「lilly」さんのページ

総レビュー数: 27レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年09月03日

NANAがメディアブレイクした時、
奈々は翠のようであり、
ナナは実果子のようである、とテレビで評している人がいた。

その時「天ない」も「ご近所」も読んだことがなかったので、
「ほう、そうなのか」とただ単に思っていたんですが、
今思えば、
翠は奈々ではないし、
実果子はナナではない。
読んだ人の大方はそう思うのではないかと思うのですが……


「天使なんかじゃない」は、
たぶん、今の矢沢あいは描けない作品なんじゃないかと思う。

高校の三年間を生徒会で過ごした主人公とその仲間たちの物語は、
少女漫画らしくピュアで、
読んでいて気持ちがよくなるほどまっすぐで。
今のりぼんでも違う作風なんだろうなあ。

個人的にこの頃の矢沢あいの画風はとても好き。


こんな高校生活を過ごす人ってそんなにいないと思うけど、
「こんな高校生活を過ごしたい(過ごしたかった)」と思える、
典型的な少女漫画として楽しめる作品だと思っています。
そういう作品って貴重じゃないかと個人的に思ったりする。

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[投稿:2011-06-14 13:43:11] [修正:2011-06-14 13:43:11] [このレビューのURL]

きっと青山さんにとって「キッド(快斗)」は特別な存在なんだろうなあ
と、これと「コナン」を合わせて読むと強く思ったりします。
最初、コナンの16巻を読んだときは感動すらしました。(笑)


「コナン」シリーズのキッドのファンなら、
「まじっく快斗」の快斗はきっと衝撃を受けるかな(笑)


コナン初期からもだいぶ絵が変わったなあと思っていましたが(最初、少女漫画のような画風でしたし)、
まじっく快斗と近年のコナンを見比べると、絵の違いは瞭然。
その違いは、まじっく快斗の3巻までと4巻でも大きく出ています。

まじっく快斗として読むなら3巻までかなあ、とどことなく思いますね。
4巻(以降)はコナンのエピソードとして読むのが正しいのかなと。

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[投稿:2011-06-09 15:26:26] [修正:2011-06-09 15:26:26] [このレビューのURL]

年齢によって「コナンの思い入れの強い時期」というのは違うのだと思う。

私は開始時から映画「世紀末の魔術師」ぐらいまでのコナンの世代です。
それを超えたら、ただ単に興味がなくなりましたね。

おっしゃる方がいましたが、
「子ども向け」と割り切ったほうが楽しめると思います。
思春期を超える時期で興味がなくなるのは自然なのかなと。
だから、ある程度の年齢で離れるのは自然だと思います。


掲載作品として見るなら、
ある程度の時期で見切りをつけたほうが、締まった気がしますね。
すでに「終わる時期」を見過ごしてしまっている気がします。もちろん大人の事情等も大きいと思いますが。

巻数でいえば、こち亀に並んでもおかしくなさそう。

終わるときにどう終わるのかがちょっと気になります。

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[投稿:2011-06-09 15:07:10] [修正:2011-06-09 15:07:10] [このレビューのURL]

途中までしか読んでいないので、また感想が変わるかもしれません。


NANAを読んだ後に読むと
「こういうファッションが好きなのかな」
と思う。

ファッションにしても、恋愛にしても、
結構特殊な世界だと思うので、好きな人は好きだと思うし、受け付けない人は受け付けないかもしれません。

自分はどっちでもない人間で、ただ客観的に読んでいる感じでした。
なんて言うんでしょうかね、道端で変わった格好している人を見て、その人の行く先の出来事を知る、みたいな感じだったのです。
それは多分、自分とは世界が明らかに違うから。
紫は世界にどんどん染まっていきますが、たぶんそういうほうが珍しいんだと思う。


「ご近所物語」との世界がリンクしているので(実果子の妹が出てくるなど)、
「ご近所?」と合わせて読むとたぶんもっと面白いのかも。
読んだことがなかったんですが、ちょっと読んでみたくなりました。


でも、実和子と嵐はまだ許せるとしても、
ジョージとイザベラが高校生は、明らかに詐欺だと思う。(笑)

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[投稿:2011-06-09 13:37:58] [修正:2011-06-09 13:37:58] [このレビューのURL]

6点 H2

初めて読んだあだち作品でした。

作品自体は、
「あだち漫画」が好きな人は多分気に入ると思う。
世間一般で想像される「あだち漫画」の部類に入る漫画だと思います。

主人公の顔だちも同じなのに、
飽きずに、むしろ夢中に読めるのがすごいと思う。
それだけで評価できる作品だと思います。
(これは「クロスゲーム」にも言える)


最初に読んだ漫画が好きすぎて、
ドラマになった時、
「なんで野田はそこまで細い!?」
「木根はそこまで見た目かっこよくなーいっ」
「千川と明和一の制服逆じゃないのか?」
と、違和感ありありだったのを思い出しました。(笑)

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[投稿:2011-01-21 22:33:12] [修正:2011-01-21 22:33:12] [このレビューのURL]

初めて読んだのは、たぶん美空たちと同年代の時。
サンデーでリアルタイムで連載されていた時だったと思います。

私の中では、
「おもしろくもないが、つまらなくもない漫画」、まさにその一言。

あだち充=王道スポーツ(野球など)漫画
という認識の方には、
たぶん受け入れられないと思います。
まず作風自体が違うので。

H2を読んであだち作品に興味を持ちましたが、
これはこれで結構好きでした。
王道とはまた違う、CDでいうB面曲的な存在ですかね。
決して表題曲にはならないポジションだけど、
個人的にはこれはこれでいい味を出していると思う。


