「アルゲマイネ原野」さんのページ
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前のレビューは後々整理する予定。
2015年のチャンピオンもいろいろありましたがなんと言っても新人勢が粒ぞろいに良かった。ここ近年で抜きん出て豊作の年だと思います。
「少年ラケット」
「Gメン」
「ニコべん!」
「AIの遺電子」
「吸血鬼すぐ死ぬ」
そして「スメラギドレッサーズ」。
どれもレベルが高くおすすめです。全部長期連載して欲しいなあ。
チャンピオン以外でよかった作品
「ストラヴァガンツァ 異彩の姫」
「湯神くんには友達がいない」
「ランド」
「アナーキー・イン・ザ・JK」など

7点 実は私は
同じクラスの女の子が実は○○○で…
…って単行本表紙で思いっきりネタバレしてた。
前作「さくらDISCORD」は今時珍しい真っ直ぐな青春モノで
熱いんだけど痛さクサさも強く、なかなか読む人を選ぶタイプの作品でしたが、
本作は適度に力が抜けたコメディ色の強いラブコメに仕上がっており
テンポも軽快で、万人に広く受け入れやすく描かれてあります。
それでいてキャラの活き活きとした表情や
読み手をニヤニヤさせるくすぐったい心理描写の巧みさ等
増田先生の持ち味もうまく引き出せてて今のところいい感じ。
少々絵柄とノリに独特のクセがあるので初めての人は
公式HPの1話試し読みするのがおすすめ。
ヒロインの白神さんがアホの娘かわいいです。
委員長の藍澤さんもアホかわいいし紫々戸さんも校長先生もアホだし。
あれ?この漫画のヒロインアホしかいないな…
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2013-06-14 00:20:35] [修正:2013-06-14 00:23:42] [このレビューのURL]
底辺中学生男子達がくりひろげる青春暴走ギャグ漫画
チャンピオン作品ではめずらしく、パロディネタが豊富。
とは言いつつバキと某ゴキブリ以外は誌面の微妙なネタばっかりチョイスしてて
毎週雑誌買ってる身としては非常に笑わせてもらえるんですが
この作品だけ読むと、ネタが確実に伝わらないという。実にもどかしい。
しかし全体的にみると、パロネタに頼らず
思春期男子のあるあるネタとお下劣ぷりがバランス良く描かれてあります。
例えるなら稲中卓球部をだいぶマイルドにして、もて王サーガをミックスさせた感じ。
女の子キャラも妙にかわいかったりで
連載開始以降、高い人気をキープしているようです。
エロ漫画の雑誌投稿で有名な三峰徹氏(ほぼ)公認という
すごいんだかすごくないんだか何だかよくわからないポジションもゲットしたし
新人らしくこのままの勢いで描き続けて欲しい。
…でもやっぱ売れないんだろうなぁ…惜しいなぁ…
っていうか売る気あるの?(コミック表紙を見つつ)
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2013-03-12 07:33:31] [修正:2013-03-12 21:39:35] [このレビューのURL]
7点 ウィッチクラフトワークス
ごく普通の男子高校生、多華宮仄君が
クラスメートで学園のアイドルで、実は超強力な魔女の火々里さんに守られながら
魔法対決に巻き込まれていくラブコメ&ファンタジーバトル
火々里さんはタイプ的にあずまんがの榊さんぽい
絵に関しては言うことなしの素晴らしさ。丁寧な書き込みもすごいですが、
端役の塔の魔女達まで非常に凝ったキャラデザで使い捨て?な役割が惜しいくらいです
あえて姫と騎士の立場を逆転させる事で朴訥な火々里さんの魅力を引き出す形式をとられていますが
キモはやっぱり“ヒロイン男子”が読者に受けいれられるかどうかでしょうか
ただ、そこら辺は結構気を使われてるみたいで言動だけでもそこそこ男らしい面を見せたりもしています
(というか唯一の常識人的な扱いか?)
