「コステロガーデン」さんのページ

総レビュー数: 225レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年06月12日

アニメの雰囲気に一番近いキャラ設定

ボンボンで連載していた事と、水木しげる本人ではなく水木プロが手掛けていた事もあって
正義感いっぱいなアニメ設定の鬼太郎に一番近い感じで描かれています。
作品そのものもやはり今までのモノとは別物のイメージが強く、
本来であれば一話完結が主流のマンガですが、
この作品は妖怪大統領ぬらりひょんを大ボスとした妖怪軍団と、
ゲゲゲの森の妖怪との戦いを軸にストーリーが展開されてます。

妙なくせや独特のタッチからなる味わい深い雰囲気は払拭されていますが、
読みやすさからいくとこの作品のほうが断然マンガっぽくて
入りやすい作品ではあります。
本来のマンガ版鬼太郎が苦手な人はこの作品から読んでみては?
でもこの作品、古本屋に並んでるのかなぁ?

◇この作品の個人的価値=全4巻で プレミアついて4000円也

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-10-24 20:52:33] [修正:2005-10-24 20:52:33] [このレビューのURL]

スピード感と立体感の中を飛ぶ。

絵のセンスとか世界観とかはすごく好きですが、
カッコつけようという作者の意向があまりに全面に出過ぎている為、
スタイリッシュすぎて熱さが伝わって来ません。
もっと泥臭いものがあってもいいと思うのですが、残念です。

また、ストーリー展開も非常につまらない。
ムダな話やギャグを入れ過ぎてるせいか、
どうも違う作品が割り込んできているように見えてしまい、
読む気が失せてきます。
脱線をほどほどにしてくれたら
もう少し作品が引き締まると思うのですが。。。
いずれにせよ、私は今のところこの作品に対して
絵を楽しむ以外の楽しみはまだ見つけられていません。

◇この作品の個人的価値=10巻までで 1000円也。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-06-05 23:12:55] [修正:2005-10-09 23:15:40] [このレビューのURL]

ちょっとした暇つぶしにはもってこい。

どこから読んでも、ある程度の設定
(あさり=アポな主人公、タタミ=意地悪で頭の良い姉、さんご=ママ)
さえわかっていれば読めてしまうのが何より。
一話一話があっと言う間に終わるのでちょっとした時間潰しになりますし、
また、話が単純で何にも考えずにスラスラ読めるのも楽でよい。

よくこれだけネタが続くなぁと感心しますが、
よく考えれば、もともとたいしたネタでもないので納得。
個人的には単行本丸々一冊分の長編を描いた作品が何冊かあるのですが、
それが一番好きでした。
大長編ドラえもんならぬ、大長編あさりちゃんという感じで、
あさりとタタミのたくましさにはどんな困難も問題ではありません。

とはいっても、全巻読破はさすがに飽きますし、読破するものでもない気がします。
ちょこちょこと暇つぶしや気分転換に読むのが最適なマンガだと思われます。

◇この作品の個人的価値=48巻までで 3500円也

ナイスレビュー: 1

[投稿:2005-10-09 22:12:14] [修正:2005-10-09 22:12:14] [このレビューのURL]

絵柄のレベルアップが極端じゃない?

読む時期でだいぶ印象や評価が異なる作品だと思います。
こういう作品には小学生の頃に出逢いたかったですね。

ストーリーやキャラなどでは特に目を見張るものはありませんが、
独特の世界観はすばらしいものがあり、絵もその世界観にマッチしていて、
得に風景、背景は評価できる綺麗な描き方をしています。
色彩都市ポンピエのカラーなんかはすごい良いです。

ただ、残念な事に
セリフで頻繁にでてくる大喜利っぽいというか詩的な比喩がくどすぎる気がします。
その言い回しのせいで、どうも作品に入り込む気になれませんでした。
また、擬音や看板などに多く見られる、アメコミなアルファベットの乱用が、
読んでいてウザイ感じがしました。
コマ割りもあまり上手いとはいえないレベルでした。

◇この作品の個人的価値=全7巻で 7.0$也

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-09-23 00:14:33] [修正:2005-09-23 00:14:33] [このレビューのURL]

ギャグはギャグのままで終わって欲しかった。。。

絵の感じにしろ、作風にしろ、
すごく好きな作品で、
シリアスなスト−リ−とギャグの部分の
アンバランスなところが、
かえって良かったりしました。
終わりに近づくにつれて、
ギャグが減り、
「あぁこの作品ってギャグがなかったら
こんなにつまらなくなっちゃうんだ?」と
ギャグがこの作品にとってどれだけ重要な
スパイスになっているかを知りました。
次回作期待します。

◇この作品の個人的価値=全3巻で 350円也。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-07-23 13:08:57] [修正:2005-09-14 19:27:55] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

絶望の先にあるのは。。。希望?絶望?

