「parana」さんのページ

総レビュー数: 64レビュー(全て表示) 最終投稿: 2013年12月23日

「白鳥麗子でございます!」が有名な鈴木由美子先生の作品。
泣けるマンガを探しているうちに行きあたった。

捨て子で拾われて幸せに育てられた主人公。
テレビの再会番組で実の母親が突如現れる。
そして始まる実の母との共同生活。
しかし実の母はとんでもない意地悪ババァで、だけど…

そんなあらすじのコメディ調でときどきハートに訴えかける作品。
作中では実の母が要介護状態になり、
「自分の母親も要介護状態になったら…」と考えさせられ、
「親孝行しないとなぁ」となんとなく思わせる良作です。
(泣ける度2★★☆☆☆)

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[投稿:2014-06-28 17:46:53] [修正:2014-06-28 17:46:53] [このレビューのURL]

8点 寄生獣

レビュワーの数の多さと点数の高さに惹かれて読んでみたが
「地球上において人間とは何か」
を考えさせられる深い作品だった。

レビュー数が多いので長々と感想を書くことは止めておくが、
短い巻数ながら、次々と出来事が起こりつつ綺麗に完結していったストーリー展開は見事としかいいようがない。
画力があったらより高得点をつけたかも。
グロが苦手じゃない方は一読の価値あり。

ナイスレビュー: 3

[投稿:2014-06-28 17:45:10] [修正:2014-06-28 17:45:10] [このレビューのURL]

7点 銀と金

ギャンブルマンガの大家、福本伸行の初期作品。
金やギャンブルに対する哲学や心理戦・頭脳戦での駆け引きなど
福本作品の面白さが十分に詰まっているし、
(「ざわざわ」というおなじみの心理描写も出てくる)
最近の福本作品と比べると、ストーリーの引き延ばしがなくテンポよく読み進められる。

古いマンガであるがそれほど古さを感じさせないし、
福本マンガを面白いと思ったことがある人ならぜひ一度は読んでおくべき作品だ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2014-06-21 15:32:50] [修正:2014-06-26 23:52:40] [このレビューのURL]


性格はお嬢様ではないのに猫をかぶりながらお嬢様のふりして
名門お嬢様学校に通う3人組の物語。

前半はドタバタ劇調で、後半はしっとりしたストーリー有り。
男性の自分の目線からはキャラクターに感情移入ができず
ところどころ笑えるところはあったが、
マンガの世界に入って行けなかった。
女性読者だとキャラクターに感情移入ができたのかなあ。
(泣ける度1★☆☆☆☆)

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[投稿:2014-06-21 15:36:24] [修正:2014-06-21 15:36:24] [このレビューのURL]

おとぎばなしというタイトルにふさわしい小人のポーの冒険物語。
小人のポーの愛らしいキャラと、やさしすぎる青年スコットの交流がほのぼのとしている。
ポーの相棒の小鳥のリルフィーもまた愛らしい。
物語もところどころ胸にグッとくるところがあってよい。

作品は小人の一族の運命をかけた前半部と、ポーのスコットとの生活を描いた後半部に分けられる。
前半部だけを採点するなら7点。
後半部はちょっと失速。
また、作者のロンドン好きアピールがちょっと度を過ぎた感じがするが
子供に絵本代わりに読ませてもいい良作ではある。
(泣ける度3★★★☆☆)

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[投稿:2014-06-14 12:48:11] [修正:2014-06-14 12:48:11] [このレビューのURL]

6点 プロ

沈黙の艦隊やジパングなど軍事マンガの大家となったかわぐちかいじ先生だが
キャリア初期には麻雀マンガを描いていた。

この「プロ」は30年前の当時の麻雀界の事情を取り入れた麻雀マンガ。
麻雀プロを囲碁や将棋のプロと同じ地位まで高めるためには
どうしたらいいかと思い悩む今の麻雀プロ界の構造が
30年前からなんら変わってないのがこの作品から伺える。

今も昔も麻雀プロ界の構造が変わっていないだけに
古い作品ながらもスッと入って行けた。
30年前の麻雀界を描いた資料的価値のあるマンガと言えるかもしれない。

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[投稿:2014-06-14 12:47:06] [修正:2014-06-14 12:47:06] [このレビューのURL]