「notatall」さんのページ
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5点 三国志
あの三国志をすべて網羅した点では偉大な作品。
「学校の図書室」に置く価値がある、希少な作品とも言える。
しかしエンターテイメント性は、「学校の図書室」どまり。と言っても過言ではなさそう。
読んで、なんだか賢くなった気分になった人も多いと思うが、それはあくまで錯覚だと思う…。
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[投稿:2010-07-18 22:08:33] [修正:2010-07-18 22:08:33] [このレビューのURL]
8点 ヒストリエ
歴史フィクションにおける、説得力という点では◎
ギリシャ世界という、日本人になじみの薄い分野を開拓した(らしい)点でも高評価。
主人公が万能すぎる点は確かに若干説得力を欠く。しかもそれが出生による特性??て。。。
寄生獣のように、主人公が葛藤しながら成長していく部分を描ければ、その部分でも読ませる作品に化けるだろう。
今後への期待も込めて、8点。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-07-18 22:01:12] [修正:2010-07-18 22:01:12] [このレビューのURL]
10点 寄生獣
まさに不朽の名作。
根底にある壮大なテーマを読者それぞれに考えさせるあたりは、結論を押し付けてこないだけに、またそれにも拘らず、奥深い。
そしてこの点を抜きにしても、寄生生物たちとのバトルや心理描写で魅せる。
しかしスプラッタ耐性のない人が読んではいけない。
それからどこぞのホラー映画のぱくりぽい部分があることには目をつぶってあげよう(笑)。
必読中の必読。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-07-18 21:45:26] [修正:2010-07-18 21:45:26] [このレビューのURL]
5点 蒼天航路
正史が正統であり、演義はフィクションである。
演義に基づく横山三国志がそのまま蜀よりの視点、
蒼天航路では、魏視点による演義なみの脚色が行われている。
が、どちらも読者が楽しめさえすれば、何の問題もないだろう。
しかし個人的には、
歴史を取り扱うフィクションにおいては、どのジャンルの創作物であっても、重要なのは説得力ではないかと思う。
その点で、この漫画に高い点数はつけられない。
一例を挙げれば、劉備・関羽・張飛の異様なまでの絆が、何からもたらされたものであるかを、侠によるものとすら、言及していないあたりである。
(キリスト教的性倫理に縛られた我々は、立ち入らない方が無難か?)
三国志。ひいては歴史浪漫への入門書としては、演義程度に評価できるが、読み直すことはない。
ナイスレビュー: 3 票
[投稿:2010-07-18 21:32:47] [修正:2010-07-18 21:32:47] [このレビューのURL]