「parana」さんのページ
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基本、麻雀マンガと泣けるマンガが好きなのでその辺をレビューしていきたいと思います。
泣けるマンガには泣けるマンガ度を以下の基準で入れています。
泣ける度5 号泣
泣ける度4 涙が思わずポロリ
泣ける度3 涙腺がウルッ
泣ける度2 心にジーンとくるものがあるが涙腺刺激せず
泣ける度1 泣ける作品の雰囲気は感じられるがジーンとこない
7点 朝がまたくるから
赤ちゃんと僕で知られる羅川真里茂先生の短編集。
3作品が収録されているが、それぞれが80ページ以上あって読みごたえがある。
この短編集は、何の予備知識もなく読んで欲しいところなので
あまり語らないことにするが、
キーワードはズバリ
「罪」、「禁断」そして「優しさ」。
どの作品もまずキャラクター設定の良さが光り、
キャラクター設定の良さを殺すことなくストーリーが見事に展開していく。
3作品とも短編といいながらページ数がそれなりに多いのであるが、
ページ数以上にドラマが盛り込まれているように感じられる。
そしてどの作品も最後は心に優しくジーンと響く。
実力のあるマンガ家の短編集って、いいですね。
(泣ける度2★★☆☆☆)
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2015-03-14 11:08:40] [修正:2015-03-14 11:08:40] [このレビューのURL]
6点 undercurrent
小説には芥川賞系の純文学小説と
直木賞系のエンターテイメント小説があるが
いうならば、この漫画は「純文学系」。
風呂屋を営む夫婦の旦那が突然失踪。
作中に挟まれる何気ない描写で
作品に全体にずっと暗い影を潜ませているのが上手い。
この作品はよく「映画のよう」と言われているが
まさしくその通りで、描写の組み立てが素晴らしい。
このマンガの主題はズバリ作中のセリフの
「人をわかるってどういうことですか?」
に尽きる。
ラストも読後に読者に何らかの印象を与えるであろう展開。
ストーリーが地味で物凄く古臭いのが欠点だが、良作と言っていいだろう。
(泣ける度1★☆☆☆☆)
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2015-03-01 14:06:07] [修正:2015-03-01 14:06:07] [このレビューのURL]