「穴子」さんのページ

総レビュー数: 29レビュー(全て表示) 最終投稿: 2009年05月19日

近未来SFとして「デブリ回収作業で働く主人公」という設定が好き。
しかもSFという舞台でありながら、世界観のガチガチの説明から入るわけでもなく
人間的なストーリーで始まり、人間的なストーリーで終焉を迎えるのが良い。

SFという宇宙舞台でありながらも「作者のテーマ」というものに対しての結論は
日常の登場人物たちの会話、出来事などで語られていくので
「スケールが大きいのか小さいのかわからない漫画」って感じ。

唯一残念なところは、前半と後半で、あまりにも主人公の性格が劇的に変わり、
一緒に主人公とテーマを探していた読者が、一気に置いていかれてしまった。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-06-14 00:52:00] [修正:2009-06-14 00:52:00] [このレビューのURL]

これほどギャグの小出し率が多いギャグ漫画は見たことがない。
作者曰く、「トイレでウンコしながら見てください」と言っているそうなので
まあ、何も考えずワラって見ればいいんじゃないかなぁと思います。

ちなみに下ネタやクサイ台詞は、見ていてかなり幼稚な印象がありますが
意外にギャグの質は、ものすごく高く、評価されるべき漫画だと思っています。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-05-21 11:51:01] [修正:2009-05-21 11:51:01] [このレビューのURL]

8点 寄生獣

10巻分でテーマを描ききり、しっかりとした展開と結論をだしていることに驚いた。

何よりミギーがかわいいですね笑。最初は気持ち悪かったのになぁ。不思議です。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2009-05-19 05:42:35] [修正:2009-05-19 05:42:35] [このレビューのURL]

7点 Pink

大好きなワニを飼うユミコは、エサ代がばかにならないので売春する。
ピンクの花が大好きで、それを買うためならなんだってすると言うユミコ。

作者あとがきに「すべての仕事は売春である」と書かれていた。
資本主義において、自分を「対価」に報酬を得て、そして欲を消費して幸福を得る。
それについて、売春や他の仕事に差はないのかもしれない。

そんな資本主義的な「幸福」に、ユミコは度々立ち止まって考えてしまう。
もしかしたら誰しもが感じていて、でも知らないふりをするような
言うならば「立ち止まって考えてはいけない部分」のような
「虚無感」が、作品内に多く登場して、考えさせてくれる。

ワニを飼い、売春してお金を稼ぐようなユミコに、共感はできないはずなのに
それでも読み終わった後、どこか自分も考え込んでしまうところに
この作品の素晴らしさがあるのかもしれない。何とも言えない虚無がある。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-09-12 18:26:09] [修正:2009-09-12 18:26:09] [このレビューのURL]

福本先生初期作風の「人情もの」で始まり
中盤は純粋な麻雀心理戦で「ギャンブル」が描かれ
終盤は、アカギ通夜による「メッセージ性」で幕を閉じる。

本来こちらが先の連載に関わらず、アカギ人気の影響を受け
物語最後はアカギ主役で幕を閉じるという、よくよく見るとおかしいところも。

ただ、麻雀描写の濃さや面白さに関しては、この作品が作者作品内で断トツにいい。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-07-08 11:47:27] [修正:2009-07-08 11:47:27] [このレビューのURL]

ほとんどコメディ要素ばかりだったのが意外だった。
「恋愛マンガ」として、期待してみていると、おそらくがっかりします。

何より、物語が始まってから5年以上経ちながらも、何も事が起きない二人。
恋愛模様を期待していると、ダラダラと感じるので、コメディ要素を期待した方がいい。

それでも何故か読み終わったあとは、幸せな気持ちになるのも確かです。
それはおそらく、ほのぼのとした雰囲気や、やさしい住人たちに
「普遍的」な魅力があるからなんでしょう。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-05-19 04:30:20] [修正:2009-05-19 04:30:20] [このレビューのURL]

福本作品初期の「人情物」、そして麻雀という「ギャンブル」が合わさり
非常に福本作品としては、バランスの取れた作品で楽しめます。

途中から急に画風が現在のものになるところは爆笑です笑。

また、麻雀よりもハートフルコメディ要素が色濃いので、そこは注意点です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-05-20 21:07:03] [修正:2009-05-20 21:07:03] [このレビューのURL]

6点 CLAYMORE

淡々としたクレイモアと、逆にものすごく凝ったデザインの覚醒者。
このギャップと、独特な作者の世界観は必見。

戦闘中、「誰がどいつだ?」とわからなくなる可能性90%な漫画笑。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-05-20 10:54:23] [修正:2009-05-20 10:54:23] [このレビューのURL]

6点 タッチ

朝倉南に人間味を感じないのは自分だけでしょうか?

それはさておき、非常にゆったりした雰囲気にさせてくれます。
弟和也がかわいそうすぎるけど、受け継がれていく夢ってのはすごくいいですね。

自分はサブキャラの原田正一が大好きでした。
タツヤに河原に不良たちを呼んでおいて、自分は手を振ってバイバイで裏切ったり、
あの顔で、意外に詩的な台詞を吐いて、場をグッと引き締めたり、
何気にこのキャラのインパクトは強かった。ちなみに父親は全く同じ顔です笑。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-05-19 06:29:59] [修正:2009-05-19 06:29:59] [このレビューのURL]

ともだちを知るためになんとか20巻ぐらいまで描いたって感じの作品。

作者「浦沢直樹」の漫画の描写には感服するが、「読んだあとは何も残らない」。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-05-19 05:57:29] [修正:2009-05-19 05:57:29] [このレビューのURL]