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10点 無敵看板娘
なんでこんな評価低いんだ〜
もっと高くてしかるべきだろぉぉ
この作品、本当登場キャラは少ないです
看板娘2人に近所の八百屋、鬼丸さんに昔苛められていた男、
死にたがり教師、へっぽこマジシャン&警官、やたら強い犬と飼主、
後真の最強キャラ女将さん・・・
しかし、登場人物それぞれの人間関係は密で、組み合わせを変えるだけで無限の可能性を感じさせる漫画、あまりないと思います!
下ネタに頼らず、萌え絵も少ないのが特徴 でもめぐみには萌え要素あるかな〜?
ナイスレビュー: 4 票
[投稿:2008-04-26 16:43:36] [修正:2008-05-18 14:21:35] [このレビューのURL]
5点 エイケン
まずこの漫画、擬音が個性的過ぎ。ちょっと手元の1冊開いて見てみたら
「ユッサユッサ」「ムネムネ」「クイコミン」「ナマーン」
すげーアホw
さてストーリーに関して、よくこの漫画は萌え漫画の最極北だの最凶の萌えだの形容される。
例えば萌え漫画の代表格にラブひながある。キャラは皆シンプルで誰もがとっつき易い
クセの無い顔つきをしてるしいわゆる「属性」もキャラ毎にしっかり振り分けられている。
読者を萌えさせよう。100人中100人萌えさせようそんな作り手の意識が垣間見える。
一方のエイケン…つーかそもそもコンセプトはラブひなのパクリなので対比するのもどうかと思うが
クセがありすぎるキャラ造型。小学生でバスト111cmとかまさに狂気の沙汰。
しかも多くが巨乳。キャラ属性かぶりすぎ。作者は読者を萌えさせようとしてるのではない。
自分が優先的に萌えたかったんだと思う。
しかしそういう描き方でも読者の10000人に1人ぐらいハマッてしまう人が出てくる。
そしてそこでハマッてしまうともう抜け出せない。恐らく作者との感性が完全に合致したのだろう。
まさに個性派漫画家を多く出すチャンピオンでしか出来ない事だ。
そんなこの作品の毒にやられた人たちをネットではエイケニストと呼ぶ。
きっとエイケニスト第1号は連載にGOサインを出した担当編集。
そして全国のエイケニスト達の力で最終的に18巻まで連載してしまった。
まさに異様が産んだ異様の業。
なんやかんや言いましたが、たいていの人はストーリーが糞つまんねーわ設定が気持ち悪いわ
少年誌限界の極度のエロ描写も犯罪スレスレだわで気分を害すると思われるので極力読まない事をお勧めします。
ナイスレビュー: 4 票
[投稿:2008-01-24 01:28:47] [修正:2008-04-30 22:05:04] [このレビューのURL]
10点 トライガンマキシマム
10点以外は考えられません。
自分の中で、これを超えるマンガには未だ出会ってません。
キャラ、絵、ストーリー。このマンガの全てが最高です。
不殺の信念を持ったキャラクターと言うのは最近よく目にする気がしますが、大抵のそれは中盤あたりで頓挫します。
この作品では、本当に作品の最後の最後まで不殺を成し遂げていきます。
最終話の一番最後。終わり方がこのマンガらしくて大好きです。
凄い良い終わり方だと自分では思っています。
ナイスレビュー: 4 票
[投稿:2008-04-29 15:13:49] [修正:2008-04-29 15:13:49] [このレビューのURL]
5点 ONE PIECE
最初は面白いと感じていましたが、今は過大評価な作品だと思います。
新しい島→出会い→長すぎる悲しい回想シーン→戦って勝つ→お涙頂戴なハッピーエンド→新しい島…
の繰り返しで、合間に面白くないギャグ…
主人公たちは何の努力もせずに強くなっていきます。
今の状況を冷静に見るとこのくらいの点数が妥当だと思います。
ナイスレビュー: 4 票
[投稿:2008-04-17 01:20:24] [修正:2008-04-17 01:20:24] [このレビューのURL]
7点 魔法陣グルグル
アニメはどうか分からないが、コミックは全巻読もうとすると人を選ぶかもしれない。俺はもちろん大好きだが、ギャグがしつこいとか絵柄が変わりすぎているあたりで批判の声をよく耳にする。
俺がこの漫画をリアルタイムに読んでいたとき中学生くらいだったと思うのだが、なんとなく毎日が面倒くさく勇者とククリのように気ままに冒険することに漠然とした憧れがあった。ゲームも好きだったし、剣と魔法の世界というのも興味があった。
これを言うのは恥ずかしいのだが、俺は小さい頃から女の子にあまりもてた記憶がないので、無条件に尊敬と愛情を受けているニケという存在にも、現実では味わえない幸せのようなものを感じていたのかも知れない。と書くと痛いかもしれないが。
確かに最後のほう、少しばかり締りがなくなってきているという意見には頷けるが、それを考慮しても魅力的なキャラクターたちのおかげで最後まで飽きずに読むことができた。
ナイスレビュー: 4 票
[投稿:2008-04-12 22:21:48] [修正:2008-04-12 22:21:48] [このレビューのURL]
10点 パタリロ!
