02-22 04:10:49] [このレビューのURL]

人間観察の妙、その集大成といっていいほど完成された良作。
理解と探求を基礎とした人間(時として動物)ドラマは読むたびに違った印象を与えてくれる。

見開きこそ使わないものの非常に情熱的・情緒的表現で静かに盛り上げているのも面白い。
読みやすく、暖かく。読後感が良いのも本作の魅力であろう。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2008-02-20 15:55:16] [修正:2008-02-20 15:55:16] [このレビューのURL]

スーツについてのウンチク漫画でありながら、読者=素人の目線を忘れない漫画。
そして閑話の手抜き具合は芸術的。
世の中を舐めている。そう思わざるをえない。

だがそれがいい。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-11-10 02:16:30] [修正:2008-11-10 02:16:30] [このレビューのURL]

3点 ADAMAS

万能すぎる特殊能力は反則じゃないかと。
おかげで全部予定調和にしか見えない。
1巻しか出てないものの、皆川亮二作品のなかでは最低の出来だと思われる。
全体としてレベルは高いのに盛り上がらないのが勿体無い。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-05-26 00:08:45] [修正:2008-05-26 00:08:45] [このレビューのURL]

武器使用もなんでもあり(といっても素手が多いが)の格闘漫画。
若干板垣信仰が抜け切れていないようであるが、この程度ならリスペクト程度で収まるのではないかと。

特筆すべきは文字で雰囲気を作るのが非常に上手いことだろう。
割とトンデモな事を書いているのは分かっても、敢えて乗ってやろうと
思わされるだけの熱さがある。

逆に欠点はシンプルな話のはずなのに、構図・コマ割りが荒くて理解に時間がかかるところが
数箇所あることか。
まだまだ課題は残るものの将来性を期待してのこの点数で。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-02-21 02:07:46] [修正:2008-02-21 02:07:46] [このレビューのURL]

酷くゴシップ臭のするエッセイ系漫画。
世の中ってこんなヤツがいるんだね・・・っていう感想しか抱けない。

エッセイ系漫画全般に言えることだと。
作者自体が強烈な個性を持っていないとページをめくる手が重くなってくるもんだと思うが、
作者自体に魅力がないもんで正直きつい。
西原理恵子の二番煎じっていう言葉すら西原理恵子に失礼だと思えるほどに。
私生活切り売りとか誇らしげに語ってる割に肝心な所でヘタレる所、
基本的に嫉みと悪口を売りにしている点など。読む価値はほとんどない。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-02-12 17:21:33] [修正:2008-02-12 17:21:33] [このレビューのURL]

いいぞ!もっとやれ!!

物語の上で全くといっていいほどまでに印象に残らなかったキャラが
何故か人気投票で上位に来たため待遇が良くなって再登場したりと
話の繋がり、構成という点では圧倒的なまでに下手な駄作。

だが、トンデモ超人漫画としては申し分ない。かなり応援している。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-02-11 10:36:29] [修正:2008-02-11 10:36:29] [このレビューのURL]

線が綺麗で見やすいのは好感が持てる。
しかし話の中身がぺらっぺら、展開も何処か見たことがある。
読んでいて結構辛かった記憶あり。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-02-08 15:26:05] [修正:2008-02-08 15:26:05] [このレビューのURL]

バトル化前:2点
バトル化後:2点

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-02-08 15:13:32] [修正:2008-02-08 15:13:32] [このレビューのURL]

戦争の爪跡の描写はこれでもかという位えげつなく、
戦争に対するトラウマを植えつけるにはもってこいの作品。

ただし、何故戦争が起きたのか等の根幹部分の掘り下げはほぼ無く、
登場するキャラクターの反道徳的行動は全て戦争のせいであるかのように扱ったり、
作中で語られる思想もかなりの勢いで偏りが見られたりと、ぶっちゃげ短絡思考の塊なので、
昨今の図書館等に置かれるような歴史的教科書としての機能は存在しないと断言する。

客観的に見れば読者に何かを感じさせる、エンターテインメント作品としての点数は7点はつけたいが、
残念ながら僕はノンポリではないので「ほんとうにその結論でいいか?」という
疑問に邪魔をされがちになり感情移入しづらい。
その分を考えればどうしてもこれ以上の点数は付け難い。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-02-08 06:53:34] [修正:2008-02-08 06:53:34] [このレビューのURL]

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