「アルゲマイネ原野」さんのページ

総レビュー数: 131レビュー(全て表示) 最終投稿: 2008年01月18日

個人的に作画のぎん太氏のファンなので買い。
他の萌え漫画家(イラストレーター)と一線を画した少女漫画チックなやわらかな人物画が魅力。
むしろサービスシーンが余計に思えた。
あとがきでも描いてあるが確かに無駄に見開き多かったりなんと言うかコマ割が大味w
欲を言うなら氏のもうひとつの持ち味である綺麗な水彩風カラー絵がもうちょっと見たかったな。
そこまで言うなら画集買えって話ですけど

ストーリーに関しては今の萌えのトレンド(?)でもある「アイドル」「女装ショタ」で
話を組み立てているが、ありきたりな展開なので取り立ててあげる事でもない。
ただ終盤のオチはかえって残念だったなあ
甘めに採点して4点。今後の両作者に期待ということで…

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[投稿:2008-10-23 00:36:29] [修正:2008-10-23 00:36:29] [このレビューのURL]

んー…なんというかざっと印象に残ったのが

「勘違いしないでよね!」とか振り込んだら全裸で「いやー」ビクッビクッ「らめー」ビクッビクッとか
ヒロインたちが言うんですけどね
そういうのどのキャラもものすごい無表情で言うの。作者やる気無しか?

肝心の麻雀もどちらかというと付属的なスタンスで、
そういうスタンスにお決まりの極端麻雀なのでいまいち楽しめない。
久々に買ったの失敗したなーと思わせた作品でした

「咲」でも思ったが麻雀に萌え系ヒロインでストーリーやるのは個人的に合わないっす…

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-10-15 00:16:51] [修正:2008-10-15 00:16:51] [このレビューのURL]

ポップなタッチで独特の世界観を描く渡辺航の魔女っ娘ラブコメ
るるも、柴木のキャラクター像は一般的な類ではあるし(柴木がブリーチの主人公とかぶるw)
ストーリー自体奇抜さは無いものの、一話一話構成がしっかりしており盛り上がりもちゃんと作ってあるので
安心して読める作品に仕上がっている。
月1だしチャンピオンで週刊も始まったことなのでこちらに力注いでる余裕が無いかもしれないが
できるならもっとこの世界観を楽しみたい。
欲を言えば、るるもだけじゃなく柴木に絡むサブヒロインをもっと出してほしい。委員長とか

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-10-14 23:48:52] [修正:2008-10-14 23:48:52] [このレビューのURL]

もうしょっぱなから強烈にエログロ!
しかもロリ、ショタ、両性具有など性的な嗜好も偏っているので
二次アダルト方面に免疫が無いとかなりキツい。
他人に勧めにくいというか、これを読んでると知られたら確実に犯罪者予備軍リスト筆頭に
上げられると思うので人の目に付かないところに保存しておきましょうw

ただ当のシーンそれぞれは尺や程度など読み手に極度の不快感を持たせない程度に抑えられており
魅せる…というかエンターテイメント的なエログロに仕上がっている
そこら辺作者はアダルト漫画出身だけによくわかってるなあとは思う
(これの180度正反対のベクトルに向いてるのが氏賀Y太なんでしょうね)
まあこういう漫画もあっていいんじゃないかなと思います。

惜しむらくはそっち方面ばっかに目が行って肝心のストーリーが頭に残らない点かw
何かいつの間にか終わってたという感じ。あと世界観はもう少し現実味持たせた方がよかったかな?
一応舞台は日本なのに外人キャラばっかりとかちょっと違和感あった


ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-10-13 01:00:50] [修正:2008-10-13 01:00:50] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

中日時代の落合、北別府、亀山、伊藤智仁などなど…90年代前半に活躍した往年の
プロ野球選手が実名で出ており、またちょうど少年ジャンプ黄金期と重なっていることも
あり、当時野球少年だった20〜30代の世代には幅広く読まれていると思われる作品。

内容は「努力・友情・勝利」三拍子そろったスポーツ(少年)漫画の王道的展開。
野球理論やキャラの過去エピソード、セリフに至るまでなど小難しくなりそうな箇所は
極力単純明快に描かれており、上でも書いたがまさに家で漫画読むより外で野球やるのが好きな
野球少年のためにあるような作品作りをしている。
そういう面では現在のジャンプ読者でも小学校低学年ぐらいの層までが抵抗なく
歓迎されるだろうが反面、理屈を受け入れてしまうそれ以上の年齢層にはキツイかな。

ただ熱い場面はしっかりと描かれてあり、キャラ達がよだれ鼻水垂らしながらも奮闘し、
勝利を勝ち取る姿は現在の少年誌のスマートかつカッコよさ、センス第一なスポーツ漫画を
読み慣れている人に新たな見方を提示してくれるかもしれない。主人公がピッチャーやりだした
辺りから少々パワーダウンした印象を受けたが、きっちり1シーズンで連載終了しているので
そこまでグダグダせず量的にもすっきり読める。

矢島の引退試合が個人的なベストシーン。
ベタなんだけどここだけはいつみても泣ける。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-07-04 00:15:07] [修正:2008-10-13 00:31:54] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

大人気少女漫画家のサイン会に嬉々としていく主人公ヤマモト

当の漫画家がものすごい美人だった!

ヤマモト
「だましやがったなァ てめぇの実家を燃やしてやるー!!
 先生はこういう人(ブサイク)じゃなきゃダメなんだー!!」
「マンガは己の妄想の産物
 恋愛マンガを描くのはモテないから!!
 美しいものを描くのはブサイクだから!!
 そんな自分の欲望や妄想を
 毎日毎日一人部屋の中で黙々と考えているような
 そんな人でなければあなたはいけないんだ!!」

のっけからこれだもんなあ〜w
全編にわたって萌えとは何かを追求するオタク漫画。
話の内容は己の萌えるシチュエーションをただ全力で叫んでいるだけなのだが
それがものすごい馬鹿正直に読み手に語りかけるので
出てくるセリフの数々がどれも名言に聞こえてしまってヤバイ
そしてそんな名言を吐きながら己の内面をさらけ出すオタク達の姿は
どれもこれも汚い事この上ないw
しかしこれにより同人買いに数十万人集まるようなオタクパワーの
真髄をどのオタク漫画よりも克明にあらわしてくれているのである

最近では完全にその分野を確立しつつある「オタク漫画」ではあるが
「げんしけん」以降ヌルくまったりとしたオタクライフを描くスタイルが主流となっている
そんな中で特に異彩を放つ存在としてまだまだ読み継がれていく…のかもしれない
連載が00年〜と言うことで萌えのトレンドが若干古いところがあるが
各エピソードが現実に通じるようないやに生々しいところがあって
爆笑しながらも少々恥ずかしい気持ちになった。自分を省みろということかw

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-08-17 19:06:06] [修正:2008-10-10 23:07:52] [このレビューのURL]