私が影響を受けた漫画のひとつ。
とにかく凄いのは、もう三十年近くも前から続いている漫画でありながら、初期の頃からセンスがほとんど変わっていない事。今、一巻辺りを読んでも、物語やギャグに古さを感じない。当時の漫才やドリフのコントなどが現代では通用しなくなっているのと比較すると、「パタリロ!」の持つギャグセンスがいかに普遍的かつ不変的であるかが分かる。
最近でこそ当初のようなストーリー性や耽美性は影を潜めたが、基本にあるギャグ漫画としての一貫性は保っている。魔夜氏のギャグセンスの高さを示す例のひとつに、パタリロが「誰にも分からないモノマネ」をして、「それが誰なのか分からなくても、そういう人がいるんだなあと想像する事で笑いになるんだ」というような解説をするシーンがあるが、これなどは最近の「細かすぎて伝わらないモノマネ」の笑いそのもの。他にも「ボケの放置」や「意図的なギャグの繰り返し」、「ノリツッコミ」、掛け合いの絶妙な間やテンポの良さなど、どれも当時から現代でも通用するレベルに達している。
つまりそれだけ最初から漫画としてのギャグやオリジナリティが高いレベルで完成されている事の証左であり、だからこそこれだけ続いているのだろう。
それでいて作中に登場するメインキャラに至っては、パタリロ、バンコラン、マライヒ、タマネギ(部隊)の、事実上4キャラのみ。そこにゲストやサブキャラが入る程度なのに、これだけ長期に亘って飽きさせずに話を作れるというのが凄い。もはや「永遠のマンネリズム」を追求しても良い立場にある。
とにかく漫画として、笑いあり、涙あり、耽美あり、ミステリーあり、オカルトあり、SFあり、冒険ありと、良い意味で何でもありの稀代の傑作。
ナイスレビュー: 4 票
[投稿:2008-03-12 23:13:49] [修正:2008-03-12 23:13:49] [このレビューのURL]
2点 テニスの王子様
まさに我が道を行く。
どんな酷評されようと、もうすでに引き返せないところまで来てしまったようで。そもそも何故人気が出たのだろう、この漫画。確かに始めの方はちょっと派手目なテニス漫画として読めはしたのだが。いつぐらいから暴走しだしたのだろう。
やっぱ手塚部長あたりだろうか。確かに実力差があると、ラケット使う競技では手塚ゾーン的なことはできる。球の回転と方向、強さを調節してある場所付近にしか返させないようにと。それを誇張したと考えればまだ許せる。だが、零式で誇張というレベルを超えてしまった。ス○パー○イヤ人化した今となっては、すごみも全く感じない技になってしまっているが。
ところで俺が最も戦慄を覚えた台詞「やっぱ、一人では無理か」(だっけ?)
( ゚д゚)ポカーン・・・
巷ではギャグ漫画に分類されるこの漫画。ただし買うのは失笑という超新時代的なこの漫画。作者はどのような心境で続けているのだろう。誰か周りに止められる人はいなかったのだろうか。
ありがと てにぷり
( ´_ゝ`)
ナイスレビュー: 4 票
[投稿:2007-07-05 04:09:12] [修正:2008-03-04 08:07:00] [このレビューのURL]
10点 ディスコミュニケーション
客観的に評価するのが難しいぐらい好きな作品だ。
非常に長いレビューで恐縮だがこの作品にはそうせざるを得ない魅力がある。
私が唯一認めるラブコメであり今までに読んだ漫画ベスト10に間違いなく入る作品。
ストーリーは大まかに分けて下記のようになっている。
1〜2巻:準備稿篇
不思議な少年・松笛と、彼を好きになってしまった普通の少女・戸川が、
「どうして私は松笛君を好きになったんだろう」という問いの答えを模索する。
インド・神道・土着宗教的なモチーフに加えて、
「涙を飲む」などといった独特のシチュエーションが注目を集めた。
恐らく全篇中で最もまともなエピソードだろう。絵柄の方も一昔前の
少女漫画のような絵でこなれているとは言い難い。
しかし、この絵柄が話の幻想的な雰囲気に合っており
一種のリリシズムともいうべきものが生まれている。
3巻〜8巻:冥界篇
松笛の「仲間」だという謎の男女二人組の手によって、 戸川と松笛は、
ユング的に言えば深層意識と同義であるという「冥界」へと落ちてゆく。
同時並行的に、可能世界に存在する大学生の戸川・松笛も登場し、
重厚な物語が展開された。鳥と蛇など象徴的なモチーフも多用されている。
