「為亀」さんのページ
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ジャンルに限らずテーマ性のある作品が好きです。
こちら側が考えることを促してくれる作品こそが、名作だと思っています。
基本的に好きだった作品だけレビューするつもりなので高得点で固まると思います。悪しからず。
〜08.9.27 追記〜
傾向が変わってきて、嘘書いたまんまでも気になるので追記。
テーマ性から演出の上手さや漫画という媒体の活かし方の方に着眼点が変わってきました。
おもしろい視点、読み方を発見する足がかりになれるように。と思って書いてます。
ではでは。。。

7点 エンジェル伝説
後書で作者もいってるんですが、本当に登場人物が作者と離れて動いてるんじゃないかと思わせてくれるような作品。
普通の作品っていうのは登場人物全体に同じ作者が作ったからこそ存在する共通点がどことなくあると思うのです。それが人物像じゃなくてもふとした時の台詞とかに。
それが感じられない。根っこから異なった変人たちがそれぞれ言いたいこと言ってやりたいことやって。それが噛み合ったり噛み合わなかったりして物語になっていく。そんな作品だと思います。
だからたまに面白いな〜っと思う発言とかがでてきてもそれはその登場人物の発言で、作者の発言じゃないんだな〜っと思うと、これは一種すごい才能だな〜と思うわけです。
実はこの登場人物の発言と作者の発言との違いのギャップにずっと疑問をもっていてレビュー文は書かなかったんですが、この度はひとまず私の中で答えを見たのでレビューしました。
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[投稿:2006-10-26 17:19:42] [修正:2006-11-14 09:48:36] [このレビューのURL]
8点 スター・レッド
地球人と火星人の確執や歴史などはまるで一つの紛争の歴史をみているかのように感じました。
前半部分はその確執を主題に展開していき。後半部分では火星自体の運命すらもまきこんだ大きな展開になっていきます。
どちらも面白いですが、やはり前半部分が好きですね。登場人物の台詞の中にも興味深いものがあって、特にエルグの「どちらが先かってのは重要じゃない、どちらに必要かだ」という台詞などには納得させられました。
そういう意味で、私の価値観を形作る一つの要因になりました。
後半部分は、「高次元の存在」というものをうまくイメージできるか。ということがネックになってくると思います。
単なるおせっかいかも知れませんが。
もし、後半ついていけないな〜と思われる方がいらっしゃいましたら、是非「時間軸の加わった世界」について考えてみてください。
少し、ついていけるようになるかもしれません。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2006-11-05 23:29:51] [修正:2006-11-05 23:29:51] [このレビューのURL]
9点 マンガ世界経済入門
入門と言う名にふさわしく、読みやすいです。
どこまでが現実をモデルのしているかわからないことと、時代の変化のことがあるので実例、資料として取り上げることはできませんが、入門書としては非常にいい出来だと思います。
日本のODAの額は確かに相当なものですが、手放しで喜べることばかりとは限らない。ということに気づかせてくれます。
展開もあるので、地味な漫画や真面目な(?)漫画が苦手な人でも全然読めると思います。
ODAにはどんな問題点があったのか、またあるのか、と言うことをわかりやすく書いているので興味のある人は是非どうぞ!
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[投稿:2006-11-02 10:36:40] [修正:2006-11-02 10:36:40] [このレビューのURL]
6点 デビルマン
後半の展開が急激過ぎて自分には合いませんでした。
周りの状況がすごいスピードで変わっていくので、一人一人の心情を考えると不自然な感じがして乗り切れずに終わってしまった感がありました。
最後の疑心暗鬼タイプの終わり方も最近では割りとみられる終わり方なので、その先駆者と言う意味でのすごさは感じるものの落ち方自体に新鮮味は覚えませんでした。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2006-10-30 13:20:59] [修正:2006-10-30 13:20:59] [このレビューのURL]
8点 BLAME!
まさに人を選ぶマンガですね。世界観や主人公たちのプロフィール等の情報のほとんどを明言せず、推理させることで紹介するこの表現方法は、なかなか他で見られるものではありません。
作品の中で語られるヒントと自分の推理が組み合って一つの綺麗な世界になるのはなんとも言えず面白いです。
そんな楽しみ方が好きだ。と言う人には是非頑張って三巻までは読んでみて欲しい作品です。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2006-10-26 17:13:42] [修正:2006-10-26 17:13:42] [このレビューのURL]
7点 はなしっぱなし
日々ちょっとした合間に考えてしまう妄想をそのままマンガにして表したような作品。
同じような妄想をみてニヤついてしまったり、なんだか不思議な世界を楽しんだり。とにかく言葉であらわせるようなマンガじゃないです。
かなり独特なマンガなので、買うときは慎重になったほうがいいかもしれません。
この作品が気に入った人には、同じ作者の「そらトびタマシイ」もお勧めしたいですね。
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[投稿:2006-10-26 17:07:02] [修正:2006-10-26 17:07:02] [このレビューのURL]