「American418」さんのページ

総レビュー数: 227レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年04月28日

竜頭蛇尾的世紀末絶体絶命危機漫画。

これまでの漫画などで描かれる「終末」は、
何らかの形でケンシロウみたいな感じのヒーローが現れ、悪役をぶっ倒し、壊滅的状況を打破するパターンが多かったけど、これは違う。
なんというか、絶望的。
どうしようもない空気。
死との恐怖につねに曝されながらも、
必死こいて生きる3人(一人は狂って人間じゃなくなってしまうけれど)

で、作品の冒頭のシーンは怖いし、迫力がある。
あれは当時(小学生)読んでいて頭がぶっ飛ぶくらいの衝撃だった。

父親が買ってきた漫画を勝手に読んで、
「うわー、これ面白そうや」
と思ったのが運のつき。
あまりの怖さ泣き、絶望的な空間に驚き、
「はたして3人は脱出できるのだろうか・・・」
と疑問に思いながらも
「問題の本質って何なんだー!」
と同時にやきもきさせられました。
重苦しい雰囲気に耐えられなくなって、3巻までしか読まなかったのですが、もっと精神的に
大きくなってからそれから続きを読み始めたわけだが・・・。


その後、ずーっと絶望と閉塞と狂気が続いていって、で最後に「圧倒的な絶望の先にある希望とは?」と読者に問いかけて終わるんだけれども、「えっ?あまりにもそれは突き放しすぎなんじゃないのか作者は?」とガックリした。

「自然の驚異もたしかに怖い。しかし、本当に怖いのは人間なのだ」というメッセージ性は良かった。
でもさあ、いくらなんでも文字を詰めすぎだと感じたし、
終盤での世界観の広がりをまとめられなかったラストといい、
あまりにも説明口調すぎる所といい(「究極の恐怖」がどうのこうのといきなり語られても困る)といい、あまりにも話の練りこまれなささというものが見えてしまったと思った。

色々な意味で残念な作品。
なお、映画版は駄作らしい。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2005-12-05 09:30:43] [修正:2006-04-10 11:48:21] [このレビューのURL]

4点 WILD HALF

ホモ臭い!
まあ、そういう漫画は昔からあったし、今でもあるので
別段珍しいことでも何でもないのですが。
内容は「人間と動物のハートフル・フレンドシップ・ストーリー」なんですが、こんな地味で女々しい内容だったら
普通は10週打ち切りですよ。ジャンプじゃ受けないですよ。
だからそういうホモ要素が入り込んだのではないのでしょうか。
絵は綺麗系で、どちらかと言えば少女マンガっぽい感じがします。

ひとつだけいえば「17巻も続くような内容じゃないだろ!」
と思いました。
正直、「なんでここまで長続きするんねん!」
と思いましたもの。
それだけ当時のジャンプが不調で、作品も無駄に続けるしかなかったというか、なんというか悲しいよなあと。

最初は「多少陳腐に感じるよい話」とか「動物との触れ合い」
とかをテーマにおいていたんだけど、途中からジャンプお得意の
バトル漫画にシフトしていったのが点数を下げました。
あのまま「人間と異端の者は共存できるのか?」
ということをテーマに青年誌でやっていれば、
もっと内容も面白いものになっていたと思うのですが・・・。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-01-05 13:14:25] [修正:2006-03-20 08:57:05] [このレビューのURL]

主人公を張り倒したくなる。下衆。最低にして最悪。
ジャンプを見ていて、どうしても目が行ってしまうんだけど、
「馬鹿ヤロー!死ね!真中!てめえはカスヤローだ!」
と何度思ったことでしょうか。
主人公の下衆さは少年漫画でトップレベルだと思います。

主人公がどうしようも無いヘタレなのに美女が寄って来るのは
やっぱりギャルゲーぽいというか、あざと過ぎというか。
ストーリーは超単調でマンネリだし、
「ちょっと…。これって、あまりにもご都合主義すぎるじゃねーか!」と思ったり。でもそう思ったら負けのような気がしますが。

でも、無いとある意味悲しい気もするし、次回作では
主人公をもっとマシな人物にしてほしいです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-02-12 14:43:23] [修正:2006-02-12 14:43:23] [このレビューのURL]

得点のみ

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-12-15 13:16:59] [修正:2005-12-15 13:16:59] [このレビューのURL]

軟弱で緊張感の無い医療漫画など漫画としては、つまらないわけではないけど、面白みに欠けます。
ぶっちゃけ言ってしまえば「底が浅い」です。

主人公が担当するオペでは死人が絶対に出ないのですが、
馬鹿馬鹿しいですよ、それは。
「スーパードクターK」でもオペでの死人は出ていたし、
「ブラックジャック」でもオペでの死人は当たり前でした。

「死」というのが、医療漫画において重要なファクターになっているのは、登場人物が死という避けられない要素を乗り越えて、成長するのですが、この漫画にはそれは無いのがやっぱり
ダメだと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-05-24 12:18:57] [修正:2005-12-09 16:39:23] [このレビューのURL]

最初のほうのゲームの話、古代エジプトの話全般は結構面白かったんです。なんだか「魔太郎が来る!」とか「笑うせぇるすまん」みたいでした。

でもね・・・カードゲームはとにかくひどすぎます。
本当に訳の分からない無茶苦茶なルール、
無理矢理な効果のカード達、
都合のよすぎるカードの引き・・・。
まるでコロコロかボンボンの漫画を読んでいるみたいでしたよ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-12-09 16:14:47] [修正:2005-12-09 16:14:47] [このレビューのURL]

やっている事は「キン肉マン」の登場キャラを妖怪に置き換えただけです。
その「焼き直し感」というのはあまりにもそのまますぎて、
「これってどう見ても○○じゃん!」と突っ込みたくなりました。

やっぱり「二番煎じ」の印象がぬぐえなかったのが…。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-12-08 09:35:59] [修正:2005-12-08 09:35:59] [このレビューのURL]

車田先生、あなたは「男坂」の失敗から
何も学んでいないんですか?
「伏線をあまりにも張りすぎるのは、打ち切りの要因になる」って。

基本的に、「聖闘士星矢のヒットをもう一度」という感じな二番煎じの伏線のみ漫画ですが、最終回のおかげである意味伝説と化した作品です。

NEVER END

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-05-25 08:32:22] [修正:2005-12-06 08:38:09] [このレビューのURL]

過去の作品というか、「これ、どっかで見たことあるよね?そうだよね?」
という作品の掻き合わせた集大成、といった感じがどうも否めません。
フォーマットは「金田一」と何一つ変わっていませんけど、
それなりに、そこそこは肩を力を抜いて読めば良いんじゃないのでしょうか。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-12-06 08:02:31] [修正:2005-12-06 08:02:31] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

「あだちの野球漫画だから、どうせ誰かが死んで『そして数年後・・・』というパターンになるな」と思ったら、いきなり4姉妹のうちの一人が死んで、そんで舞台がいきなり4年後になっていました。

しかし、伝家の家宝(キャラクターの死)をいとも簡単にここで使ってしまうとは・・・。次は3姉妹となった若葉家の中から誰かが亡くなってもおかしくはないと思います。

いや、もう少年誌で連載しなくて良いと思いますよ。
高橋さんの場合と同じだけど、もう良いですから。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-09-04 03:42:58] [修正:2005-12-05 12:32:43] [このレビューのURL]

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