「頭突き串の寿司」さんのページ

総レビュー数: 99レビュー(全て表示) 最終投稿: 2011年09月14日

新学期の朝、食パンくわえて遅刻遅刻〜と走り出した女子高生が曲がり角でイケメンの転校生と衝突!
・・・するはずが、できなかったことで世界の歯車が狂ってしまう、という青春SF。

キャラはほのぼのとしていて、SFではあるがサスペンス色は薄く読みやすい。
ただ、キャラの掘り下げがなかったのと、話にひねりもなかったのでちょっと退屈ではあった。

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[投稿:2014-09-08 10:33:21] [修正:2014-09-08 10:33:21] [このレビューのURL]

ドラム缶に住んでる主人公・春子が町のみんなのお悩み相談に乗ったり乗らなかったりするお話。

春子のセリフがそもそも少なく、キャラ像がはっきりしない。
町の住人を出して群像劇っぽくしたかったのか、それとも春子がお悩みを解決していくのを描きたかったのか、全体の方向性もよく分からず。
打ち切りだったのかも知れないがなんか色々と説明不足。

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[投稿:2014-09-08 10:31:13] [修正:2014-09-08 10:31:13] [このレビューのURL]

女子高生三人組の日常モノ。
ボケとツッコミが結構はっきりしているので、いわゆる「きらら系」のグダグダ日常モノとは一線を画すのかな。(本作は四コマではないので比べる対象が違うかも?)
ただ、ボケとツッコミがはっきりしてるから面白いというわけではなくて…
基本的にバカキャラのバカ言動に頼っていて、ネタの振り幅がないといえばいいのかな…

ここまで「女子高生」「日常」の設定に忠実なのって意外と珍しい気がする。
登場人物は三人だけで、突飛なキャラもなければニッチな会話もない。
そこが長所でもあり、短所でもあるのだろう。

でも帯はちょっと豪華過ぎかなー。
中村明日美子、沙村広明、鶴田謙二の大絶賛(?)コメント付きなんだけど、この帯が表紙の半分以上を占めている。
これに騙された人は多そう。

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[投稿:2014-03-02 22:58:06] [修正:2014-03-02 23:01:13] [このレビューのURL]

ソ連を模した架空の国・アゲゾコ大公国の兵站軍を舞台にした物語。
主人公はデスクワークが得意な女性少尉で、「責任問題です!」が口癖のお硬いお役所人間。

前線では戦わず、物資の輸送や補給などの後方支援が任務の兵站軍を主役に据えたところに惹かれた。
コロコロしたかわいらしい絵柄も好み。

作者・速水螺旋人氏の"魂の祖国"であるロシア(ソ連)を舞台としながら、一見マニアックに見える兵站の仕事もコメディチックに描かれていて読みやすい。
しかし読み終わったところで「ふーんこういうのが好きなのね」という感想しか出てこない。
ミリオタ読者の支持は得られるかもしれないが、ミリオタへの入り口にはなりにくいといった感じ。

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[投稿:2013-08-31 01:03:24] [修正:2013-08-31 01:03:24] [このレビューのURL]

5点 BABEL

情報が多く、密度が高い。
主人公だけが持つ力、謎の組織など物語に引き込む要素を散りばめつつ、
世界観はデジタルなんだけど本質のテーマはアナログな"本"そのものだったり。
絵にも見られるように、感覚で描いていってるような印象も受ける。
絵も話も親切ではないので、ところどころ分かりにくかったりするのは好き嫌いありそう。

作者としては本腰入れて描きあげたい一作だと思うのでじっくり追っていきたい。

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[投稿:2013-07-29 00:46:43] [修正:2013-07-29 00:46:43] [このレビューのURL]

5点 HER

「女子はなにゆえかくも面倒で恐ろしくて、かわいいのでしょうか。というお話。」(作者談)
まあ要するに作者の「女の子好き」が詰まった作品だと言える。

ヤマシタトモコは心理描写の上手さが評価されているようだけど
登場人物は女性ばかりなのでそこらへんは共感できないし感情移入もできない。
終始「ふーん」だとか「へー」だとか、冷めた感じで読めてしまった。

最後のCASE6では男目線が入ってくるんだけど男性読者だったらやはり高子さん(のキャラ)を好きになるんじゃないでしょうか。
ていうか私はそうでした。

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[投稿:2013-05-11 23:13:45] [修正:2013-05-11 23:13:45] [このレビューのURL]

5点 女の穴

タイトルや表紙から連想されるような安直な"エロ"ではなく、女性の"性"や"愛情"についての物語。
初期(表題作「女の穴」とか)では黒田硫黄に影響されたような絵を描いていたりする。

話自体は深くもなく、かといって軽くもない微妙としか言い様がない
この一冊だけをもって「21世紀ニューウェイブ」の文脈で語られるにはピンとこない。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2013-04-03 17:08:30] [修正:2013-04-03 17:08:30] [このレビューのURL]

主人公は"ねこみみろぼっと"なる幼女。
見た目は限りなくヒトの女の子に近く、某ネコ型ロボットとは違い人間にお世話をされる存在です。
彼女とお世話係になった少年とのノスタルジックな物語。

秋田書店に連れてこられた成人誌作家シリーズ。
といっても、掲載誌の「チャンピオンREDいちご」は少年誌でありながら
ロリ指向・性描写アリ・一部で有害図書に指定されるぐらいなのでw
このマンガに関しても"一般向けマンガ"とは言い切れないような…

でもこの作家の魅力はエロ描写ではなく、絵の描き込みにあるのだということは分かる。
ヒトやモノというよりは風景の描写が素晴らしい。
コンクリートの質感や雨上がりの湿っぽさが紙面から伝わってくる。
こういうマンガを読むたびに手描きの良さだなーと思う。
幼女の裸が気にならなければどうぞ。

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[投稿:2013-03-18 17:18:52] [修正:2013-03-18 17:18:52] [このレビューのURL]

中二バトルロワイヤルマンガでセカイ系入っててパッと見は頭脳戦。
とこれだけでレビューした気になれる中身の薄いような感じですが…

最初は泣きすぎな雪輝にちょっと苛立ったり
でも途中からこのマンガの楽しみ方が分かってくるから大丈夫。

設定とか
ギャグパートなのかなんなのか分からない展開とか
ツッコミ所が結構ある。
そしてテンポよく進むので取りこぼしも多い(作者談)
ということで外伝も出ていてそこで補完されている。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-12-27 22:08:07] [修正:2013-03-18 17:14:44] [このレビューのURL]

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-11-07 01:12:54] [修正:2013-03-18 17:02:28] [このレビューのURL]

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