3巻以降は多華宮君の白いアレも登場するようでまた大きく話が動きそう
個人的にはサイドストーリーや二人のイチャイチャももうちょっと見ていたいですね
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2012-01-06 23:31:59] [修正:2012-01-06 23:31:59] [このレビューのURL]
7点 もっけ(勿怪)
あの世の異形のモノが見える体質の姉静流とそれらに憑依される体質の妹瑞生。
両親の元を離れ祖父と田舎暮らしをする二人の異形のモノとの接触と、
それを通じた成長を描いたストーリー。
漫画における幽霊・妖怪が出てくる作品は、霊能力=一種の超能力ととらえ
経文やお札で悪霊を撃退!みたいな派手なアクションバトルになりがちですが
この作品では、妖怪や霊は言うなれば変に首を突っ込んではならない
畏れの対象とされています。
また、憑依する原因が霊そのものというより、憑依される人の精神に依存するという形で、
それに絡めて主人公姉妹が段々と自立していく様を合わせて描いているところが良いですね。
あと、登場する妖怪や霊のキャラクターも
変におどろおどろしさを主張しない、さもそこにいたかのような演出で
実は自分たちの生活の片隅にも潜んでいると思わせるようなリアル感が出ています。
欠点というか上記のように真面目に妖怪や幽霊また霊能体質を取り扱っているせいか、
全体的に雰囲気が暗く、特に二人の学校での人間関係なんかを描いた回は
級友達がやたら陰湿で、読んでてあまり爽快になるという事は無かった印象がありました。
ただ各回のストーリーもしっかりしており、全体的にみるとかなり良作だと思います。
「蟲師」なんか好きな人におすすめです。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2011-11-29 23:46:11] [修正:2011-11-29 23:46:29] [このレビューのURL]
7点 探偵綺譚 石黒正数短編集
石黒正数先生の短編集。
いろんなジャンルを描きながら
笑いあり、青春あり、ちょっといい話みたいなのもありいろいろお得。
というか作品毎に微妙に掲載雑誌のカラーに合わせてあるんですね。
単に器用という言葉では片付けられない石黒先生の力だと思います。
雰囲気的にはそれ町に一番似てる作品群です。ファンで未読の方はぜひおすすめ。
表題にもなっている「探偵綺譚」は歩鳥と紺先輩のプロトタイプが出てきます。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2011-10-31 22:29:50] [修正:2011-10-31 22:30:56] [このレビューのURL]
7点 トラウマイスタ
幼い頃の苦い経験から「鬼」にトラウマを持つ主人公此何ソウマと
そのトラウマを「アートマン」として具現化させる能力をめぐるアクションストーリー。
絵は全体的にポップでキュートですが
魚眼レンズのような大胆なアングルで描かれるコマが大きな特徴です。
また、作品のネタである名画をもとにタッチを変化させる所なんかもなかなか意欲的。
キャラクターデザインや台詞まわしなどにジョジョ他、過去の名作に
影響受けている感じもありますが作者なりにきちんと自己消化されていると思います。
ちょっとラブコメも混じった能力バトルの体ではじまった本作品ですが
後半某キャラが登場した辺りから雰囲気は徐々に変わりだします。
おそらくこれが原因で不人気、打ち切りに向かってしまいますが
それに反比例するかのように物語はあるときを境に一気に加速していきます。
打ち切りが決まってから妙に光りだすという作品は時々ありますが
この作品はもはや爆発に近いレベル。
正直最終巻に至っては描くべきものが多すぎて整理できてない印象もありましたが
ほとばしる創作エネルギーをビンビンに感じました。
それにしても当時の連載作品の中でこれが最初に見切られたのは非常に残念だったなあ
中山先生のこれからの漫画家活動にも期待を込めて7点評価にしときます。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2011-06-30 23:21:15] [修正:2011-06-30 23:25:01] [このレビューのURL]
7点 セルフ
オナニー漫画。
といっても作者の自己満足作品という意味ではなく
文字通り自慰行為をテーマにしたコメディ。
今まで女性に不自由した事が無かったため、大人になるまで
オナニーを経験した事が無かった主人公がその魅力にとりつかれ(笑)
オナニー研究に没頭していくというストーリー。
絵柄が変わった影響もあるんですが、同作者の代表作である
「つゆダク」とは対照的で、エロメインなのに読んでいても非常にさっぱりとした印象を
受けます。
真面目にオナニー研究という構想はいいんですが、全体を通して読むと
