「二軍Tシャツ」さんのページ

総レビュー数: 174レビュー(全て表示) 最終投稿: 2009年01月31日

7点 RED

[ネタバレあり]

壮絶な復讐劇。
徹底されたキャラ設定のおかげで、タイトルこそREDですが、誰が主人公か分からないくらいです。
またストーリー展開に関しても、脇道それずしっかりしているためとても読みやすく、メッセージ性にも富んでいます。

「罪の代価は死である」と言うように、自らの手を汚してきた彼らにはそれ相応の結末が待っています、綺麗な死にざまなんて無いといっても過言ではないでしょう。
そのため、「綺麗事でもいい、ハッピーエンドしか求めない」という(それこそアメリカ人の様な)人にとっては少し悪い印象になるのかもしれませんね。
まあ十分に救いのある結末ではありますが・・・

ではなぜ7点なのかと言うと、それは僕がスカーレットに激しい嫌悪感をいだいてしまったためです。
一体お前は何様なんだ、「後悔して死んでください」だと? お前だけのために一体どれくらいの犠牲が払われたのか考えろっての、後悔すべきはお前だろ!
とか思ってしまいました・・・

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-05-29 00:25:16] [修正:2009-05-29 00:26:07] [このレビューのURL]

安定した名作という感じ。
話自体は王道で、使い古された感じではありますが、なぜか引き込まれます。

なんといっても良かったのは、その登場人物の少なさだと思います。
一人一人の性格から背景まできっちり描き切ったことが本当に好印象でした、使い捨てキャラもいないし。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-05-26 16:56:32] [修正:2009-05-26 16:56:32] [このレビューのURL]

6点 龍狼伝

まぁ、地味ですね。

でもしっかりおもしろいです。
物語の構成もしっかりしていて、盛り上がり所である赤壁もきっちり描けています。

『秀逸』という言葉がピッタリです。


ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-04-24 15:58:54] [修正:2009-04-24 15:58:54] [このレビューのURL]

みなさんも述べている通り、もうちょい長くてもよかったかなと思いました。

が、そこまで気になるほどでもありませんでしたし、何よりもテンポがよかったですね。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-04-24 15:47:29] [修正:2009-04-24 15:47:29] [このレビューのURL]

とりあえず保留でこのくらい。
完結したら、プラスマイナス2点くらいするかも…

追記
ついに完結しました、上手くまとめたようで実はスッカスカですね、うすっぺらい作品に成り下がりました。がっかりしました。
−2点させていただきます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-01-31 07:26:32] [修正:2009-04-24 15:35:10] [このレビューのURL]

良くも悪くもあの最終回は凄いですね。
究極の『怒涛の展開』と言えるでしょう。


話自体は結構面白いはずなんですが、なんでだろう、うすたさんがこういうの書くと安っぽく見えちゃう。

多分、初めて読むうすた作品がこれなら、なんら違和感は無かったはずで、他の作者が全く同じ作品を書いたとしてもかなり楽しめたはず…

他の作品のイメージが強すぎるんだろうな。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-03-26 18:20:12] [修正:2009-03-26 18:20:12] [このレビューのURL]

8点 BIOMEGA

[ネタバレあり]

完結したので、全体的にレビューを変更します。

読み終えた感想は、いやぁおもしろかった。
4巻を読み終えた時点では、「うわぁ、またこのパターンか。よくわかんねぇなぁ」
とか思ってしまいましたが、5、6巻で結構理解出来ました。
少しクライマックスが急ぎ足になってしまった感じはありますが、それでも話の大筋、伏線の回収や作者の描きたかったであろうことがよく読み取れたし、終幕の仕方も見事でした。


変更前のレビューでは、「具体的な結末を期待している」と書きましたが、期待していたよりも良い結末でした。

分かりにくかった所。・復物主に行ったキャラのうち、イオンと共にいた女性二人の顛末。
↑読み取るのには少し時間がかかりましたが多分理解出来ました。

分からなかった所
5巻での話。なんでヒグイデは消えたのか...

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-02-20 22:06:11] [修正:2009-03-19 21:53:42] [このレビューのURL]

まぁ小中学生には取っ付きにくかったんだろうなぁ…

やたら練られた物語の設定、世界観は物凄く好みです。
ただ…なんか読みづらい。
衝撃波(?)が多くて、どんな構図なのか分かりにくかった。

作者の味が出過ぎてたためか、あまりに毒性の高い漫画になってしまった感がある。


用意周到に下準備してきた作品が消化不良で消えてしまうのは、作者共々読者も辛いわなぁ。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-03-15 15:26:21] [修正:2009-03-15 15:26:21] [このレビューのURL]

まず作者が、前作とは打ってかわってアクションテイストでも描いていけるのに驚いた。
そしてリゾットの様なキャラがいるなかで、主人公コロッケのビジュアル的な魅力の無さね。
それでもあれだけ人気がとれるのは、やっぱり作者の力量だろうな。


ただ、序盤の内容や展開に関して言うと...

なんかハンターハンターに似てないですか?

島でポイント稼ぎ->トーナメント
だったり。


あんまりパクりパクり言うのもアレですが、連載当時からずっとそう思ってました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-03-10 00:44:55] [修正:2009-03-10 00:44:55] [このレビューのURL]

8点 地雷震

ここでも『雰囲気マンガ』という言葉を頻繁に見かけます。
確かにこの言葉は的を得ているとは思います。
しかしこの言葉は反面『内容の薄っぺらい中身のないマンガ』と言い換えられてしまうこともあるので、私は『絵で語るマンガ』と言いたいです。

まぁどうでもいいですね、気分の問題です。


私の周りには、「高橋ツトム作品は絵が適当だから嫌い」という人が何人かいますが、そういう人にはこの作品をまず見せるべきだと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-03-09 17:49:23] [修正:2009-03-09 17:49:23] [このレビューのURL]