「アルゲマイネ原野」さんのページ

まずこの漫画、擬音が個性的過ぎ。ちょっと手元の1冊開いて見てみたら
「ユッサユッサ」「ムネムネ」「クイコミン」「ナマーン」
すげーアホw
さてストーリーに関して、よくこの漫画は萌え漫画の最極北だの最凶の萌えだの形容される。
例えば萌え漫画の代表格にラブひながある。キャラは皆シンプルで誰もがとっつき易い
クセの無い顔つきをしてるしいわゆる「属性」もキャラ毎にしっかり振り分けられている。
読者を萌えさせよう。100人中100人萌えさせようそんな作り手の意識が垣間見える。
一方のエイケン…つーかそもそもコンセプトはラブひなのパクリなので対比するのもどうかと思うが
クセがありすぎるキャラ造型。小学生でバスト111cmとかまさに狂気の沙汰。
しかも多くが巨乳。キャラ属性かぶりすぎ。作者は読者を萌えさせようとしてるのではない。
自分が優先的に萌えたかったんだと思う。
しかしそういう描き方でも読者の10000人に1人ぐらいハマッてしまう人が出てくる。
そしてそこでハマッてしまうともう抜け出せない。恐らく作者との感性が完全に合致したのだろう。
まさに個性派漫画家を多く出すチャンピオンでしか出来ない事だ。
そんなこの作品の毒にやられた人たちをネットではエイケニストと呼ぶ。
きっとエイケニスト第1号は連載にGOサインを出した担当編集。
そして全国のエイケニスト達の力で最終的に18巻まで連載してしまった。
まさに異様が産んだ異様の業。

なんやかんや言いましたが、たいていの人はストーリーが糞つまんねーわ設定が気持ち悪いわ
少年誌限界の極度のエロ描写も犯罪スレスレだわで気分を害すると思われるので極力読まない事をお勧めします。

ナイスレビュー: 4

[投稿:2008-01-24 01:28:47] [修正:2008-04-30 22:05:04]