オナニーのハウツーや、様々な性技の開発を説く・・・でもなく
オナニーにハマった主人公を取り巻く女性達との恋愛模様・・・でもなく
メインに何を据えるのか不明確であるため読後感は少々モヤっとした感じを受けなくも無いです。
ネタや登場キャラが良かっただけに+α盛り込まれなかったのが惜しい所。
前半の盛り上がりの割りに意外にスッパリと終わってしまったのは
そこら辺、中途半端にグダグダ描いてしまうよりは早々に見切りをつけた、という判断かも
ただ、単純におバカコメディとして読んでもかなり面白いと思います。
特に主人公の彼女有加がいいキャラで、勘違い言動に毎回爆笑させられました。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2011-03-08 22:29:17] [修正:2011-03-09 23:24:31] [このレビューのURL]
7点 ケルベロス
主人公・十三塚景が相棒雪房と共に、崩とよばれる悪霊達と戦うホラーアクション。
まずは何より女の子がいたぶられるシーン(いわゆるリョナ描写)がこの作品の一番の特色でしょう。
(これを一番の特色にしていいのかという話は別にして)
近頃、特に少年誌では敬遠されつつある女性への暴力シーンを
汁気たっぷりノリノリに描いちゃう点はある意味立派。
…と、そんな奇抜さについつい目が行きがちですが作品のキャラクター作りは上手いです。
主人公の景の誰かを守りたいというひたむきさや、熱血さ、共に戦う雪房との絆など
少年漫画の王道がしっかり辿れており前述のリョナ描写に不快感を引きずる事無く読ませてくれます。
強い意志と行動力を持ったメガトンヒロインも魅力的。
作画が荒く、コマによって描き方に差があったり
バトルシーンが少々見づらかったりするのが難点なんですが
上記のように思えてくると不安定な作画線すら独特の個性として、感じてくるのが不思議…w
作者はデビュー作、「ジョギリ屋?」でもその片鱗を見せていただけに
個性派ひしめくチャンピオン内でも特に今後が楽しみな逸材。
期待値プラスして7点献上。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-08-12 00:57:03] [修正:2010-08-12 00:57:03] [このレビューのURL]
7点 マギ
魔法を操る不思議な少年アラジンの世界冒険譚。
前作「すももも?」でヤングガンガンの看板はっていた作者が
少年漫画に挑戦するためにサンデーに移籍した意欲作。
持ち味である卓越した画力が魅力的。
前作同様女性キャラがかわいいですし、
キャラの喜怒哀楽が上手く表現されています。
作品が、冒険を通じた心のふれあいと成長をメインにしているので
この表情の豊かさが非常に効果的に働いています。
イケメン男性陣も数多く登場する点やギャグの傾向から女性にも受け入れやすい作風。
ちょっと油断すると重い展開になりがちなので
連載開始時のように明るく楽しい雰囲気で続けて欲しいものです。
現在のサンデー連載の中でも特に一押しの作品。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-05-25 23:38:46] [修正:2010-05-30 02:08:59] [このレビューのURL]
7点 フランケン・ふらん
マッドドクター斑木ふらんが巻き起こす人体改造系スプラッタホラー。
絵柄がかわいく、基本的にノリがコメディ調であるため
ゾクッとするような怖さはあまり無いのですが
コマいっぱいに描かれる手術シーンと臓器の山、精神的にかなりキツいネタや
(個人的には体外妊娠・出産の話がやばかった)
医療技術の発展のためにとメスを振るうふらんの決定的な感覚のズレなど
いろんな要素が生み出す後味の悪さが秀逸。
コミックスの表紙も一見すればエロ漫画だし(笑)
この詐欺っぷりメチャクチャ悪趣味。
この種の一話完結ものだと勧善懲悪や一般的な良識感が
盛り込まれてもよさそうだし(ある意味医療系漫画でもありますから)
この作品自体名作に進化しうる可能性も充分に秘めていると思うんですが
そんな期待を鮮やかに裏切る辺り、ある意味ホラーの領分に徹しているともいえます
(そんなこんなでこのままずっとB級カルト的な扱いなのでしょうが)
唯一ストーリーの落とし方に力を注ぐあまり詰めが甘く、
読んでると置いてけぼりを食らうような箇所がちらほらあるのが惜しい。
到底人にオススメできる作品ではないけれど他作品には無い刺激は確実にあります。
あとヴェロニカはこの作品の良心であり萌え要素。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-04-19 00:08:02] [修正:2010-04-19 00:08:02] [このレビューのURL]
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