一度目の絵柄の変化。それとともにギャグが一切なくなりとても哲学的な内容になっている。
8〜10巻:学園篇(前期)
松笛と戸川が学校で会う個性的な人々の悩みを解決していく。
二度目の絵柄の変化。重厚だった冥界篇の反動からか
別の作品かと思うぐらいギャグ色が強い。
とにかくお気楽・ギャグ・キワモノネタに走っているw
この手のマンガでは多分最高峰の出来だろう。
偏執的な書き込みはこの頃から顕著になる。
11巻:学園篇(後期)
男と女。子供と大人。ここに登場する少年たち・少女たちは
皆、その境界に悩み苦しんでいる。松笛と戸川の手によって
不思議な体験に誘われ、彼らはそれぞれの答えを見つけ出す。
ちょっとオカルティックで、ちょっと切ないエピソード群。
またしても絵柄は変遷し、書き込みの量ももはやマンガ業界一に。
前期と比べ話の内容が深みを増し、より考えさせられる。
収録されている「天使が朝来る」「夢の扉」「光るゴミ」はどれも独創的な名作で、
個人的にはこの巻が一番お薦め。
特に「天使が朝来る」はその完成度、独創性から見てマンガ史上に残る珠玉の名編。
12巻〜13巻+単行本未収録作:内宇宙篇
二人が過ごす日常。だけど時折、普段は見えないモノが顔を覗かせる。
松笛が戸川に垣間見せる、そんな非日常の片鱗。
世界や心理の根元的なモノを、鮮やかに描き出している。
話の深さと鬼のような書き込みの量、変態性といいディスコミの頂点かも。
奥が深い話ばかりで実に面白いがこのエピソードの特徴はとにかくエロいこと。
直接的なエロさはないがこれはもう、本当に凄いエロさ。特に12巻は半端ない。
そこらへんの美少女漫画が裸足で逃げ出しそうだ。
同作者の「夢使い」と共に隠喩だけでエロ漫画は描けるという見本にすべき。
「どうして人は他人を好きになるのか」がこの漫画の大命題であり
作者は非常に真摯にそれを描こうとしている。
その途轍もない書き込み量といい、独創性といいこれほど個性的な漫画は見たことがない。
確かに変な漫画ではある。しかし、「変だから」という理由で切り捨てるには
余りにも勿体無い名作なのでぜひとも読んでほしい。
たとえ好きではなくとも「凄い」漫画だと感じられることは保証する。
ある意味漫画の極北に到達したと言っても過言ではない。
ある程度漫画を読んできた人にこそお薦めする。はっきり言って評価不能だが
点数をつけるならば10点以外に有り得ない。
客観的に見ればとても10点はつけられないが、作者が13巻のあとがきに書いたような
「押入れのマッドサイエンティスト」である私にとってこの作品は
ただの漫画を越えた、精神安定剤、心の支えである。それ故に満点とする。
ナイスレビュー: 4 票
[投稿:2007-07-13 23:51:44] [修正:2007-12-17 16:08:45] [このレビューのURL]
0点 鉄のラインバレル
意図せぬ結果として手に入れただけに過ぎない強大な実行力を背景に、個人的な正義を強弁する主人公と、それを盲目的に全肯定する周囲。
「亀田興毅」を髣髴とさせるマンガ。
ナイスレビュー: 4 票
[投稿:2007-08-15 17:28:39] [修正:2007-08-15 17:28:39] [このレビューのURL]
9点 ドラえもん
Fの短編集と併せて読むと、凄さが分かります。
SFに関する考え方が全くぶれていません。
特に、力(超能力・権力・武力・財力…)を持つ人間がどのように調子に乗り、報いを受けていくか。この考え方はFの中で確立されていた、と思います。のび太は毎回このテーマに挑んでいたのでしょうねぇ。
また、ドラえもんのすごい所は構成力だと思います。
学校から帰ってきたのび太が、昼寝していたら、ママに買い物を頼まれて、ふてくされながら、歩いて買い物に出かける。
それらが2コマで描かれていることがあります(笑)
特に、連載後期には全く無駄の無い構成になっており、流れるような場面転換で、読んでいると実にテンポの良さを感じます。
そのテンポの良さ、読みやすさゆえに、どれだけ回を重ねても「反省しないのび太」がより目立ってしまい、苦手に感じるのかもしれませんね(笑)
しかし、これだけ無駄が無い作りなのに、むきになって劇中の役者や漫画に小ネタをねじ込んでくるのは、Fの意地なんでしょうか…(笑)
ナイスレビュー: 4 票
[投稿:2007-07-11 08:19:12] [修正:2007-07-11 08:19:12] [このレビューのURL]