「アルゲマイネ原野」さんのページ

総レビュー数: 131レビュー(全て表示) 最終投稿: 2008年01月18日

「初心者〜中級者のために麻雀を基礎から教えて強くする」
というのがコンセプトの、今まで多くの人が望みながら実際にはありそうでなかった麻雀漫画。
説明そのものに終始するいわゆるハウツー漫画とは違い、作者の「こうすれば強くなるんだ!」というメッセージが
強烈に伝わるため、たとえその麻雀論が多少強引であろうが読み手に素直になるほどなと納得させる
心地よい作品に仕上がっている。まさに長年麻雀漫画を牽引してきた作者の為せる業。
現在レクチャーするネタがなくなった為か麻雀女子プロ界を中心としたストーリーにシフトしているが
漫画そのものもしっかり読ませてくれるので今後も期待できる展開になっている。

麻雀できる人、特にルール覚えたてで負けてばっかりな初心者の人
にぜひお勧めの作品。実際強くなると思います。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-01-31 00:55:15] [修正:2008-01-31 00:55:15] [このレビューのURL]

7点 座敷女

ストーカーがまだ社会的に知られてなかった90年代前半に
こんな作品が作られてたとは
作者のその先見の明に脱帽
あと主人公につきまとう大女のキャラの完成度も異常

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-01-26 22:48:24] [修正:2008-01-26 22:48:24] [このレビューのURL]

説明にもあるように一度打ち切りを食らったが
ファンの再掲載の要望が非常に強かったので復活した逸話有。

独特のタッチとファンタジーっぽい雰囲気が個性的な作品。
可愛くも熱い主人公の設定がしっかりしてて安定した面白さがある。
少年誌でヒロインがショタコンってのも新しかったw

作者自身楽しんでキャラ作ってんだろーなと思われ、コミックには
キャラ同士の恋愛をはじめとしたサイドストーリーがかなり充実。
作者自身少女漫画が好きだと言ってるしカワイイ女の子より
魅力的なイケメンが多数登場するので、ビジュアル・作風ともに
女性にもすんなり受け入れられると思う。
反面そういう点が受け入れられないとなんか気色悪く感じるかも。

残念なのはキャメロット杯の中盤あたりから
いわゆるパワーインフレが加速していったことかなー
魅力あるキャラまで話から取り残されていくのがつらかった。
そのせいか結局二度目の打ち切りとなることに

なんかジャンプに最初から最後まで翻弄されてしまった作品。
でも良作なのでお勧めです。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-01-20 12:23:41] [修正:2008-01-20 12:23:41] [このレビューのURL]

表紙だけで読む人が選別されてしまいがちだが
中身はいわゆる王道萌え漫画とはちょっと違い
読者に媚びたシーンは少なくギャグ主体で話が進んでいく。
シュールネタが多いがそれよりコマを利用した間の取り方の
上手さに目をひかれた。
ついでに言うとその間を自分のテンポで読んで楽しんだため
間を強制させられるアニメのほうは全く楽しめなかった。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-01-18 22:27:55] [修正:2008-01-18 22:27:55] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

そういえば連載当初はちょっとした学校の怪談ブームだった。
この漫画でも序盤は学校の怪談系のホラーが主体だったが
中盤からは心霊・妖怪以外にもUMAや怪奇現象、都市伝説など
幅広く扱い、それに伴い作風もホラーチックからコメディタッチに
変わった。
今でも都市伝説系のサイトではこの漫画で紹介されたネタを
ちらほら見ることが出来るのでこの漫画の読者に与えた影響は
相当大きいと思われる。

作品は永井豪漫画に強く影響を受けていると思われる点が多く見られ
それが最も顕著に表れているのがこのなんというか
昔ながらのガツガツした(?)お色気かなあ。
これが連載されてた頃はもうこんな雰囲気を出す漫画なんてほとんど
無かったから余計目立ってたように思う。
終盤は作中の設定など丁寧に消化され、綺麗に完結するので読後感○

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-01-18 22:12:30] [修正:2008-01-18 22:12:30] [このレビューのURL]

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