私としては、そんなに嫌いじゃない漫画です。

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[投稿:2011-01-20 18:18:44] [修正:2011-01-20 18:18:44] [このレビューのURL]

小学校の時、六年間平和学習があり、
中学の時も、三年間平和学習がありましたが、
そこで見る平和学習映像(アニメ映画、実録映像)が苦手でした。
大体夜眠れなくなるタイプだったので。^^;

ほかの漫画でいえば、
手塚治虫さんの「紙の砦」はしばらく鳥肌が立ち頭から離れませんでしたし(当時専門一年だったんですけどね)、
同じ原爆を取り扱っている「はだしのゲン」は未だに読めないでいます。


そんな私なんですが、
ここの評価を読んで、とりあえず読んでみたい!と思って、
近くのレンタル店で借りて読みました。

とりあえず、「夕凪の街」の感想のみ失礼します。


小学校の修学旅行は広島で、
原爆ドームも平和記念館も平和の子の像も行ったのを思い出します。

原爆後遺症というのは、言葉では知っていましたが、
どんなものかまで、知りませんでした。

ほかの方もおっしゃっていますが、
ライトな絵柄だけど、内容は重い。
読み始めは進んでいきやすいけど、読み進めるとどんどん辛くなる。
幸せになることに罪悪感を感じる主人公は、井上ひさしさんの「父と暮せば」を最初浮かべましたが、
結末があまりにつらい。
寝たきりになり、見舞いを受け、吐血を繰り返し、目が見えなくなり、死を待つのみ
ここの流れは、読んでいてつらい。

ただ、独特のかわいらしさと、
そこまで悲惨な描写を感じなかったので(私の感想ですけどね)
「戦争作品が苦手」と思う方にも、ぜひとも読んでいただきたいと思う作品です。

きっと、何か感じるものがあると思います。


あと余談ですが、
「お富さん」の選曲が、なかなかうまいなと思いました。
「そこそこ昔」の曲ではあるのだけど、戦時中の曲ではなく、
時代を反映するにわかりやすい選曲なのかなと。

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[投稿:2011-01-09 23:20:02] [修正:2011-01-09 23:20:02] [このレビューのURL]

この作品が映画になった時に読みました。
映画もその後見ました。

原作読んだ後に映画を見たら、
映画のほうが違和感がありましたね。
(登場人物の人数や年齢に変更があるため)


読んだ時は高校生でしたが、
自分の感覚では、たぶん現在では読み返せないと思います。
アダムとサヤカのエピソードから、どうにも「若いなあ」と思ってしまい、
まだおばさんと言われる年齢ではないはずだと自分では思っているのですが(笑)、どうにも読み返そうと思えず^^;

たぶん、NANAも5?10年後ぐらいには同じことを言っていそうな気がしますが。(笑)

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[投稿:2011-01-09 22:58:21] [修正:2011-01-09 22:58:21] [このレビューのURL]

6点 GALS!

りぼんを買っていた頃に連載されていたので読んでいました。

主人公や仲間たちは、タイトル通りギャルですが(綾は違うかな)、
善悪はっきりしていること、
主人公が見ていて気持ちよくなるタイプだったこと、
主人公の三年間を実際の三年の中で描いたこと
が個人的に好きでした。

まあ、蘭は警察官は無理だろ、と思いますけど。(笑)

ギャルに拒否反応があるなら勧めませんが、
ある程度当時('90年代後半から'00年代に差し掛かる頃)のギャルの雰囲気も出てますし(今もこんな子いるんだろうか?)
懐かしさ目当てで読むには、私は楽しめました。

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[投稿:2011-01-09 22:48:59] [修正:2011-01-09 22:48:59] [このレビューのURL]

愛蔵版で「Deep Clear」が出たので、
これを機会に読み返してみました。

初めて読んだのは、中学に上がる頃ぐらいで、
ちょうど紗南と同年代でした。
連載終わって数年たったころですが。
10年ほど前です。


まあ、少女漫画(りぼん漫画)なので、
目のキラキラとか、少女漫画タッチのイラストでは当然あり、
そこに違和感がなければ、
まず年代問わず読んでみろ、と私なら言います。

というのも、
コミックを買って読んでいたあの時と現在とで、読み方がだいぶ変わってくるんですよね。
母もこの漫画のリピーターでしたが、今の私は、たぶん母と同じような観点で読んでいるのだろうな、とも思います。

たぶん、年齢が上がるにつれて、
いろんな経験とか感情とかを超えて、
あの時以上に、作品に入り込みやすくなったのかなと。

あの時は、暗さよりも明るさのパートのほうが好きでしたが(なので後半ほど「???」となった覚えあり^^;)
今は暗さのパートもしっかり感情移入して読んでしまっていました。


私はRMCしか持ってませんが、
一巻の四コマ、ハヤガー、「いけいけ!かれんちゃん」(藤井みほなさんの漫画)との合作、「とげとげのたまご」と、番外を読むのも楽しかったですね。「かれんちゃん」までは笑いながら楽しめる感じです。


私にとって、読み返しても楽しめたので、
「何度も読み返してしまうような」作品だったと言えるので、8点とさせていただきました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-01-09 22:37:28] [修正:2011-01-09 22:37:28] [このレビューのURL]