「頭突き串の寿司」さんのページ

総レビュー数: 99レビュー(全て表示) 最終投稿: 2011年09月14日

最初「海野藻屑」なんてとんでもねぇ名前だな、なんて思ったけど
原作者の方が書く物語の登場人物では珍しくないみたいですね

そんなことはさておき内容はというと
小説を漫画化しただけあってしょうがないんだけど
途中で先が読めてしまった。

鬱展開も雰囲気だけでなんとなく感情移入もし辛くて…


それでも表現の良さは気に入った部分があった
「砂糖菓子の弾丸」という表現だったり。
なぎさの兄を「現代の貴族」だと例えたり。

原作を読めばまた評価が違ったのかな。

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[投稿:2012-04-04 19:02:03] [修正:2012-04-04 20:07:28] [このレビューのURL]

ちょっと分かりにくくてモヤモヤするがそれで読まず嫌うのはもったいない。

なかでも日下兄妹が分かりやすいかな。
肩の部品を失った兄と元はタンスのネジだったかけらのような妹
妹は本を読み知識をつけ兄の役に立とうとする
やがて肩を治した兄の体の一部となった妹
これでもう離れることはないと

こういう日常に紛れ込む異質な命との付き合いっていうのは心に染みるものがある

個人的にはもう一歩で好きになれそうなマンガかなと思った。


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[投稿:2012-04-04 19:01:01] [修正:2012-04-04 19:01:01] [このレビューのURL]