「コステロガーデン」さんのページ

総レビュー数: 225レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年06月12日

少女漫画にしてこの破壊的な世界はすごい。

メチャクチャなストーリーと変てこキャラクター、
お父さんの異常なまでの心配性から起きる行動など、
病的なまでの展開に妙に笑いが込上げてきます。
話のノリも早いので、グダグダした感じを受けず、
ずっと笑いっぱなしでいられるのには、作者のパワーを感じます。
この作者、漫画家を辞めてしまったそうで残念です。

◇この作品の個人的価値=全6巻で 800円也

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-08-07 22:09:43] [修正:2005-08-07 22:09:43] [このレビューのURL]

昼間はカウンセラー、その実体は必殺仕事人!!

真っ白な背景の多いこの作者の画風は、
こういった暗い雰囲気の作品が合うのかもしれません。
主人公の精神と記憶を破壊する能力で、
心の傷を癒したり、逆に廃人にしたりなどしてたのが、
最後の方はジャンプ漫画の悪癖で、
触れた部分を壊死させることができる能力者との
バトルマンガになってました。
それでも、この作者のデビュー作にして、
一番高く評価できる作品です。

◇この作品の個人的価値=全5巻で 600也

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-08-07 21:55:53] [修正:2005-08-07 21:55:53] [このレビューのURL]

アメコミ調なキャッツアイ。

この作品は、
読み切り、Vジャンプ、Wジャンプと
似たようなシチュエーションの中、
それぞれ異なった物語を展開していますが、
このWジャンプのものが一番バカっぽくてよかったです。
のびのびとした雰囲気がありました。
童話、おとぎ話に出てくるような独特の町並、
夜にその町並を見下ろし、高い屋根から屋根へ飛びまわる姿は、
まさにバットマンやスポーンを連想させます。
(どちらかというと同作者のZETMANの方がアメコミ色が強いのですが)
壱にヒーロー、弐に女の子が好きな作者としては、
ほとんど自分の趣味の世界だったと思います。
終わり方が結構好きです。

◇この作品の個人的価値=全3巻で 300円也

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-08-02 21:08:10] [修正:2005-08-02 21:08:10] [このレビューのURL]

6点 頭文字D

スピード感の表現力は極上。

旧式のハチロクをテクニックでカバーし、
速い車をチギるバトルには、熱中させられます。
しかし、連載が長過ぎるのと、1巻まるまる使っても
バトルが終わらないほどの展開の遅さに熱もさめ、
ネタ切れの為かマンネリ化したバトルにも
のめり込むことがなくなりました。
読むなら第1部だけにした方が良いかもしれません。
個人的には「バリバリ伝説」の方が好きでした。

◇この作品の個人的価値=31巻までで 3100円也

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[投稿:2005-07-31 22:40:10] [修正:2005-07-31 22:40:10] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

作者完全燃焼!おかげでその後の作品低劣ばかり。。。

無駄なサービスカットはさておき、
絵画や人体模型、二宮金次郎像が動いたりするのは、
小学生の頃に誰もが思い描く恐怖の象徴だったりするので、
幼い頃の恐怖心がよみがえり、面白かったです。
しかし、絶鬼やヤマタノオロチが出てきた後半部分は、
ジャンプ特有のバトルマンガに成り下がってしまい、
初期の恐怖を題材にしていた頃と路線が違ってしまいました。
それでも、
敵である玉藻の成長や、鬼を封じていた美奈子先生の成仏、
そしてゆきめと結ばれて、
やり残したことがないくらい
キレイに終わることができたと思います。

◇この作品の個人的価値=全31巻で 2000円也

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[投稿:2005-07-31 17:19:54] [修正:2005-07-31 17:24:42] [このレビューのURL]

6点 幕張

ガモウひろしが主人公?

この作品が、この作者の一番の傑作でしょう。
パロディーネタが好きでした。
ゴリ子もよかったです。

◇この作品の個人的価値=全9巻で 500円也

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-07-29 23:18:50] [修正:2005-07-29 23:18:50] [このレビューのURL]

破滅的な詩。蝉の一生。ガラスの心。暗闇の未来。もがけ。もがけ。もがけ!

評価が難しい作品集。
イメージ的には一行目な感じ。
松本ワールド全開なシュールレアリスム。

◇この作品の個人的価値=全1巻で 600円也

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-07-23 12:57:52] [修正:2005-07-23 12:57:52] [このレビューのURL]

6点 ZERO

非凡の苦悩と孤独と愛と。

特別な天才がたどる栄光と孤独。光と闇。
その内なる雰囲気を、コントラストを上げた
画風を随所に使うことで見事に融合させています。
主人公の悲愴感や悪魔的な強さ、狂気性を
うまく表現しており、
また、心に抱える、えも言われぬ感情を
花にたとえて的確に表現しているところは
さすがと思いました。

◇この作品の個人的価値=全2巻で 1000円也。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-07-23 12:46:02] [修正:2005-07-23 12:46:02] [このレビューのURL]

朝日小学校に巣くう反成長という名のモンスター。

この作品で、作者の
純粋で無垢な頃への憧れに似た執着心と、
無明で汚れた大人の世界への強い恐怖心とが
垣間見れたような気がします。
ただ、このシュールな作風で、計450ページというのは
正直つらいものがあります。
定価も必要以上に高いですしね。(定価2500円+税)
松本大洋ファンなら
一度目を通してもいいかな?くらいの作品です。

◇この作品の個人的価値=全1巻で 1100円也。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-07-23 12:29:20] [修正:2005-07-23 12:29:54] [このレビューのURL]

ろくでなしアナザ−ワールド。

ギャグを織り込んだ作品は、
「ろくでなしブルース」の
ギャグの雰囲気そのままという感じで、
思わず「プッ」と吹き出す面白さがあります。
劇画タッチの作品も多く、
シリアスな内容のものもあり、
全体的にいい作品がそろっているように思います。

◇この作品の個人的価値=全1巻で 200円也。

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[投稿:2005-07-13 22:36:46] [修正:2005-07-13 22:36:46] [このレビューのURL]