「アルゲマイネ原野」さんのページ

総レビュー数: 131レビュー(全て表示) 最終投稿: 2008年01月18日

「天」「天牌」等に並ぶ麻雀漫画の傑作。

最大の特徴として
麻雀における、それぞれの牌の打ち方を通した試合の流れ、いわゆる「闘牌」が
この漫画はとにかく素晴らしい

前半は破天荒な爆岡の活躍をコミカルに描いていますが、後半はいくぶんシリアスに、
努力の鉄壁が天才爆岡に何度も負けながらも諦めずに挑む様を王道ながら丁寧に作っています。
また八崎や茶柱など脇キャラも個性に従った麻雀がどれも生き生きとしています。
最終決戦は一巻以上費やし、何処を切っても見せ場の連続で非常に濃密。

ただあまりに凝りまくった麻雀描写なので爆牌など麻雀慣れていないと打ち手がどう凄いのか
うまく伝わらずやや敷居が高いかも。
また残念なのはこの作品が見切り発車でスタートした(作者談)ため、作品中での爆牌のメカニズムが
完全に説明できなかったことでしょうか。
ただどのシーンも、麻雀漫画のキモと言えるオカルティな要素を多分に含みながら
十二分に説得力があるのであまり気にはならなかったですが。
麻雀好きにはぜひお勧めの作品。

ナイスレビュー: 3

[投稿:2009-06-19 00:21:03] [修正:2009-06-19 00:21:03] [このレビューのURL]

使い手がエロくなると濡れる能力を発揮するという、
いかにもチャンピオンらしい一風変わったアクションラブコメディ。

ベースは剣+能力アクションですがそんな空気を粉々に破壊する
主人公のエロリアクションと妙に気合の入った台詞が面白い。
というか連載開始して未だ主人公はおっぱいがどーのこーのしか語ってないような気がするが…w
初見だと絵柄に若干見劣りを感じるかもしれませんがこれが過度にエロ過ぎず、
しっかりギャグとして留まっています
異常状態でしか使えない妖刀という設定のおかげで敵キャラもなかなか発想が良く愛着あり。

なかなか面白いと思うので出来る限り続いて欲しいものです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-06-15 01:29:55] [修正:2009-06-15 01:29:55] [このレビューのURL]