人が壊れていく様がよく描かれていて、
序盤トンネルでの全く予測のつかない内容に、
ぐいぐい引き込まれてしまいました。
生き延びようともがく主人公たちは、好印象でしたが、
ちょっと追い詰めすぎなところがあり、同情を買ってしまいます。
絶望の中にもわずかな望みがあればいいのですが、
畳み込むように絶望と恐怖を与え続けたのは、
バランス的な問題からいってもあまり良い展開とはいえなかったです。

不可解な終わり方は、破滅パニックものではよくあることですが、
過程が面白いだけに、萎える原因になるので、もう少し流れを汲んで
それに見合ったエンディングを考えるべきでした。
それだけで、名作になりうる事ができたのに残念です。
その点「デビルマン」なんかは同じバッドエンディングにしても
潔さと意外性があってよかったです。

なにぶん読み終わるととても疲れますし、
精神的ダメージを受ける場合がありますので、
よっぽどこういう作風が好きじゃない限りは
読む事をお薦めしません。

◇この作品の個人的価値=全10巻で 800円也

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-08-16 16:34:21] [修正:2005-08-30 21:45:21] [このレビューのURL]

わたし残酷ですわよ。

「ゴージャスアイリーン」
若かりし頃のエレナがスタンド使いになったような話。
「ビーティー」
推理マンガばりの駆け引きが面白い。
ビーティーはDIOの幼少期じゃないのか?と思うような雰囲気あり。
「バージニアによろしく」
「武装ポーカー」
絵はとても下手ですが、独特のストーリー展開はこの頃から。。
洋画のような雰囲気が感じられました。

◇この作品の個人的価値=全1巻で 100円也

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-08-28 22:50:56] [修正:2005-08-28 22:50:56] [このレビューのURL]

変態マニア図鑑って。。

主人公よりも、カリスマ性のある脇役達の方が魅力的に描かれています。
出てくる犯人が、変態チックな連中ばかりというのが、
良かったというか悪かったというか。。。
サイレントボマー編とテロリストの挽歌編の話がずば抜けて完成度が高く、
とても面白かったです。
それ以外の話は特に目を見張るようなところはないですが、
サイコメトラーという実在する超能力者を用い、謎解き風味にしたのは
推理モノの新ジャンルという感じがあり、
時々のギャグも、スパイスとして楽しめた為、
当時、それなりに読みこなす事ができた作品でした。

◇この作品の個人的価値=全25巻で 2000円也

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-08-22 23:32:34] [修正:2005-08-22 23:33:01] [このレビューのURL]

硬派でも軟派でもなく中立の半端なバスケ漫画。

どちらかと言うと高校バスケ編より初期のストリート編のほうが好きでした。
最初のまま、ストリートバスケで通してくれたら面白かったのにと思います。
それでもある程度の盛り上がりがありましたが、
ピークを過ぎてからはダラダラとつまらない展開にゲンナリしました。
しかもラストが非常に中途半端な終わり方だったので、
全体的にも中途半端な感じになってしまいました。
主人公の成瀬は全くといっていい程つまらないキャラでしたが、
唯一、澤村のクールさとお金に弱く女に興味なしっていう性格が気に入ってました。

◇この作品の個人的価値=全29巻で 1500円也

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-08-07 22:06:19] [修正:2005-08-07 22:06:19] [このレビューのURL]

80年代アイドル量産時代のマンガ。

マンガでは作者のセンスがモノをいう音や歌の表現。
音楽を主とする数々の作品もさまざまな表現を使って
それをあらわしています。
この作品は必ずしも音楽マンガとはいえないジャンルながらも、
その表現の仕方は、当時すばらしいと感じたものでした。
ストーリー的には障害を糧に成長するシンデレラストーリーで、
特質すべきところはありませんが、妙に印象に残っている作品です。

◇この作品の個人的価値=全2巻で 160円也

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-08-02 21:35:14] [修正:2005-08-02 21:35:14] [このレビューのURL]