「頭突き串の寿司」さんのページ

総レビュー数: 99レビュー(全て表示) 最終投稿: 2011年09月14日

作者はどうもアニメなどのイラストレーターとしても活躍しているらしく
表紙とかのカラー絵はうまい
んだけど、中の絵が…
ラフスケッチのような絵は決して「味がある」という感じではなく、
ただ下手に見えるという

ギャグそのものはちょくちょく笑えたりするかなといった感じ。
あとラブコメ要素が蛇足のような気もする。

テンポ早めのテンション高めなギャグマンガは好きなほうだが
これに関してはそんなにハマりきれなかった。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-06-26 19:06:32] [修正:2012-06-26 19:06:32] [このレビューのURL]

身体的コンプレックス、ひきこもり、いじめ、不倫
ダークなテーマを刺々しくときにふんわりと綴ってみせる

女性の繊細さとか大胆さとかを描くのがうまい
それでいてこの作者、男だっていうんだからちょっとびっくり。


女キャラのかわいいこと!
澄ましているときの顔とか良い。
なんで単純な絵なのにかわいく見えるのだろう。
黒丸の目?ちょっとした仕草?
結局のところよく分からないけど。


キャッチコピーにいわく、「ある種の天才あるいは変態」
いやいや、そこは「ある種の天才'かつ'変態」でいいんじゃないでしょうか。
天才はいつだって変態なんじゃないでしょうか。
そんな気がする。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-06-26 19:03:42] [修正:2012-06-26 19:03:42] [このレビューのURL]

農業高校に入りながらも自分には将来の夢がないとウジウジしたり
都会と違う大自然での生活に翻弄されたり
そんな中で生きることについて学んでいく八軒には清々しさを感じる
一歩ずつ止まって悩んで「それっぽくまとめられる」のでは満足できない
牛歩でもしっかりと進んでいく

フィクションではない分現実にもこんな生活を送っている同世代の学生がいるのだろうなと
八軒の目線で読むといろいろと思うところがある

ハガレンにおいてあいさつと感謝の言葉を入れるよう心がけた荒川先生
エドとアルは旅の途中で出会う人たちとのつながりを大切にしてきた
そしてこれからさまざまな形で生き物の命と出会い別れていくであろう八軒
そこには「いただきます」「ありがとう」という同じ命に対する感謝やあいさつを
変わらず大事にする主人公の姿が描かれるはずである
そう、前作が「人間賛歌」のマンガであったとすれば
今作は家畜を含む「生き物すべてへの賛歌」なのだろう


また(個人的に)気になるタイトルの「銀の匙」とは
silver spoonとは「裕福な家に生まれる」という慣用表現であるが
これは八軒の家庭を示唆するものなのか
それとももう一つの意味である「よい星の下に生まれる」として使われているのか
作品の中で詳しく語られることはまだないがこの先テーマとなっていくのかもしれない

「あの荒川弘の最新作」というネームバリューだけで評価される部分は多い
内容が評価されるにはまだまだだがきっとこの人ならまた素晴らしいマンガを描くだろう
と、やっぱり「あの荒川弘」だから期待してしまいます。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2012-01-20 17:46:44] [修正:2012-06-03 19:03:50] [このレビューのURL]

設定が良い!
‘壁’っていうフレーズからはそれだけで‘町’が連想される。
‘壁’をつくる者は‘戦争’を知っている者。


巨人の不気味さ、人類が味わう絶望感やらが伝わってくる

だがやっぱり絵の問題か。
キャラの表情が2,3種類しかないように感じる
そのせいかキャラに好感を持てないし終始シリアスな雰囲気になっているかな…

注目度だけなら今トップでしょう。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-09-30 11:33:15] [修正:2012-06-03 18:56:45] [このレビューのURL]