「クラムボン」さんのページ

総レビュー数: 57レビュー(全て表示) 最終投稿: 2007年01月03日

さあて、10点をつけたものの何も書くことが出来ないぞ。
いちおう1000冊ぐらい漫画は持ってるけど、これといくつかだけは本棚での扱いが違う。それぐらい好き。
ゆえになにも書けず、硬直してしまう。

1回目は綿密なストーリーやメッセージ性に頭を打ちぬかれた。
2回目はまた異なる印象を与えられ、この作品の懐の深さに感動した。
3回目は・・・なぜかわからないけど、泣いた。一番心に響いてきた。

この作品は間違いない。純粋にそう思った。
そして、やっぱり楳図センセイの絵はなんか動きがおかしいよ。とも思った。

とりあえず読んでほしいな。
そして、こんなの0点だと思ったら1年おいてまた読んで欲しい。
そういう漫画だから。

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[投稿:2007-02-02 03:33:14] [修正:2007-02-02 03:33:14] [このレビューのURL]

得点のみ

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[投稿:2007-01-27 16:45:06] [修正:2007-01-27 16:45:06] [このレビューのURL]

10点 ぼくんち

やたら評判がいいから読んでみた。
1話がたった2ページの漫画。
文句なしに10点。ただのボキャブラリー漫画ではない。

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[投稿:2007-01-10 00:42:17] [修正:2007-01-10 00:42:17] [このレビューのURL]

なにを書いても足りないぐらい愛してます!
ちょっとずるいけど、これがその理由です!

どうぞ


「“正義”の輝きの中にあるという『黄金の精神』を…わしは仗助の中に見たよ…」


「麻薬をやりたいヤツがやるのは勝手だ。個人の自由ってものがあるし、死にたいヤツが自分の死に方を決めるのだって自由
だ。だがしかし!この街には子供に麻薬を売るヤツがいてそんなヤツは許さない…と『あんたはそう思っている』」


「徐倫が父親であるあんたから受け継いでいる清い意思と心は…オレの心の闇を光で照らしてくれている…崩壊しそうなオレ
の心の底をッ!」


「おまえは…自分が『悪』だと気付いていない…もっともドス黒い『悪』だ…!」


「決してセンチになったからではない。このワムウにとって強者だけが真理!勝者だけが正義であり友情…その自分自身の
掟に従っただけのことだ…JOJO」


「人間は何かを破壊して生きていると言ってもいい生物だ。その中でお前の能力はこの世のどんなことよりも優しい。だが…生命が終わったものはもう戻らない。どんなスタンドだろうと戻せない」


「…オ…オラはッ…“パパ”と“ママ”を…守るど!あんな薄ら汚らわしいヤツがッ…“パパとママ”が住むこの町にいてはならないどッ!!」。


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[投稿:2007-01-03 04:46:04] [修正:2007-01-03 04:46:04] [このレビューのURL]

暗い青春を生き抜くためには、悲しみを怒りに、そして怒りを笑いにかえていくしかないのである。
否モテ、否美形、毛なし、ホーケー
神に愛されなかったヒネクレ少年のどんなに強きことか。
こうはなりたくはないが、その笑いのエネルギーは心から羨ましい。と言えば怒られそうだ。

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[投稿:2007-02-05 23:54:22] [修正:2007-02-05 23:54:22] [このレビューのURL]

自分が知る限りでは、笑いを表現する漫画のひとつの極地だと思う。
そして残念ながら、わたしにはこの漫画のおもしろさを言い表せる言葉が見つけられない。
「爆笑=いちばん面白い」という価値観が根本から揺らいでしまった。
これきっと笑いどころがわからない人もいると思う。
だけど、そこらのウケ狙いなギャグ漫画とは表現の領域が違うことは明らかだ。
いがらしみきお天才。

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[投稿:2007-01-27 16:46:05] [修正:2007-01-27 16:46:05] [このレビューのURL]

わたしの父はどうかしてますね。
初めて買ってもらった漫画がこれでした。
人間が悪魔になるシーンがトラウマになってしまって、自分がそうならないように必死な幼稚園児でしたから。
まあどうでもいい話です。

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[投稿:2007-01-18 02:02:59] [修正:2007-01-18 02:02:59] [このレビューのURL]

この漫画にはいろんなもんが描かれている。
価値観や戦争や人の心といったものまで、その語り口は広い。
一見すると統一性がなく見えるかもしれないが、ちょっと待ってもらいたい。
あえてそれらを一言で言い表すとしたら、それはまさにタイトル通り『プラネテス=惑う者』ではなかろうか。
つまりこの漫画は暗黒の宇宙空間で生きる人間たちの姿を描いた作品だ。
主人公ハチマキをはじめ、登場人物はそれぞれ悩み、不確かな自分自身を繋ぎ止められるもの探している。
狭い価値観が崩壊したハチマキのそれからには震えるものがありました。
なにを信じたらいいかわからないとき、答えはとてもシンプルなのかもしれませんね。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2007-01-04 05:08:38] [修正:2007-01-04 05:08:38] [このレビューのURL]

常々疑問に思っていることがあります。
「ラブコメ」というジャンルがなぜか卑下される傾向にあるのはどうしてなんでしょう?

「恋愛もの=内向き」と「コメディ=外向き」のおもしろさを一緒くたに楽しめるエンターテイメントが「ラブコメ」だとわたしは考えているんですけど、シリアスなところにライトな笑いの要素が入るとレベルが低く映っちゃったりするんでしょうか。

たしかに最近はそう言われてもしかたないようなラブコメ漫画もよく目にするし、わたし自身パンチラやお色気シーンは好きですけど、正直もういいんちゃう?という感じです。

わたしが言いたいのは「ラブコメってそういうことじゃないんじゃない?」ってこと。
人間同士の恋と愛をきちんと描いた物語と、口元がゆるんじゃうギャグの緊張と緩和。それが高水準で表現された傑作が世の中にはちゃんとあるんだよってこと。それだけ。

ラブコメ漫画『めぞん一刻』。
笑いあり涙ありの名作です。

ナイスレビュー: 3

[投稿:2007-01-03 04:33:41] [修正:2007-01-03 04:33:41] [このレビューのURL]

戦後の日本を舞台に闘う女性を描いた傑作。

もうまず昭和の時代の空気が見事に表現されてるのに驚いた。
別に行ったことないからわかんないけど、これは間違いなく戦後だなって思ったからOK。

普通なら世界観にキャラクターが負けてしまいそうだけど、この主人公はむしろ圧倒してる。
加納トメの言動ひとつひとつが太陽のような説得力。
だから外国人の大男との試合で、普通ならありえない展開にも説得力があり、納得できる。
肉体的なハンデを安易に超えさせない作者はナイス。逆にカッコイイ。

後半につれて爽快なシーンが減らされ、人生の決断を迫るシリアスな展開に。しかしここで読むのを止めてはいけない。
そこは本作が「野球漫画」から「ヒューマンドラマ」に深化する大事なところだからだ。
ここを蔑ろにしてしまっては最終回のすがすがしさが台無しになってしまう。

もしカッコイイ漫画を探しているなら、わたしはこれを薦めます。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2007-02-02 04:23:16] [修正:2007-02-02 04:23:16] [このレビューのURL]

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